「将来は海外で働きたいです」
「私は◯◯の仕事をしています」

このような会話で使う「働く」や「仕事」の英語ですが、workという単語を使うことは多くの英語学習者が知っているでしょう。
では、名詞としての仕事、さらに業務や作業というときの表現はどうでしょうか?

この記事では、英語「働く」そして「仕事」について改めてみていきます。workを掘り下げ、また仕事に関連する表現を使い分けられるように例文とともに紹介しましょう。

「仕事」の英語5選

さっそく、仕事に関する英語表現の紹介から始めましょう。
ここではwork以外で、どのような単語があるのかをみていきます。

仕事に関する英語5選

仕事とは一般的には、経済的に生計を立てるために従事する職業を指します。働くとは仕事をするという行動自体を言います。しかし、何かを成し遂げるための行動を仕事と呼ぶこともあります。

では、仕事に関する言葉で英会話で使えるものを5つ選んで紹介しましょう。

(1) job

jobとは人がお金を稼ぐために行なう定期的な仕事、責任を伴うものなどを指します。
例えば、temporary jobで臨時雇いの仕事、permanent jobは無期の雇用である仕事の意味になります。また、job huntingであれば仕事探し・就職活動として使われます。

さらにjobには困難な問題だったり活動という意味があり、good job!というフレーズは”よくやった!”としてネイティブによく使われます。

(2) occupation

occupationには個人の仕事、お金を稼ぎ、生計を立てる仕事というニュアンスがあります。海外へ行く際にフライトで書く書類・入国カードにはパスポート番号などと一緒に職業を記入する欄がありますが、この場合occupationという表記になっています。また、入国審査でも何の仕事をしているか”What’s your occupation?”と聞かれますのでこの言葉に慣れておく必要があります。

(3) career

キャリアという日本語がよく使われますが、careerからきています。現役で行なっている、または一連の仕事であり、より良い仕事に就いてより多くのお金を稼ぎ続けるといったときの仕事です。
careerには、教育、トレーニングやボランティア活動なども含まれます。

Aさん
I’ll change my job to a foreign company for my career.
訳)キャリアのために外資系企業に転職します。

(4) task

taskもタスクという日本語が定着しており、一定期間内に終えるべき仕事、課題のことを指します。仕事はこれらtaskのまとまりという捉え方になるでしょう。

(5) chore

chore(チョー)は仕事のなかでも家庭内で毎日行なう仕事・作業のことを指します。例えば、炊事洗濯といったものがchoreに当たります。このため、house choreにすれば家事と訳します。

Aさん
I’ve done today’s chores, now I’m relaxing with my coffee.
訳)今日の家事が終わったから、コーヒーを飲みながらリラックスしてるよ。

workの意味を深掘りしよう

workの意味を深掘りしよう

ここで「work」の登場です。馴染みのある単語workには様々な意味があり、使いこなせると英語に幅が出ます。
さっそく、名詞と動詞にわけて紹介しましょう。

名詞のwork

・労働、仕事、作業
・職業、職場、勤務先
・業績、作業の結果
・労力
・研究
・作品

これらの使い方を例文でみてみます。

Aさん
Colin’s work involves a lot of people.
訳)コリンの仕事には多くの人が関わっている。
Aさん
I enjoy my work as a teacher.
訳)私は教師としての職業を楽しんでいますよ。
Aさん
My work is in Tokyo.
訳)私の職場は東京です。
Aさん
I appreciate all of your work to fix the boiler. You’re such a hard worker.
訳)ボイラー修理の労力、感謝します。あなたは本当に働き者です。

これらの例文をみるとworkが色々な意味に使える言葉ということが分かります。

動詞のwork

・働く、作業する
・勤めている
・取り組む
・努力して進む
・正常に機能・稼働する
・(薬などが)効く、効き目がある、役に立つ
・(計画などが)うまくいく、軌道に載る
・(日程などが人にとって)都合が良い

実は他にもありますが、これらが動詞としてのworkです。「働く」の単語として使っているけれど、これほど様々な使い方があります。それらはネイティブにとって日常会話でよく使う表現でもあります。

例えば、定番中の定番「働く・勤めている」としてのworkを以下の例文でみてみます。

Aさん
What do you do?
訳)お仕事は何ですか?
Bさん
I’m a data scientist and work for an IT company.
訳)私はデータサイエンティストで、IT企業に勤めています。

この会話の聞き手のWhat do you do?は仕事を聞くときの定番フレーズです。答える側の英文でworkを使い、働いていることを伝えています。work for ◯◯で”◯◯で働く”となりますのでこちらもぜひ覚えましょう。

次に「正常に機能・稼働する」のworkをどのように使うか紹介します。

Aさん
Can you please check if the air conditioner is working?
訳)エアコンが機能しているか確認してもらえるかな?

