今回は“bound(バウンド)”の意味を解説します。
基本的な意味や例文、よく使われる熟語などを紹介するので、この機会に覚えてみてくださいね。
また、boundはbindの過去形・過去分詞形でもあるので、その意味も解説します!
bound(バウンド)の意味・使い方
まずboundの基本的な意味や使い方を、例文を交えて紹介します。
boundの基本的な意味
boundには動詞としては「跳ねる、飛び跳ねる」の意味があります。
名詞としては「限界、境界」などの意味があります。
また、”bound for”で「〜行きの」という意味があり、以下のようなフレーズを公共交通機関で耳にすることがあるでしょう。
The Shinkansen is bound for Tokyo.
(その新幹線は東京行きです。)
さらに”bound by”で「縛られた、束縛された」の意味もあります。
He is bound by his promise.
(彼は約束に縛られている。)
boundの使い方
「跳ねる、飛び跳ねる」の意味で使う場合の例文はこちらです。
The dog bounded across the field.
(犬が野原を跳ね回った。)
He bounded up the stairs excitedly.
(彼は興奮して階段を駆け上がった。)
次に「限界、境界」の意味で使う場合の例文はこちらです。
His curiosity knows no bounds.
(彼の好奇心に限界はない。)
Stay within the bounds of the law.
(法律の範囲内で行動しなさい。)
bind(バインド)の過去形・過去分詞形でもある!
“bound”は動詞”bind(バインド)”の過去形・過去分詞形でもあります。
現在形のbindの意味は複数あり、主なものは
- 縛る、結びつける
- 拘束する、制約する(法律・約束などで)
- (傷口などを)包帯で巻く
- (本を)製本する
- 窮地、困難な状況(a bind:口語表現)
などです。
5つの意味と使い方を確認しましょう。
縛る、結びつける
bind(bound)を「縛る、結びつける」の意味で使う場合の例文はこちらです。
He bound the books with a ribbon.
(彼は本をリボンで縛った。)
拘束する、制約する(法律・約束などで)
bind(bound)を「拘束する、制約する」の意味で使う場合の例文はこちらです。
The contract binds both parties.
(その契約は双方を拘束する。)
(傷口などを)包帯で巻く
bind(bound)を「包帯で巻く」の意味で使う場合の例文はこちらです。
She bound her wound with a cloth.
(彼女は布で傷口を巻いた。)
(本を)製本する
bind(bound)を「製本する」の意味で使う場合の例文はこちらです。
This book is beautifully bound in leather.
(この本は美しく革で製本されている。)
窮地、困難な状況
bind(bound)を「窮地、困難な状況」の意味で使う場合の例文はこちらです。
I’m in a bind because I lost my wallet.
(財布をなくして困った状況になっている。)
be bound toの意味は?
boundを使った熟語の”be bound to”も便利な表現なので、意味を確認しましょう。
be bound toの意味は「~する運命にある」「必ず~する」「~するのは確実だ」などです。
何かが高い確率で起こることが予想されるときに使われます。
より理解を深めるために、例文を確認しましょう。
未来に確実に起こることを表す
She’s bound to be late again.
(彼女はまた遅刻するに決まってる。)
運命的に決まっていることを表す
He was bound to become a great artist.
(彼は偉大なアーティストになる運命だった。)
避けられない状況を表す
Mistakes are bound to happen when you’re learning something new.
(新しいことを学んでいると、ミスは必ず起こるものだよ。)
【メモ】類似表現との違い
be bound toには、いくつか類似表現があるので、例文とともに違いを整理しましょう。
それぞれのニュアンスの違いは以下のとおりです。
- be bound to:ほぼ確実に起こる
- be likely to:可能性が高い
- be supposed to:予定されている/期待されている
どれも「未来に起こる出来事」について予期する表現です。
「試合に勝つ」可能性に関する例文を用いて、違いを見ていきましょう。
be bound toを使った場合、このような英文・訳となります。
He’s bound to win the game.
(彼はきっと試合に勝つ。)
試合に勝つことをほぼ確信している、過去の実績から見て「負ける可能性はほぼなし」と思っている場合などに使います。
次に、be likely toを使った場合、このような英文・訳となります。
He’s likely to win the game.
(彼は試合に勝ちそうだ。)
こちらの表現も勝つ可能性は高いものの、be bound toよりは弱めの確信度の表現です。
絶対ではないけれど、客観的な情報から「勝ちそう」と判断している場合などに使います。
最後に、be supposed toを使った場合、このような英文・訳となります。
He’s supposed to win the game.
(彼は試合に勝つはずだ。)
この表現には、「勝つはずだけれど、必ずしも確実ではない」ニュアンスがあります。
「予定・期待」の意味が強いです。
bound scrollの意味は?
bound scrollは、は直訳すると「縛られた巻物」ですが、文脈によって意味が異なります。
考えられる意味を2つ紹介します。
巻物が何らかの形で束ねられている
文字通り「ひもや紐で縛られた巻物」「製本された巻物」などを指します。
歴史ある文書や魔法書のようなものを指す場合があります。
例文はこちらです。
The wizard opened the bound scroll to reveal a powerful spell.
(魔法使いは縛られた巻物を開き、強力な呪文を明らかにした。)
プログラミングやデザインの用語(スクロールの制限)
また、プログラミングやデザインの用語としても使われます。
- 「スクロールの制限」や「固定スクロール」
- Webデザインやアプリ開発で、特定の要素がスクロール範囲に制限される場合
などに使います。
例文はこちらです。
The UI uses a bound scroll to keep the content within a fixed area.
(そのUIは、コンテンツを固定エリア内に収めるために制限付きスクロールを使用している。)
まとめ
今回は”bound”の意味をまとめました。
熟語やbindの過去・過去分詞形も含めると、さまざまな意味がある単語ですね。
最後に、紹介した意味・表現を復習しましょう。
- boundは「跳ねる、飛び跳ねる(動詞)」「限界、境界(名詞)」という意味
- boundはbindの過去・過去分詞形でもあり、「縛る」などの意味がある
- be bound toの意味は「~する運命にある」「必ず~する」「~するのは確実だ」
- bound scrollは「ひもや紐で縛られた巻物」「スクロールの制限」など文脈によって意味が変わる
たくさんの表現がある英単語です。
今日から積極的に活用してくださいね!
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