今回のテーマは「交流」です。「交流」や「交流する」を英語で何と言えばよいかについて、詳しく確認していきます。

また、記事の後半では「国際交流」や「異文化交流」など、具体的な交流の英語での言い方もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

それでは、早速始めていきましょう!

「交流」は英語で何て言う?

「交流」は英語で何て言う?

英語で「交流」を表す際は “exchange”、”interaction”、”communication” の3種類が使われます。

これら3つの表現は、どれも似たニュアンスで使えますが、厳密には違いがあります。それぞれの違いについて、以下で詳しく確認していきましょう。

情報を交換する「交流」:exchange

情報を交換する交流は “exchange” を使うのが適切です。発音記号は【ɪksˈʧeɪndʒ】で、カタカナだと「イクスチェンジ」となります。

exchange の原義は「外に(ex-)交換する(change)」であり、自分の持っている物を、自分の外の物と交換することを意味しています。そのため、実際の物同士を交換する物々交換だけでなく、情報や知識などを、言葉を介して交換する「交流」も意味します。

Aさん
An exchange with an overseas student broadens your horizons.
訳)海外の学生との交流は、視野を広げてくれます。

人と人が影響を与え合う「交流」:interaction

お互いに影響を与え合うような交流は “interaction” を使います。発音記号は【ˌɪntəˈrækʃən】で、カタカナだと「インタラクション」です。

interaction を分解すると「間を(inter-)行動する(action)」となっていて、人と人とがお互いに働きかける様子を表しています。そのため、interaction によって表される交流は、言葉だけではない、行動が伴った積極的な交流だといえるでしょう。

Aさん
At the party, I was able to have meaningful interactions with professionals from various industries.
訳)そのパーティーでは、色々な分野の業界人と有意義な交流ができました。

情報を伝えるための「交流」:communication

情報を伝えることをメインにしている交流は “communication” と言います。発音記号は【kəˌmjuːnɪˈkeɪʃən】で、カタカナだと「コミュニケーション」です。

communication の頭にある “commun” は、community(共同体)や common(共通の)などと同じもので、「共通」を表しています。そこから、communication の原義は「お互いの認識を共通にする」となり、そのために行われるやり取りを表すようになりました。

Aさん
If I don’t regularly engage in communication with strangers, I find that I become increasingly shy.
訳)定期的に知らない人と交流しないと、どんどん人見知りに拍車がかかってしまいます。

動詞の「交流する」は英語で何?

ここまでご紹介してきた3つの英語表現はすべて「交流」という名詞でしたが、それぞれ「交流する」の意味で使える動詞バージョンも存在します。

交流(名詞) 交流する(動詞)
exchange exchange
interaction interact
communication communicate

このうち、exchange は名詞でも動詞でも形が変わりませんが、interaction と communication はそれぞれ “-ion” の部分が取れると動詞になります。

このように、語末に付く -ion は名詞の目印になるので、この機会にぜひ覚えておきましょう。

「国際交流」などの「○○交流」を英語で言ってみよう!

「国際交流」などの「○○交流」を英語で言ってみよう!

ここからは、「国際交流」や「異文化交流」など、交流を使った決まり文句を英語で何と言うかについて、詳しく確認していきましょう。

「国際交流」in English

「国際交流」という意味の場合、最もよく使われるのは “international exchange” の形です。

国際交流とは、異なる国の人同士が、お互いのことについて情報交換をすることを意味します。そのため、前述した3種類のうち、「情報の交換」を意味する exchange が最適というわけです。

ちなみに “international interaction” と言うと、国際間の相互協力のようなニュアンスになります。また、”international communication” の場合は、違う国の人同士が意思疎通を行うこと全般を表すイメージになります。

Aさん
English is one of the useful tools for international exchange.
訳)英語は、国際交流に役立つ道具のうちの1つです。

「異文化交流」in English

「異文化交流」を英訳する場合は “cultural exchange” が一般的です。また、異なる文化同士ということを強調する場合は、cultural の代わりに cross-cultural や intercultural が使われる場合もあります。

先ほどの国際交流の場合と同様、異文化交流においても、異なる文化を持つ人同士が情報交換をすることが中心になりやすいので、exchange がよく使われます。

なお、”cultural interaction” だと、双方の文化に相互利益があるような交流がイメージされます。また、”cultural communication” だと、文化的な手段でやり取りをするニュアンスになります。

いずれの場合も、どれが正解でどれが不正解という線引きがあるわけではないので、その時々のイメージに合う表現を使うことが大切です。

Aさん
Using online English lessons allows you to engage in cultural exchange from the comfort of your home.
訳)オンライン英会話を利用すると、家にいながらにして異文化交流ができます。

「異業種交流会」in English

異なる業種の代表者が話し合う「異業種交流会」は、英語だと “cross-industry value summit” と表現されることが多いです。

ここで使われている summit はもともと「山頂」の意味ですが、そこから転じて、最高レベルの人たちが話し合う場という意味でも使われるようになりました。

なお、直訳調に “cross-industry exchange meeting” などと言っても通じないことはないですが、英語圏ではあまり一般的な名称ではないので注意しましょう。

Aさん
I’m planning to attend a cross-industry value summit this weekend.
訳)今週末、異業種交流会に参加する予定です。

まとめ

今回は「交流」を英語で何と言うかについて、詳しく確認してきました。

「交流」に相当する英語表現は “exchange”、”interaction”、”communication” の3種類です。このうち、「交流」の意味で最も多く使われるのは exchange なので、迷った場合は exchange を使っておくと間違いないでしょう。

今回ご紹介したことを参考に、英語でも色々な「交流」を表現していきましょう。

それでは、これからも楽しい英語学習を。

Let’s enjoy!!