英検3級には約2100語の単語力が必要と言われています。特にPart1の語彙問題やPart4の長文読解では中学校3年生終了レベルの英単語も出題されます。単語をしっかりと暗記していけば、英検3級の合格が一気に近づきます。今回はその英検3級で出題されるであろう英単語を品詞別にまとめました。

参考:英ナビ

英検3級の英単語 品詞別まとめ

【保存版】英検3級の英単語まとめ|動詞・名詞・形容詞・副詞を完全整理!

【動詞】

英単語 日本語訳
1 ride 乗る
2 perform
上演する、演じる
3 lose 失う
4 sell 売る
5 leave
置き忘れる、出発する、残す
6 spend 費やす
7 die 死ぬ
8 choose 選ぶ
9 snow 雪が降る、雪
10 work
作業、作動する、働く
11 cover おおう
12 paint
ペンキを塗る、絵の具で描く
13 call
電話をする、(call A B で)AをBと呼ぶ
14 win 勝つ、勝ち取る
15 sleep 眠る
16 enjoy 楽しむ
17 pay 支払う
18 fall 落ちる、秋
19 find
見つける、わかる
20 reach 着く、届く
21 hold
(会などを)開く、持っておく
22 speak 話す
23 change 変化する
24 enter 入る
25 put 置く
26 drive 運転する
27 throw 投げる
28 finish 終える、終わる
29 draw
(線)を引く、(絵・図)を描く

【名詞】

英単語 日本語訳
1 action 行動
2 actor 俳優
3 actress 女優
4 airport 空港
5 apartment アパート
6 bakery パン屋
7 basket かご
8 beach 浜辺、海辺
9 bicycle 自転車
10 bookstore 本屋、書店
11 business 仕事、商売
12 café 喫茶店、カフェ
13 capital 資本、首都
14 Chinese
中国語、中国人、中国の
15 classmate 同級生
16 classroom 教室
17 computer コンピューター
18 concert 演奏会
19 copy コピー、複写
20 culture 文化
21 customer
22 daughter
23 doctor 医師
24 dollar ドル
25 end 終わり
26 farmer
農家、農場経営者
27 festival 祭り
28 flight
飛行機の便、飛行
29 French フランス語
30 garden
31 gate
32 goal ゴール、目標
33 health 健康
34 hole
35 horror ホラー、恐怖
36 information 情報
37 Internet インターネット
38 job 仕事
39 letter 文字、手紙
40 library 図書館
41 license 免許
42 life 生活、一生、命
43 line 列、線
44 member 一員
45 million 百万
46 mind 心、精神
47 model 型、模型
48 month
49 musician 音楽家
50 nature 自然
51 notice 通知、掲示
52 nurse 看護師
53 office
オフィス、事務所
54 owner 所有者
55 paper 紙、論文
56 phone 電話
57 pond
58 prize
59 pumpkin かぼちゃ
60 question 質問
61 reason 理由
62 recipe レシピ、調理法
63 restaurant
飲食店、レストラン
64 rework 花火
65 road 道路
66 rocket ロケット
67 sale セール
68 schedule 予定
69 scientist 科学者
70 shape 形状
71 shrine 神社
72 something 何か
73 space 宇宙、空間
74 speech スピーチ、演説
75 stadium スタジアム
76 staff 職員、スタッフ
77 store お店
78 sugar 砂糖
79 suitcase スーツケース
80 supermarket
スーパーマーケット
81 theater 劇場、映画館
82 ticket チケット、切符
83 uniform
ユニフォーム、制服
84 vacation 休暇
85 vegetable 野菜
86 video ビデオ
87 visitor 訪問者
88 volunteer ボランティア
89 wallet 財布
90 way 方法、方向
91 worker 労働者、従業員
92 writer 作家
93 zoo 動物園
94 someone 誰か
95 anyone
(疑問文で)だれか

【形容詞】

英単語 日本語訳
1 heavy 重い、激しい
2 little 少しの~
3 hungry 空腹の
4 ready 準備ができて
5 loud
(声・音が)大きい、うるさい
6 difficult 難しい
7 funny
おかしい、こっけいな
8 enough 十分な
9 afraid
怖がって、残念ながら~
10 nervous 緊張した
11 bright 明るい
12 central 中央の
13 narrow 狭い
14 usual
いつもの、ふつうの
15 close
近い、親密な、閉じる
16 dark 暗い
17 same 同じ
18 sunny 晴れた

【その他】

英単語 日本語訳
1 again 再び
2 else そのほかに
3 when
~するとき、いつ
4 as ~として
5 beside 横に、そばに
6 part-time
パートタイムで、非常勤で
7 usually
いつもは、たいてい
8 could
~することができた
9 already 既に、もう
10 since ~から、~以来
11 most 最も、大部分の
12 abroad 海外へ
13 luckily 運よく
14 almost ほとんど

