皆さんこんにちは!今回は「英語のネットスラング」についてです!
皆さんは「ff外から失礼します」や「LOL」、「ASAP」などをネットでみたことがありますでしょうか?実はこれらは主にSNSで利用されるスラング・略語なのです。
今回はこのような、ネットでよく使う英語の略語を中心にご紹介をしていきます。それでは見ていきましょう。
ネットスラング”ff”の意味とは?
まずご紹介するのは”ff“です。よくSNSなどで「ff外から失礼いたします」といった用語を目にすることができます。これはいったいどんな意味なのでしょうか?
「ff外から失礼いたします」とは「初めましてだけどメッセージ送信します。失礼いたします。」という意味です。この”ff“は”follow“(フォロー)と”follower“(フォロワー)という意味です。つまり、「ff外から失礼いたします」は、SNS上で誰かがフォローしていない人にメッセージを送るときに使う挨拶のようなものです。日常会話でいう「初めまして」に該当します。
「ff外から失礼いたします」は実は日本でのみ使われるネットスラングです。海外では使われておらず、意味を認知されていません。日本でも「ff外から失礼いたします」を必ず使わないといけないわけではないので、SNS上で知らない人にメッセージを送るときも、特に気にする必要はありません。
“ff“は”follow“(フォロー)と”follower“(フォロワー)という意味の他にも「前輪駆動」という意味があります。こちらも以降で詳しく見ていきましょう。
自動車の分野で利用される”FF”や”FR”の意味とは?
先ほどもご紹介した通り、自動車の分野では”FF“は「前輪駆動」という意味になります。
“FF“は”Front engine Front drive“(フロントエンジンフロントドライブ)といい、日本語だと「前にエンジンがあり、前で駆動する」という意味になります。
自動車は様々な構造があり、特にエンジンの位置や駆動部分を前に置くか後ろに置くかによって、自動車の特性を大きく変えます。
”FF”の特徴は、エンジンと駆動部分が隣接していることで、コンパクトに収められ、車内空間が広くなります。現代の自動車の最も主流な構造で、ミニバンからスポーツカーまで幅広く採用されています。
一方、”FF“と対をなすのは、”FR“です。
“FR“は”Front engine Rear drive“(フロントエンジンリアドライブ)で、日本語だと「前にエンジンがあり、後ろで駆動する」という意味です。
“FR“の特徴は、スポーティな走りです。車体の前後で重量のバランスが取れることで、優れた走行性能を発揮することができます。
その他にも、”4WD“や”MR“という車輪構造もあります。”4WD“や”MR“はいったいどんな意味なのでしょうか。
自動車の分野で利用される”4WD”や”MR”の意味とは?
“4WD“や”MR“の意味を見ていきましょう。
“4WD“は”4 Wheel Drive“の略で、「四輪駆動」の意味です。文字通り、車輪4つすべてが駆動する方式となります。
“4WD“の特徴は、安定性です。すべての車輪が駆動するので、悪路や坂道などに適しています。
“MR“は”Mid engine Rear drive“(ミッドエンジンリアドライブ)の略で、「真ん中にエンジンがあり、後ろで駆動する」という意味です。
最近ではあまり採用されていない珍しい構造で、一部のスポーツカーなどに採用されています。
※”MR“は、医療の分野で”Medical Representatives“という略でも認知されています。
日本語で「医療情報担当者」といい、製薬会社などに所属して医師や薬剤師などに薬や医療用品の情報の提供や営業活動を行う職業です。
ここまでで”FF“や”FR“、”4WD“、”MR“の意味についてご紹介しました。
続いては、その他のよく聞く英語の略語を見ていきましょう。
その他よく聞く英語の略語
まず最初は曜日から見ていきましょう。
英語の曜日の略
日本語でも、例えば月曜日を(月)といった形で略しますよね。
英語でもいちいち”Monday“と書くのは面倒ですので、略語が存在します。
英語では曜日の三文字のみを記載し、最後にピリオド”.“を付けます。
例えば、月曜日だと、”Mon.“になります。
以下に一覧で記載します。
月曜日:”Monday”→”Mon.”
火曜日:Tuesday”→”Tue.”
水曜日:”Wednesday”→”Wed.”
木曜日:”Thursday”→”Thu.”
金曜日:”Friday →”Fri.”
土曜日:”Saturday →”Sat.”
日曜日:”Sunday →”Sun.”
英語の月の略
続いては月の略についてです。
月も曜日と同じで、曜日の三文字のみを記載し、最後にピリオド”.“を付けます。
一覧で見ていきましょう。
1月:”January”→”Jan.”
2月:”February”→”Feb.”
3月:”March”→”Mar.”
4月:”April”→”Apr.”
5月:”May”→”May”
6月:”June”→”Jun.”
7月:”July”→”Jul.”
8月:”August”→”Aug.”
9月:”September”→”Sep./Sept.”
10月:”October”→”Oct.”
11月:”November”→”Nov.”
12月:”December”→”Dec.”
曜日や月の略は日常英語のみならずビジネス英語でも多用されます。
知っておくだけで困らないものとなりますので、ぜひ覚えていただければと思います。
続いては、最近よくSNSなどで見られる英語の略語についてご紹介します。
ネットやビジネスの場などでよく使う英語の略語
SNSでは、コミュニケーションを円滑に行うため、略語が多用されています。
一つずつ見ていきましょう。
“bro”
“bro“は”brother“の略で「兄弟」を意味します。
海外では、「兄弟」ではなくてもこの”bro“を多用します。
人によりますが、特に友人ではない人や初対面の人にも使いますので、日本語の「兄弟」とは意味合いが異なります。
日常会話やSNSなどの文面上でも多用されますので、正しいニュアンスを理解すると良いです。
“etc.”
“etc.“は”etcetera“(エトセトラ)の略で「その他のもの」という意味です。
高速道路の出入り口であるETCとは別ですので、注意が必要です。
“2”
“2“は”to“の意味です。
“2 you“で「あなたへ」と表現したりすることができます。
※”4“は”for“の省略でも稀に表現されます
“ASAP”
“ASAP“は”as soon as possible“の略で「できるだけ早く」という意味です。
特にビジネスの場で、期日などをすり合わせするときによく使う表現です。
“LOL”
“LOL“は”Laughing out loud“の略で「大笑いする」という意味です。日本語の(笑)に該当する表現となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はよく利用される英語の略語について紹介しました。今回お伝え出来なかった表現もたくさんありますので、わからない略語が出てきましたら、都度調べて見てみましょう。