みなさんこんにちは!今回は「単位」「数値」の英語についてご紹介をします。

我々日本人は長さを表すときは”cm”(センチメートル)や”mm”(ミリメートル)、”km”(キロメートル)を使いますが、実はアメリカやイギリスなどは違う単位を使っています。

また、長さだけに限らず、重さなども使っている単位が違います。

今回はアメリカやイギリスで使われている「単位」を押さえていただくために、「単位」についてご紹介します。それでは見ていきましょう。

「単位」や「数」、「数値」は英語で何という?

具体的な単位のご紹介に入る前にまずは「単位」は英語で何というかご紹介します。

「単位」は英語で “unit“(ユニット) と表現されます。もちろんのことですが、”unit“は長さ、重さ、時間、温度など、さまざまな量を表すために使用されます。

unit“は”unit of ~~”で「~~の単位」と表現することができます。

例えば”cm”(センチメートル)は「長さの単位」なので、”unit of length「長さの単位」と表現することができます。

 

「単位」とともに使う「数(かず)」は英語で”number“(ナンバー)、「数値」は”value“(バリュー)といいます。

アメリカやイギリスで使う「単位」とは?

アメリカやイギリスで使う「単位」とは?ここからは、実際の単位を見ていきましょう。アメリカやイギリスは「ヤードポンド法」という単位基準を採用しており、他の国とは、「長さ」「重さ」「面積」「体積」などの単位が異なります。

まずは「長さ」から見ていきましょう。

ヤードポンド法の「長さの単位」とは?

ヤードポンド法の長さの単位は、「マイル」と、「ハロン」「チェーン」「ヤード」「フィート」「インチ」の6つの種類があります。

順番に見ていきましょう。

“mile”(マイル)

「マイル」はヤードポンド法で最も大きい長さの単位で、1マイル=1.6093 kmとなります。

日本ではクレジットカードに付帯しているサービスで、航空券や旅行で貯まるポイントとしての「マイル」が主流ですよね。イギリスやアメリカでは我々が普段使っている「キロメートル」と同じ感覚で「マイル」を使っています。

数値で表されるときは”mi“と表記されます。

“furlong”(ハロン)

続いては「ハロン」です。1ハロン=201.17 mでおおよそ200mとなります。

日本では普段の生活ではめったに聞かない単位ですよね。

数値で表されるときは”fur“と表記されます。

“chain”(チェーン)

続いては「チェーン」です。1チェーン=20.117 mとなります。

こちらも「ハロン」と同じく、聞き馴染みのない単位ですよね。

単語としては「鎖」を表す名詞の”chain“と同じです。

数値で表されるときは”ch“と表記されます。

“yard”(ヤード)

続いては「ヤード」です。1ヤード=91.440 cmとなります。

「ヤード」はよくゴルフで利用される単位ですね。ゴルフをされる方は大体の長さのイメージを付くのではないでしょうか?

数値で表されるときは”yd“と表記されます。

“feet”(フィート)

続いては「フィート」です。1フィート=30.48 cmとなります。

「フィート」はよく飛行機のパイロットが使っているのをドラマや映画なので見ることができます。

数値で表されるときは”ft“と表記されます。

“inch”(インチ)

最後は「インチ」です。1インチ=2.54 cmとなります。

「インチ」はテレビやパソコンの画面のサイズを表すときに利用されます。

数値で表されるときは”in“と表記されます。

 

長さの単位は以上となります。単位をまとめていますので、参考にしてみてください。

1 mi(マイル)=1.6093 km

1 fur(ハロン)=201.17 m

1 ch(チェーン)=20.117 m

1 yd(ヤード)=91.440 cm

1 ft(フィート)=30.48 cm

1 in(インチ)=2.5400 cm

ヤードポンド法の「重さの単位」とは?

続いてはヤードポンド法の「重さの単位」を見ていきましょう。

重さの単位は「ポンド」「オンス」「グレーン」の3種類です。

“pondus”(ポンド)

“pondus”はヤードポンド法で重さを表す最も大きな単位となります。

イギリスの通貨も(ポンド)ですので、少しややこしいですね。

数値で表されるときは”lb“と表記されます。

ん?”pondus“はどこいったの?となりますが、これは元々ラテン語で”libra pondus”(リブラポンド)だったのが、口語では「ポンド」、表記では”libra”で”libra”が省略されて、”lb”となりました。

少しややこしいですが、頑張って覚えるしかないのが、ヤードポンド法です。

“ounce”(オンス)

続いては「オンス」です。日本でもたまーに耳にするオンスは、1オンス=28.350 gとなります。

数値で表されるときは”oz“と表記されます。

この”z”は古イタリア語の”onza“が由来のため、”z“を表記しています。

“grain”(グレーン)

最後は「グレーン」です。1 グレーン=64.799 mgとなり、日本ではほとんど耳にしない単位です。

数値で表されるときは”gr“と表記されます。

 

重さの単位は以上となります。こちらも単位をまとめていますので、参考にしてみてください。

1 lb(ポンド)=453.59237 g

1 oz(オンス)=28.350 g

1 gr(グレーン)=64.799 mg

ヤードポンド法の「体積の単位」「面積の単位」とは?

続いてはヤードポンド法の「体積の単位」を見ていきましょう。

体積の単位は「バレル」「ガロン」「クォート」「パイント」の4種類です。

“barrel”(バレル)

「バレル」はヤードポンド法で質量を表す最も大きな単位です。

1 バレル=159.00 L(リットル)となり、数値で表されるときは”bbl“と表記されます。

“gallon”(ガロン)

続いては「ガロン」です。1 ガロン=3.7854 Lとなり、数値で表されるときは”gal“と表記されます。

“quart”(クォート)

続いては「クォート」です。1 クォート=946.35 mL(ミリリットル)となり、数値で表されるときは”qt“と表記されます。

“pint”(パイント)

最後は「パイント」です。1 パイント=473.18 mLとなり、数値で表されるときは”pt“と表記されます。

 

体積の単位は以上となります。どれもあまり聞き馴染みのない単位だったかもしれませんので、少しずつイメージを深めていきましょう。

 

最後はヤードポンド法の「面積の単位」です。

日本ではメートルを利用しているので、面積を表すときは㎡(平方メートル)や㎢(平方キロメートル)、ヘクタールなどを使います。

ヤードポンド法は、”acre“(エーカー)を使います。

1 エーカー=4046.9 ㎡となり、数値で表されるときは”ac“と表記されます。

※ヤードポンド法も「平方マイル」などのように平方根を使うこともあります。

 

ヤードポンド法における「体積」「面積」の単位は以上となります。

まとめ:

1 bbl(バレル)=159.00 L

1 gal(ガロン)=3.7854 L

1 qt(クォート)=946.35 mL

1 pt(パイント)=473.18 mL

1 ac(エーカー)=4046.9 ㎡

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は単位の英語とヤードポンド法の単位をご紹介しました。

ヤードポンド法は複雑であり、アメリカとイギリスで単位の基準値が微妙に異なる場合があります。

本日の内容を参考にしていただきながら、単位変換ツールを使うなどをしてイメージを深めていきましょう。