「残酷を英語で完全にマスターしよう!」

皆さんは、英語で「残酷」をどのように表現するかご存知ですか?

この記事では、英語学習者の皆さんに、残酷を表す英語の単語や表現、そして具体的な例文について紹介します。

もし「残酷」に関する英語表現が分からず困っている方、または英語で残酷な状況や出来事について話したいと考えている方は、この記事をぜひご活用ください。

「残酷」を英語で表現する方法

「残酷」を英語で表現する方法

まずは、「残酷」を意味する英単語を3つ紹介していきます。

  1. “Cruel”
  2. “Brutal”
  3. “Savage”

それぞれの単語の意味や使い方・例文を確認していきましょう。

“Cruel”

“Cruel”は、「残光な」や「無慈悲な」を意味する英単語です。

品詞は「形容詞」に分類され、発音は「クルーエル[kruːəl]」となります。

この単語は、有名な曲の「残酷な天使のテーゼ(A Cruel Angel’s Thesis)」にも使われているので、一緒に覚えておきましょう。

酷なこと”Cruel act”

“Cruel”の使い方

Aさん
It’s cruel to treat animals poorly.

訳)動物を粗末に扱うのは残酷だ。

“Cruel”の使い方の使用例

  • “Cruel act”:酷なこと
  • “Cruel intentions”: 悪意のある意図
  • “Cruel joke”: 残酷な冗談
  • “Cruel fate”: 運命の残酷さ

“Cruel”は、”Cruel ○○”の形式で、「残酷な○○」や「○○の残酷さ」を表現することができます。

非常に便利な英単語となるので、ぜひ覚えておきましょう。

“Brutal”

“Brutal”は、「残酷」という訳され方はもちろんですが、一般的には「非常な」や「残忍な」といった使われ方が主流です。

発音は「ブルータル[ˈbruːtəl]」となり、品詞は「形容詞」に分類されます。

“Brutal”の使い方

Aさん
The crime was brutal and shocked the community.

訳)犯行は残忍で、地域社会に衝撃を与えた。

“Brutal”の使用例

  • “Brutal honesty”: 非情なまでの正直さ
  • “Brutal assault”: 残忍な暴行
  • “Brutal conditions”: 非人道的な状況

“Brutal”は、形容詞となるので名詞と一緒に使われるのが基本となります。

形としては、”Brutal ○○”で、「非常な○○」や、「残忍な○○」といった形式で使用されることが多いです。

“Savage”

“Savage”は、「野蛮な」や「凶暴な」を意味する英単語です。

ゲームやアニメ、映画などでも頻繁に使用される表現ですが、発音は「サベジ」ではなく、「サヴィジ[ˈsævɪdʒ]」となるので、勘違いしないようにしましょう。

品詞は「形容詞」や「名詞」で使用されるので、比較的幅広い状況で使われる表現です。

“Savage”の使い方

Aさん
The movie depicts the savage nature of the conflict.

訳)映画は紛争の残酷な性質を描いている。

“Savage”の使用例

  • “Savage attack”: 野蛮な攻撃
  • “Savage beast”: 凶暴な獣
  • “Savage criticism”: 非情な批評

“Savage”の使われ方は、上記のように”Savage+名詞”の形式で使われることが殆どです。

例えば、”Savage beast”という表現は、ファンタジーやRPGなどの敵キャラクターとして登場するような「獣」を指す際に役立ちます。

「残酷」に関連する表現

「残酷」に関連する表現

次は、「残酷」に近しい意味を持つ表現を確認していきましょう。

  1. 冷酷:“Cold-blooded”
  2. 非情:“Heartless”
  3. 無慈悲:“Merciless”

それぞれの単語の意味や使い方、例文を解説します。

冷酷:“Cold-blooded”

「冷酷」を英語で表現する場合、”Cold-blooded”を使うのが適切です。

この単語は「形容詞」に分類され、発音が「コールド・ブラディッド[ˌkoʊld ˈblʌdɪd]」となります。

“Cold”と”Bloood”が組み合わさって1つの単語になっている形式となるため、分けて覚えるのではなく1つの「形容詞」として覚えておきましょう。

“Cold-blooded”の使い方

Aさん
It was a cold-blooded murder.

訳)冷酷な殺人だった。

非情:“Heartless”

「非常」を英語で表す場合、”Heartless”を使うのが適切です。

この単語の発音は「ハートレス」ではなく、「ハートリス[ˈhɑːrtlɪs]」となります。

品詞は「形容詞」となるため、名詞と一緒に使われることが基本です。

“Heartless”の使い方

Aさん
It was a heartless act to abandon the dog.

訳)犬を捨てたのは非情な行為だ。

無慈悲:“Merciless”

「無慈悲」を英語で言いたい場合は、”Merciless”を使うのが適切です。

この単語は、一見「メルシーレス」と読みたくなりますが、正しい発音は「マーシレス[ˈmɜːrsɪlɪs]となります。

また、品詞は「形容詞」となるので、覚えておきましょう。

“Merciless”の使い方

Aさん
The general was merciless in battle.

訳)将軍は戦いにおいて容赦がなかった。

「残酷」の実戦練習|例文紹介

「残酷」の実戦練習|例文紹介

最後に「残酷」を使った実戦練習をしていきましょう。

対話形式の例文を用意したので、ぜひ参考にしてください。

“Cruel”の例文紹介

Aさん
Did you hear about the way he treated his dog?

訳)昨日彼が飼ってる犬にどんなことしたか聞いた?

Bさん
Yeah, it’s really cruel to leave a pet alone for days.

訳)うん、ペットを何日も一人にしておくなんて本当に残酷だよ。

Aさん
I agree. Animals deserve better.

訳)同感だよ。動物も大事にしてもらうべきだよね。

Bさん
Absolutely, that’s just heartless.

訳)絶対にね。あんなのただの無慈悲な行動だよ。

“Brutal”の例文紹介

Aさん
Did you watch the boxing match last night?

訳)昨夜のボクシングの試合見た?

Bさん
Yeah, it was brutal! One guy got knocked out in the first round.

訳)うん、めっちゃすごかったよ!ボクサーが最初のラウンドでノックアウトされちゃったんだ。

Aさん
I know, right? I couldn’t believe it.

訳)知ってる、やばいよね。信じられないよ。

Bさん
Me neither. That’s the harsh reality of the sport.

訳)本当だよ。スポーツの厳しい現実を目の当たりにした感じ。

“Savage”の例文紹介

Aさん
Did you see that dunk in the basketball game?

訳)バスケットボールの試合でさ、ダンクシュートあったの見た?

Bさん
Yeah, it was savage! The crowd went wild.

訳)見たよ。あれはヤバイ!観客も大興奮だったね。

Aさん
Absolutely, it was a game-changer.

訳)間違いないね。あのダンクでゲームの流れが変わったまであるよ。

Bさん
For sure, moments like that make sports so exciting.

訳)それな。そういう瞬間がスポーツの醍醐味だよね。

まとめ

今回の記事では、英語で「残酷」を表すいくつかの単語とその使い方を紹介しました。最後に、3つの主要な表現を復習しましょう。

  1. “Cruel”
  2. “Brutal”
  3. “Savage”

これらの英語での「残酷」に関する表現は、日常会話やビジネスシーンでもよく使われます。

この記事を参考にして、「残酷」を正確に表現するスキルを磨き、英語力を向上させてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。