「英検ってどうやって受験するの?」
「 検定料や当日の持ち物を知りたい」
英検の受験を決めたものの、具体的な流れがよくわからず困っている保護者の方もいるのではないでしょうか。
子どもにとっても親にとっても、初めての英検は、とても不安で心配なことが多いですよね。
今回は、事前に把握しておきたい、申し込み方法や検定料、当日の持ち物などの英検の受験の流れを詳細に解説していきます。
英検の受験の流れ
英検を個人で受験される場合の、申し込みから合否発表までの一連の流れをご紹介します。
まず申し込みをしてから、受験票が手元に届き試験当日までの間に、入念な準備をしておきましょう。
1.申し込み | 申し込みは、試験日の約1カ月半~2カ月前に開始
【個人で申し込む場合】 【団体で申し込む場合】
※英検S-CBTは、S-CBTのウェブサイトから申し込む |
2. 受験票の到着・確認 | 試験日の一週間前までに受験票が到着
|
3. 一次試験 | 受験票と、3級以上は身分証明書も持参し、受付をする 指定された教室に入室し、試験を受ける |
4.一次試験の解答速報 | 試験の翌月曜日13時に解答速報が公開される |
5. 二次試験(3級以上) | 3級以上の一次試験合格者は、二次試験の面接形式のスピーキングテストを受験する |
6. 合否発表・成績表送付 | 試験日から約2週間後に、受験者マイページで合否結果が公開される(級によって公開時間が異なる)
後日、個人成績表が郵送される |
英検の申し込み方法
英検の申し込み期間は、試験日の約1カ月半〜2カ月前に開始されるのが一般的です。
個人で英検を申し込む場合は、インターネット申し込みかコンビニ申し込みの2つから選べます。
どちらの方法でも試験の流れに違いはないので、ご自身がやりやすい方法で申し込みを済ませましょう。
インターネット申し込み
日本英語検定協会のウェブサイトから、ホームお申し込み> 個人でのお申し込み(受験を検討している個人の方)> インターネット申し込みについて>「英検(従来型) 個人申し込みサイト」へ進み、申し込みを行います。
申し込みには、日本英語検定協会が提供する認証サービス「生涯学習アカウント」認証を求められるため、初めて受験する場合は登録が必要になります。
1.受験級・希望受験地の選択 | 受験する級と、希望する受験地を選択する
自宅から一番近い場所や自治体を選ぶのがおすすめ |
2.生涯学習アカウントの登録・認証 | 初めての方は、氏名やメールアドレスなどの情報を入力して新規登録する |
3. 必要事項の入力 | 氏名や住所などの必要事項を入力する |
4. 支払方法選択 | 支払い方法を選択する
|
5. 登録内容確認 | 登録内容に間違いがないか確認する |
6.申し込み完了 | 登録したメールアドレス宛に申し込み完了のメールが届く
コンビニ支払いまたは郵便局ATM支払いの場合は、支払いをもって申し込み完了となる |
受験票は試験日の一週間前までに入力した住所へ届きます。
受験票が届くまでは、試験勉強に注力し過去問や予想問題にも取り組み、合格を目指しましょう!
コンビニ申し込み
コンビニで申し込む場合の方法もご紹介します。
コンビニによって使用する端末機が異なるため、最寄りの、またはよく行くコンビニが英検申し込みに対応しているか確認しておきましょう。
ローソン ミニストップ |
店頭の情報端末機「Loppi」で申し込む(24時間対応)
「各種サービスメニュー」 |
セブン-イレブン | 店内のマルチコピー機で申し込む(24時間対応)
「学び・教育」 |
ファミリーマート | 店内のマルチコピー機で申し込む(24時間対応)
「申し込み・保険・請求・募金」 |
店内の情報端末機で申し込み情報を入力したら、申し込み控え券を持ってレジで検定料を支払います。
支払い後に受け取った領収書(レシート)は試験当日まで大切に保管しておきましょう。
英検の検定料
英検の検定料は、受験級によって異なります。
5級から1級まで、級が上がるごとに検定料も上がっていきますので、申し込みの際は受験級を間違えないようよく確認するようにしましょう。
受験級 |
個人で受験する場合 |
団体で受験する場合 |
5級 |
4,100 | 2,500 |
4級 |
4,700 |
2,900 |
3級 |
6,900 |
5,000 |
準2級 |
8,500 |
6,100 |
準2級プラス |
8,700 |
6,400 |
2級 |
9,100 |
6,900 |
準1級 |
10,500 |
ー |
1級 | 12,500 |
ー |
単位:円(税込)
個人で受験する場合、全国47都道府県の約230都市、および海外4都市に協会が設置された本会場での受験となります。
団体受験とは申し込み方法も検定料も異なるので注意しましょう。
英検に必要な持ち物・服装
最後に、英検に必要な持ち物や服装を紹介します。
本番で100%の力を出し切るためには、事前の準備がとても大切です。
試験日が近づいてきたら、当日余裕を持って試験に挑めるよう、前もって準備しておきましょう。
英検の持ち物
【受験者が必ず持っていくもの】
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【任意で持っていけるもの】
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【保護者が持っていくといいもの】
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参考:当日のスケジュール&持ち物リスト 一次試験 | 英検 for kids!
腕時計は必須ではないですが、受験会場によっては教室に時計がないこともあるため、できれば持っていくことをおすすめします。
解答用紙は、子どもが自分で必要事項を記入しなければなりません。
記入漏れや受験番号に間違いがあるとせっかくの解答が無効になってしまうため、事前に解答用紙の書き方を練習しておくと良いでしょう。
英検の公式サイトから一次試験解答用紙の見本をダウンロードできるので、どこに何を記入するのか、マークシートの塗りつぶし方の練習も兼ねてお子さんと一緒に確認しておくと安心ですよ。
参考:解答用紙の記入方法 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会
英検の服装
英検の服装に関する決まりはありません。
私服でも学校指定の制服でも、どのような格好でも合否には関係ないので、受験者が着慣れた服で大丈夫です。
もちろん保護者の服装も自由で構いません。
3級以上の二次試験でも、服装が試験に影響するようなことはないので、清潔感があってリラックスして試験に集中できる着心地の良い服がおすすめです。
なお、個人ではなく、団体で受験する場合は、個別にルールを設けていることもあるので、学校の先生や申し込みを取りまとめている代表の方の指示に従うと間違いないでしょう。
まとめ
英検の受験の流れについて、申し込み方法、検定料、持ち物などを紹介しました。
初めての英検は、誰でも緊張して不安になるものです。
特にわが子の初受験ともなれば、保護者の方もとてもドキドキしていますよね。
当日に落ち着いて試験に挑めるよう、事前の準備は入念に行いましょう。
試験時刻に合わせて過去問題を解く、といったように、親子で本番をシミュレーションしてみるのもおすすめです。
初めての英検を突破できたら、大きな自信につながります。
子どもの英検合格を目指し、全力でサポートしていきましょう!