最近の出来事やスケジュールを説明するときに、「時期」や「タイミング」を正確に伝えることはとても重要です。
嬉しかったことや悲しかった出来事、楽しみにしている予定について、「いつ?」と聞かれても、何と言えばいいかわからなければ、せっかくの会話も途切れてしまいます。
英語で”tomorrow”(明日)や”yesterday”(昨日)と言うのは簡単ですが、「明後日」や「一昨日」、「明々後日」となると困ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「明後日」や「一昨日」など、会話によく出てくる時系列の英語表現を紹介します。
「明後日」は “the day after tomorrow”
「明後日」は、英語で”the day after tomorrow”です。
今日から2日後のことを指すので、”2 days after”または”2 days later”という言い方もします。
ほかにも”in 2 days”や”2 days from now today”を使うとき場合も多いですね。
- the day after tomorrow
- 2 days after
- 2 days later
- in 2 days
- 2 days from now [today]
例文で使い方を練習しましょう。
【例文1】
What are you doing the day after tomorrow?
訳)明後日は、何か予定ある?
The day after tomorrow, I have a doctor’s appointment.
訳)明後日は、病院の予約があるんだ。
【例文2】
When are you going to London?
訳)いつロンドンに行くの?
My flight is the day after tomorrow.
訳)明後日発つ予定だよ。
【例文3】
When is your next English conversation lesson?
訳)次の英会話レッスンはいつ?
In 2 days.
訳)明後日だよ。
【例文4】
Do you want to hang out tomorrow?
訳)明日遊びに行かない?
I’m really sorry, I can’t. I’m busy tomorrow. How about the day after tomorrow?
訳)ごめん、明日は忙しくて無理なんだ。明後日はどうかな?
【例文5】
Are you on summer vacation tomorrow?
訳)明日から夏休み?
Yeah, I will be going to Hawaii the day after tomorrow.
訳)うん、明後日からハワイに行くんだ。
「明々後日」は “in three days”
「明々後日(しあさって)」は、英語で “in three days”または”3 days from now”と表現します。
今日から2日以上先のことを説明する場合、混乱や伝達ミスを避けるために、実際の日付や曜日を言うことがほとんどです。
相手にわかりやすく正確に伝えるために、2日以上先の予定は具体的な日付や曜日を言うようにしましょう。
【例文1】
Would you be free for lunch the day after tomorrow?
訳)明後日、一緒にランチしない?
Sorry, I have to work but I should be free the following day, this Saturday.
訳)ごめん、仕事なんだ。でも翌日の土曜日なら空いてるはず!
【例文2】
Do you have any free days this week? I would like to go shopping with you.
訳)今週、空いてる日ある?一緒に買い物に行きたいなあと思って。
I’m free in three days. I’ll call you!
訳)3日後なら空いているよ。電話するね!
日本語でも英語でも、基準があいまいになりがちな表現はあまり好まれません。
「明々後日に提出する。」よりも「10月31日(金)提出する。」のほうがわかりやすいように、英語も”on this Friday”や”on October 31″と言ったほうが間違いないでしょう。
【例文3】
When must this assignment be submitted?
訳)この課題、いつまでに提出するの?
It is due on October 31.
訳)10月31日が締め切りだよ。
「2、3日後」と言いたいときには、”in a couple of days”といった表現も使われます。
ネイティブ同士の会話では、とてもよく登場する表現なので覚えておくと役立ちます。
【例文4】
Hopefully the one I bought from Rakuten yesterday will arrive soon.
訳)昨日楽天で買ったものが早く届くといいんだけど。
It will probably ship in a couple of days.
訳)2、3日後には発送されると思うよ。
【例文5】
Unfortunately, it seems like it will rain for a couple of days.
訳)残念ながら2、3日は雨らしい。
I guess we’ll have to postpone the camp.
訳)キャンプは延期しないとだろうね。
「一昨日」は “the day before yesterday”
「一昨日」は、英語で “the day before yesterday”です。
昨日の前の日という訳なので覚えやすいですね。
ほかにも2日前のことを指して、”2 days ago”や”2 days before”、”2 days earlier”とも言います。
【例文1】
I saw you with Lisa yesterday.
訳)昨日、リサと一緒にいるのを見たよ。
Really? Where? Probably you must mean the day before yesterday.
訳)えっ?どこで?たぶん一昨日のことだと思うよ。
【例文2】
Hey, did you see Ken yesterday?
訳)ねえ、昨日ケンに会ったの?
Not yesterday, 2 days before. We ran into each other at a cafe.
訳)昨日じゃなくて、一昨日ね。カフェでばったり会ったんだよ。
【例文3】
Mia’s baby was born in the middle of the night two days ago!
訳)ミアの赤ちゃん、一昨日の深夜に生まれたって。
Wow! I was wondering how she was doing.
訳)よかった!気になってたんだよ。
一昨日を含む「2、3日前」や「この前」というニュアンスを伝えたい場合には、”a couple of days ago”といった言い方もできます。
【例文4】
I had an argument with my boyfriend a couple of days ago.
訳)この前、彼と喧嘩しちゃって。
I figured you were going to make up. He is really into you.
訳)きっと仲直りできるよ。彼はきみに夢中なんだから。
なお、一昨日より前の「一昨々日(さきおととい)」は、3日前なのでシンプルに”3 days ago”で表現します。
【例文5】
3 days ago, I caught a cold and missed work.
訳)3日前、風邪ひいて仕事を休んだわ。
Are you okay? Are you better already?
訳)大丈夫?もう良くなったの?
覚えておきたい時系列の英語表現
時系列を正しく伝えられると、誤解やすれ違いによるミスコミュニケーションを防ぐことができます。
会話によく出てくる時系列の英語で、覚えておきたい表現を一覧にまとめました。
in 3 days 3 days from now [today] |
明々後日(しあさって) |
the day after tomorrow 2 days after 2 days later in 2 days 2 days from now [today] |
明後日(あさって) |
tomorrow | 明日 |
today | 今日 |
yesterday | 昨日 |
the day before yesterday 2 days ago 2 days before 2 days earlier |
一昨日(おととい) |
3 days ago | 一昨々日(さきおととい) |
the previous day the day before |
前日 |
the next day
the following day |
翌日 |
the next week | 来週 |
the week after next | 再来週 |
the next month | 来月 |
the month after next | 再来月 |
the next year | 来年 |
the year after next | 再来年 |
the last week | 先週 |
the week before last | 先々週 |
the last month | 先月 |
the month before last | 先々月 |
the last year | 昨年 |
the year before last | 一昨年 |
具体的な日付や曜日については、下記の記事でも詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
まとめ
“today”(今日)と”tomorrow”(明日)、”yesterday”(昨日)の英語を知っているだけでは、当たり前ですが、会話はスムーズに進んでいきません。
出来事や予定の説明には、明確な時期や日付を正しい英語で伝える必要があります。
特に約束をするときや仕事のスケジュールを調整するときなどは、相手と誤解が生じないようしっかりと確認することが大切です。
今回紹介した表現を使って、「どうしたらわかりやすく伝わるか」を考えて、スムーズな英会話を目指していきましょう。