冷房が効いていないようなときに、稼働しているか確かめる作業をお願いしている例文です。この場合もworkで機能しているか、稼働しているか聞くことができます。

最後に「(薬などが)効く」の例文です。このworkも使えるようになっておくと英会話に便利です。

Aさん
Does the painkiller work for you?
訳)この痛み止め、効きますか?

painkillerは鎮痛薬など、痛み止めの薬です。痛みを止めるのに効き目があるか聞くときにもworkなんですね。

ここまで、workについて色々な使い方を例文でみてきました。エアコンにしても薬にしても、正常にするために働くかというニュアンスで捉えることができます。どんどんworkを使えるようにしていきましょう。

「業務」の英語表現

「業務」の英語表現

毎日継続して行なう事業や商売に関する仕事して、業務という言葉もあります。ビジネスにおける言葉のひとつです。
担当業務や業務内容、または”業務を行なう”のように使われます。

業務の英語4選

業務に関する表現は以下の4つが当てはまります。

business

ビジネスや業界という日本語が頻繁に使われますが、多くの意味を持つbusinessも企業の業務や商売に関する英語として使うことができます。

Aさん
Company A and company R are both in the fashion industry and they made a business tie-up.
訳)ファッション業界にあるA社とR社が業務提携しました。

business tie-up=業務提携
服飾関係の同じ商売(ビジネス)を持つ企業が業務提携をするという例文になっています。

operation

次の業務英語はoperationです。仕事・業務を進行させるための活動といったニュアンスを持ち、業務だけでなく操業・経営・運営などの意味も持っている単語です。それ以外にも手術という意味でもよく使われる言葉です。

Aさん
My team handle day-to-day operations well.
訳)私のチームは日常業務をうまくこなしている。

day-to-day operation=日常業務

duties

さらに義務や任務という意味を持つdutyでも業務を表現できることを紹介しましょう。仕事の一環であり、しなければならない業務を必ず複数形dutiesで表します。複数形でない場合は他の意味になります。

Aさん
My duties include looking after children at school.
訳)学校での私の業務は子ども達の世話を含みます。

service

様々な意味を持つサービスの英語serviceでも業務を表すことができ、特にお店、レストランやホテルなどでの接客業務として使われます。

Aさん
I’m not happy; there is no customer service at the hotel.
訳)満足できません。このホテルには顧客サービス(業務)がありません。

「作業」の英語表現

「作業」の英語表現

作業に当たる英語は、業務としても使う「operation」や、
上で紹介した一定期間内に終えるべき仕事、課題であるtaskや、全体的な仕事であるwork、そして家事など日常的な繰り返し作業はchoreで表現します。

Aさん
My department has a lot of tasks before the summer holiday.
訳)私の部署は夏休み前に多くの作業を抱えています。
Aさん
I hate chores, they’re endless!
訳)家事(家での作業)大嫌い、キリがないわ!

連続した作業operation、一定期間内に終わらせるべきtask、これらがまとまったものがwork、仕事以外の作業をchore、というイメージで使いわけしましょう。

仕事英語の表現を紹介

ここでは、ここまでで出ていない仕事にまつわる他の英語を簡単に紹介します。

employment 雇用
employer 雇用主
employee 従業員・社員

quick worker 仕事が早い人
hard worker 働き者

go to work 出社する
go back to work 帰社する

to work frantically がむしゃらに働く

「仕事をする」「働いている」の英語フレーズ

最後に、基本のフレーズ「仕事をする」「働いている」を紹介しましょう。
秘書業務をしている人を例に、様々なフレーズをみていきます。

I’m a secretary and I do work to support the boss.
– 私は秘書で、上司をサポートする仕事をしています。

My job is to support my boss as a secretary.
– 私の仕事は秘書として、上司をサポートすることです。

I got a secretary job!
– 秘書の仕事が決まった!

I work as a secretary.
– 私は秘書として働いています。

I’ve been working as a secretary for a foreign company for 2 years.
– 私は外資系企業で秘書として2年間働いています。

I used to work hard as a secretary.
– 私は以前、秘書として一生懸命働いていました。

このように多くの言い回しがあることが分かると会話に幅が出ますね!

まとめ

働くの定番表現workをはじめとして、仕事に関する様々な言葉を紹介しました。ネイティブがどんなときにどの単語を使うのかを注意して聞き、また自分で使えば使うほど使い分けができていきます。
引き続き、英語学習を頑張りましょう!