friendly(フレンドリー)という英語は、日本語でもカタカナとしてそのまま使われています。

でも実は、色々な意味があるってご存知ですか?

この記事では、そんな【friendly】の意味・使い方について、改めて確認していきましょう!

同意語や反対語・反意語も紹介するので、英語学習に役立ててくださいね。

friendlyの意味・使い方

friendlyの意味・使い方

まずはfriendlyの基本的な意味・使い方を紹介します。

基本的な意味

friendlyの基本的な意味は「友好的な」「親しみやすい」です。この意味は知っている人も多いのではないでしょうか。

また、「(環境や条件が)適している、好意的な」という意味で使われることもあります。

さらにfriendlyには「(競技や試合が)親善の」という意味もあります。

品詞

「friendly」の品詞は形容詞として使われることが一般的ですが、文脈によって副詞や名詞として使われる場合もあります。

形容詞としては名詞の前に置かれて「a friendly girl」などのように使われます。

副詞としては「友好的に」「友人らしく」などの意味となります。

名詞としては「親善試合」という意味ですが、これは主に英国で使われる表現です。

使い方(例文)

friendlyを使った例文をいくつか紹介します。

まずは、「親しみやすい」の意味で使うときの例文です。

Aさん
He is a friendly person.

(彼は親しみやすい人です。)

次に、「適している、好意的な」という意味で使うときの例文を見てみましょう。

Aさん
This eco-friendly product helps reduce waste and protect the environment.

(この環境に良い製品は、廃棄物の削減や環境保護に役立ちます。)

最後に、「(競技や試合が)親善の」という意味で使うときの例文はこちらです。

Aさん
Our team won the friendly yesterday.

(私たちのチームは昨日の親善試合に勝ちました。)

※親善試合(friendly match)を省略して「friendly」と呼ぶことがある。friendlyが名詞として使われるケース。

friendlyの同意語

次に、friendlyの同意語を紹介します。

「友好的な」「親しみやすい」の同意語

「友好的な」「親しみやすい」といった意味合いのある英単語は以下のとおりです。

  • amiable(愛想の良い、親しみやすい)
  • kind(親切な)
  • pleasant(感じの良い)
  • approachable(話しかけやすい)

これらの同意語を使った、例文をいくつか紹介します。

Aさん
She has an amiable personality.

(彼女は親しみやすい性格をしています。)

Aさん
The staff at the hotel were very pleasant.

(ホテルのスタッフはとても感じが良かったです。)

Aさん
The manager is approachable and always ready to help.

(そのマネージャーは話しかけやすく、いつでも助けてくれます。)

「(環境や条件が)適している、好意的な」の同意語

「(環境や条件が)適している、好意的な」といった意味合いのある英単語は以下のとおりです。

  • welcoming(歓迎的な)
  • helpful(役に立つ、助けになる)
  • conducive(〜に適した、助けになる)
  • supportive(支援的な、協力的な)

これらの同意語を使った、例文をいくつか紹介します。

Aさん
The community is welcoming to new members.

(そのコミュニティは新しいメンバーに親切です。)

Aさん
The library provides a conducive environment for studying.

(その図書館は勉強に適した環境を提供しています。)

friendlyの反対語・反意語

friendlyの反対語・反意語

次に、friendlyの反対語・反意語を紹介します。

友好的でない、冷たい(人や態度に対して)

まず、「友好的でない、冷たい」という意味合いのある反対語・反意語を紹介します。

  • unfriendly(非友好的な、冷たい)
  • hostile(敵意のある、反感を持つ)
  • aloof(よそよそしい、距離を置く)
  • cold(冷たい、冷淡な)

これらの反対語・反意語を使った、例文をいくつか紹介します。

Aさん
The audience was hostile to the speaker’s ideas.

(聴衆はそのスピーカーの考えに敵意を示していた。)

Aさん
He remained aloof from the discussion.

(彼はその議論に対してよそよそしい態度をとった。)

適していない、不向きな(環境や条件に対して)

次に、「適していない、不向きな」という意味合いのある反対語・反意語を紹介します。

  • unwelcoming(歓迎されないような、不快な)
  • inconvenient(不便な)
  • unhelpful(役に立たない)
  • unsuitable(不適切な、不向きな)

これらの反対語・反意語を使った、例文をいくつか紹介します。

Aさん
The hotel had an unwelcoming atmosphere.

(そのホテルは歓迎されないような雰囲気だった。)

Aさん
The location is inconvenient for public transportation.

(その場所は公共交通機関を使うのに不便です。)

Aさん
The shoes were unsuitable for hiking.

(その靴はハイキングには不向きだった。)

「フレンドリーな人」を英語でなんて言う?

日本語で「フレンドリーな人」という表現を耳にしますが、英語ではなんと言うかご存知ですか?

英語でもフレンドリーな人という言い方はしますし、通じます。

英語では文字通り、「friendly」のうしろに「person(人)」をつければ「フレンドリーな人」を表現できます。

文章では、先に例文で紹介したとおり「He is a friendly person.(彼は親しみやすい人/フレンドリーな人です。)」といった形で使います。

 

「ユーザーフレンドリー」を英語でなんて言う?

「ユーザーが使いやすい」といった意味合いで「ユーザーフレンドリー」という言葉を耳にしますが、これは英語でなんと言うのでしょう?

こちらも日本語・英語ともに表現は大きく変わりません。

英語ではハイフンをつけて「user-friendly」と表現します。ハイフンは、2つ以上の単語をつなげて1つの意味を持つ形容詞や名詞を作るときに使われます。

Aさん
This app is very user-friendly.

(このアプリはとても使いやすいです。)

まとめ

今回は、知っているようで知らない【friendly】の意味や同意語・反対語・反意語などを紹介しました。

最後に内容をおさらいしましょう。

  • 基本的な意味は「友好的な」「親しみやすい」
  • 同意語にはamiable、kindなどがある
  • 反対語・反意語にはunfriendly、hostileなどがある
  • 「フレンドリーな人」「ユーザーフレンドリー」は英語でも同表現がある

friendlyは人だけでなく物や環境、サービスなどに対しても使える便利な英語です。今日から早速使ってみてくださいね!

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