ホームシックの意味を完全にマスターしよう!

皆さんは「ホームシック」の意味について、パッと答えることはできますか?

この記事では、英語学習者を中心に、「ホームシック」の意味や使い方、さらには関連する言い換え表現まで、分かりやすく解説していきます。

ホームシックになりやすい人や症状、英語の”Homesick”の使い方や言い換えも紹介中です。

この記事を通じてホームシックをまるっと理解できるので、早速見ていきましょう。

「ホームシック」の意味は?

「ホームシック」の意味は?

日本語で「ホームシック」というカタカナを耳にしたことがある方は多いでしょう。しかし、この言葉が実際どのような意味を持つのか、説明することは意外とできないのかもしれません。

まずは、そんなホームシックの日本語の意味を紹介していきます。

「ホームシック」は「懐郷病」という意味

「ホームシック」は、漢字では「懐郷病」と書き、家族や故郷から離れて寂しさや不安を感じることを指します。

特に、初めての一人暮らしや留学、長期の出張などで新しい場所に適応する過程で起こりやすいです。

精神的なストレスが原因で、日常生活や仕事に影響が出ることもあります。中には毎晩一人になると自然と涙が出てくる程、深刻な例もあるようです。

そんなホームシックという言葉の使い方は以下の通りです。

例文:

  1. ホームシックで、毎晩のように家族に電話をかけてしまいます。
  2. ホームシックで、友達の写真を見るたびに涙が溢れてきました。
  3. ホームシックで、新しい環境になかなか慣れなかったが、時間が解決してくれました。

ホームシックは誰でもなる可能性があるものの、家族との絆が強い人や何事もストレスを抱えやすい人(センシティブな人)がなりやすい傾向にあります。

“Homesick”という英単語に由来

「ホームシック」という言葉は、英語の”Homesick”に由来しています。

“home”は「家」を意味し、”sick”は「病気」という意味がありますが、ここではいわゆる「寂しさ」という意味です。つまり、”Homesick”は「家が恋しくて寂しい」という感情を表現する言葉となります。

以下でもっと詳しく単語解説をしているので、ぜひ続けて学んでみましょう。

“Homesick”の単語解説

新しい場所に住んだり、家族や友人と離れたりすると、ふと懐かしさや寂しさを感じることはありませんか?

その感情を表現する言葉がこの”Homesick”です。

このセクションでは、この英単語の意味や使い方、発音について詳しく解説します。

“Homesick”は「家を恋しく思うこと」を意味する

“Homesick”はそのまま「ホームシックの」という意味を持つ言葉ですが、和訳すると「家を恋しく思うこと」という意味になります。

海外留学後に「日本に帰りたい」と思うような気持ちをまさに、”Homesick”と言い、基本的にはネガティブな感情を表現する言葉です。

簡単な文章にすると”I feel homesick”で「私はホームシックだ」と表現できます。感情を表す言葉なので、”Feel(感じる)”がピッタリなのです。

“Homesick”の品詞と発音

“Homesick”の品詞は「形容詞」です。日本語のイメージだと「名詞」と勘違いされますが、先にも説明した通りこれは感情表現の一つなので、形容詞となります。

発音はカタカナで表すと「ホームシック [ˈhoʊm.sɪk]」です。”home”の部分は「ホウム」、”sick”は「シック」と発音されます。発音する際は、最初の「ho」の部分が「ホウ」と少し伸ばす感じで、英語特有のイントネーションで滑らかになるので、覚えておくと良いでしょう。

“Homesick”の例文

以下は日常的な会話や文章で使える”Homesick”の例文です。それぞれの例文では、”Homesick”がどのような状況で使われるかを紹介しています。

例文①:

Aさん
I felt homesick during my first week at college.

訳)大学に入学して最初の1週間はホームシックになった。

例文②:

Bさん
Every time I hear that song, I feel a bit homesick.

訳)あの曲を聞くたびに、少しホームシックになる。

例文③:

Aさん
When she moved abroad, she became homesick very quickly.

訳)海外に引っ越したとき、彼女はすぐにホームシックになった。

“Homesick”の関連表現

"Homesick"の関連表現

“Homesick”に関連する表現は、家族や故郷を恋しく思う気持ちと関連するものが多く、特定の感情や状態を表す際に便利です。以下はそんな”Homesick”に関連する3つの表現となります。

  • “Longing” – 切望
  • “Nostalgic” – 懐かしさを感じる
  • “Yearning” – 強い憧れや願望

それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。

“Longing” – 切望

“Longing”は「切望」という意味を持つ英単語です。

一般的には、旧友や実家にいる家族など、何かを強く求めている気持ちや、遠く離れたものや人に対する深い欲求を表す際に使われます。

品詞と発音

  • 品詞:名詞・形容詞
  • 発音:ロングイング [ˈlɔːŋɪŋ]

また、この単語は形容詞で「切望の」「憧れ」という意味でも使われます。

“Homesick”とも密接に関わる部分があり、特に懐かしい場所や人に対する強い感情を表現する点で共通しているのです。

“Longing”の使い方

Aさん
I have a deep longing for my hometown during the holidays.
訳)休日になると、故郷を懐かしく思い出す。

“Nostalgic” – 懐かしさを感じる

“Nostalgic”は「懐かしさを感じる」という意味を持つ英単語です。

この言葉は日本語の「ノスタルジック」と同じ意味を持ち、過去の出来事や思い出に対してそれを恋しく思う気持ちを表します。

品詞と発音

  • 品詞:形容詞
  • 発音:ノスタルジック [nəˈstæl.dʒɪk]

“Homesick”とも密接に関連しており、特に故郷や家族への思い出が呼び起こされたときに使われることが多いです。

“Nostalgic”の使い方

Aさん
Hearing that song makes me feel nostalgic about my childhood.
訳)この曲を聴くと、子供の頃を懐かしく感じる。

“nostalgic”は、ホームシックの感情と絡めて、特に昔の生活や特定の時代を思い出して懐かしく感じる際に使います。

“Yearning” – 強い憧れや願望

“Yearning”は「強い憧れ」や「切なる願望」を意味する英単語です。

これは、何かが手に入らないときや、遠く離れた存在に対して感じる切望感を表します。

品詞と発音

  • 品詞:名詞・形容詞
  • 発音:ヤーニング [ˈjɜːrnɪŋ]

また、”Yearning”は形容詞で「憧れの」「切望する」という意味も持ちます。

こちらも”Homesick”似た感情として、特に会いたい人や、帰りたい場所への強い願望を表現するのに役立つのです。

“Yearning”の使い方

Aさん
She has a constant yearning for adventure and travel.

訳)冒険と旅への憧れが絶えない。

まとめ

こちらの記事では「ホームシック」という言葉の意味から、英単語の”Homesick”について詳しく紹介していきました。

さまざまな側面からホームシックについて学んできたので、最後に復習をしておきましょう。

  • 「ホームシック」は、家族や故郷を恋しく思う感情を表す。
  • 「ホームシック」は英単語の”Homesick”に由来している。
  • “Homesick”は、長期間家を離れると感じやすい感情で、誰にでも起こりうる。

英語で”Homesick”を使って自分の感情を表現する力は、外国に住む経験や新しい環境に適応する過程でも役立ちます。この記事を出発点として、さらに理解を深め、関連表現も積極的に使ってみましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【関連記事】