「バイオハザードの意味を完全にマスターしよう!」
皆さんは「バイオハザード」の意味について、即答できますか?
この記事では英語学習者を対象に、バイオハザードの意味や由来、元となった英単語”Biohazard”の意味まで紹介していきます。
医療における「バイオハザード」や感染の対策、「生物災害」についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
バイオハザードの意味は?
「バイオハザード」という言葉を聞くと、大手ゲームタイトル名や何らかの危険を想像するかもしれませんが、具体的にはどのような意味を持っているのでしょう?
まずは、バイオハザードの基本的な概念を初心者にも理解しやすい形で解説します。
バイオハザードは「生物災害」を意味する
まずは「バイオハザード」の本来の意味である「生物災害」から見ていきましょう。この言葉は主に、病原体(細菌、ウイルス、その他の微生物)や生物毒素など、感染症を引き起こす可能性のある「生物学的物質」に対して使用されます。
バイオハザード(英: biohazard, biological hazard、生物災害、生物学的危害)とは、有害な生物による危険性、あるいは危険性による災害そのものをいう。
引用:ウィキペディア 様
つまり、生物由来の危険物質が「人間」や「環境」に対し、健康上のリスクをもたらす可能性がある状況を指すのです。
医療における「バイオハザード」の意味
医療におけるバイオハザードの意味は、本来の意味から大きく逸脱していません。以下のように定義されています。
バイオテクノロジーによる産物や医療機関等から発生する感染性廃棄物などによって引き起こされる災害。生物災害のこと。
引用:ディアケア 様
例えば、注射に使用した「使用済の針」には、多くの感染性廃棄物を含むことがあります。つまり、医療従事者はバイオハザードのリスクと常に向き合っており、これに対する予防措置と対策の徹底が不可欠なのです。
“Biohazard”の単語解説
「バイオハザード」という日本語は元々、英語の”Biohazard”から由来しています。
ここでは、そんな”Biohazard”という単語の意味や使い方、さらにはその発音まで、初心者にもわかりやすく解説中です。早速見ていきましょう。
“Biohazard”は「生物災害」を意味する
“Biohazard”は、日本語の「バイオハザード」と同様に、直訳すると「生物災害」を意味します。
この言葉は、病原体や毒素など、健康に害を及ぼす可能性のある生物学的エージェントに関連して使用されるので、使い道も日本語のバイオハザードと同様です。
ちなみにこの単語を大文字で”BIOHAZARD”と表現する場合は、カプコンの人気タイトルシリーズである「バイオハザードシリーズ」を指す場合があります。
“Biohazard”の品詞と発音
“Biohazard”の品詞は「名詞」として使われます。
また、発音は「バイオハザード[ˈbaɪ.oʊˌhæz.ərd]」となり、日本語の「バイオハザード」とカタカナ表記した場合でも変わりません。
ちなみにこの単語は、生物学を意味する”Biology”と、危険を意味する”Hazard”を組み合わせた造語です。
“Biohazard”の使い方
- “Biohazard suit” – 防護服
- “Biohazard bag” – 医療用ごみ袋
- “Biohazard waste” – 生物的危険廃棄物
“Biohazard”は上記のように「複合名詞」として使用する例が多いです。
どれも化学や医療に関連する言葉なので、”Biohazard”が日常会話ではあまり使われない単語であることが分かります。
“Biohazard”の例文
訳)生物的危険廃棄物は、指定された容器へ適切に処理してください。
“Biohazard”の関連表現
“Biohazard”という単語をもっと深く理解するために、関連語を知っておくのが非常に有用です。以下が”Biohazard”の関連表現となります。
- “Contamination” – 汚染
- “Infectious” – 感染性の
- “Pathogen” – 病原体
それぞれの用語がどのような意味を持ち、どの文脈で使用されるのかを見ていきましょう。
“Contamination” – 汚染
“Contamination”は「汚染」と訳され、何かが有害な物質や病原体によって不純にされる状態を指します。
特に、バイオハザード(生物災害)の文脈では、生物学的エージェントによる汚染を意味することが多いです。
この単語の品詞は「名詞」として使用され、発音は「コンタミネーション[ˌkɒntæmɪˈneɪʃn]」となります。
“Contamination”の使い方
訳)生物災害を避けるためには、手術器具の汚染を防ぐことが極めて重要である。
“Infectious” – 感染性の
“Infectious”は「感染性の」と訳され、病原体が他の個体に病気を伝える能力を持つことを意味します。
この単語は「形容詞」に分類され、発音は「インフェクシャス[ɪnˈfekʃəs]」です。
“Infectious”の動詞形である”Infect(~に感染させる)”もバイオハザード(生物災害)の文脈で頻繁に使用されるので、一緒に覚えておきましょう。
“Infectious”の使い方
訳)患者は感染症と診断され、さらなる感染拡大を防ぐために隔離が必要となった。
“Pathogen” – 病原体
“Pathogen”は「病原体」と訳され、病気を引き起こす能力を持つ微生物(細菌、ウイルス、寄生虫など)を指します。
この単語もまさに「バイオハザード(生物災害)」の一例であり、人々の健康に直接的な脅威をもたらす原因となるのです。
主に医学や微生物学の分野で使用され、品詞は「名詞」として扱われます。また、発音は「パソジェン[ˈpæθədʒən]」となるので、覚えておきましょう。
“Pathogen”の使い方
訳)研究者たちは、原因となった病原体の特定するために作業に取り組んでいる。
まとめ
こちらの記事では「バイオハザード」というカタカナ表現の解説から、英単語の”Biohazard”について広く紹介してきました。
色々な側面からバイオハザードについて学んできたので、最後に復習をしておきましょう。
- 「バイオハザード」は「生物災害」という意味。
- 「バイオハザード」は英単語の”Biohazard”に由来。
- 「バイオハザード」は、医療や化学の分野などで頻繁に使用される言葉。
- 英語の”Biohazard”も日本語と使われ方は基本同じ。
- “Biohazard”は、生物学を意味する”Biology”と、危険を意味する”Hazard”を組み合わせた造語である。
“Contamination(汚染)”や”Infectious(感染性の)”・”Pathogen(病原体)”などの関連表現も役立ちますので、積極的に使用してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。