英検3級の英単語の覚え方を徹底解説

英検3級の英単語の覚え方を徹底解説

ステップ1:視覚で覚える【見て・繰り返して記憶に残す】

最初のステップは、「英単語を目で見て覚える」ことです。
視覚からの情報は一度でしっかり覚えられるわけではありませんが、何度もくり返すことで記憶に残りやすくなります。

効果的なやり方

  1. 単語リストを用意し、英単語と日本語の意味を交互に視線で追う(5回繰り返します)
    例:library – 図書館 → library – 図書館 → …
  2. 次に日本語を隠し、英単語だけを見て日本語訳を思い出せるかチェックします。
  3. 思い出せたらOK!次の単語へ進みましょう。
    思い出せなかった単語は、その場で再び「英単語⇄日本語」の視線移動を5回繰り返します。
  4. 覚えられなかった単語には★や〇など印をつけておき、後で復習できるようにしておきましょう。

ポイント

  • 視覚記憶だけでは定着率は約10%ともいわれていますが、反復しやすく、短時間でたくさんの単語に触れられるのが大きなメリットです。
  • 特に「英単語を見て意味を思い出す」力は、英検3級の語彙問題(Part1)で重要なスキルになります。
  • カラフルなカードや図入りの単語帳を使えば、視覚的な刺激が増えて、記憶に残りやすくなります。

ステップ2:聴覚で覚える【声に出してリズムで記憶】

2つ目のステップは、「音で覚える」方法です。
英単語は声に出して覚えることで記憶に残りやすくなり、リスニングやスピーキングにも役立ちます。

効果的なやり方

  1. 単語帳やアプリを使って、英単語と日本語を5回ずつ声に出して読みましょう。
    例:apple – りんご(×5回)
  2. 正しい発音は、アプリや電子辞書の音声機能を使って確認します。耳で聞いた音をまねして、できるだけそっくりに発音するのがコツです。
  3. 日本語を隠し、英単語を声に出して読んだ後に意味が言えるかを確認しましょう。
  4. 逆に、日本語の意味だけを見て、その英単語が正しく発音できるかを試すのもとても効果的です。

ポイント

  • 聴覚記憶は定着率が約20%とされ、視覚よりもやや高いですが、音楽をやっている人や、耳で覚えるのが得意な人(聴覚優位)には特に向いている方法です。
  • 英語は音と文字が一致しにくい言語なので、聞いて・真似して・声に出す練習はとても重要です。
  • 同じ単語を繰り返し音読することで、自然なリズムで英語を発音できるようになり、リスニングの聞き取り精度もアップします。
  • 音で覚えた単語は、スピーキングでスムーズに口から出てきやすくなります。

ステップ3:運動記憶を使う【手を動かしてしっかり覚える】

3つ目のステップは、「実際に書いて覚える」方法です。
手を動かすことで脳に刺激が加わり、記憶が定着しやすくなります。特にスペルミスを防ぎたい人、ライティング対策をしたい人にぴったりです。

なぜ効果があるの?

  • 運動記憶の定着率は40〜50%と非常に高く、覚えた内容がしっかりと脳に残ります。
  • ただし、習得には時間がかかるのが特徴です。
    たとえば、自転車の乗り方を覚えるときのように、最初は難しくても、一度身につけるとずっと忘れずに使えるのが運動記憶の強みです。
  • 勉強中に体が動いてしまう子や、運動神経が良いタイプのお子さんは、運動記憶が優位な可能性があります。書いて覚える方法がとても合っています。

効果的なやり方

  1. 英単語と日本語を声に出しながら、指で空中や机の上に書く練習をします。スペルと意味を同時にイメージしましょう。
    (例:「apple = りんご」と言いながら空書き)
  2. 次に、実際に紙とペンを使って、英単語を見ながら日本語訳を書き出します。
  3. 書けたら次の単語へ。書けなかった単語や間違えた単語には印をつけて、あとで復習します。
  4. 慣れてきたら、日本語だけを見て、英単語が書けるかをテストするのも効果的です。

ポイント

  • 書くことでスペルの確認と意味の理解が同時にできるため、英検3級のライティング対策にも直結します。
  • 手を動かすことで記憶が深く残りやすく、一度覚えた単語は長く忘れにくくなります。
  • 「書くのが苦手…」という子も、最初は空書きからスタートすると取り組みやすいです。

参照:手続き記憶(Wikipedia)

ステップ4:テストで確認【記憶の定着をチェック!】

英単語の暗記において、一番大切なのは「覚えたかどうかを確認すること」です。覚えたつもりになっている単語も、実際にテストすると「あれ?出てこない…」ということもよくあります。

なぜ「テスト」が重要なの?

  • 暗記をしたあとは、すぐに確認するのではなく、数時間〜1日空けてからチェックするのが効果的です。
  • この「時間を空ける」という間に、脳内で記憶の整理(=定着)が行われ、長期記憶に残りやすくなります。

効果的なやり方

  1. 日本語の意味だけを見て、英単語を書き出してみましょう。
  2. 書けなかった単語や間違えた単語には「星マーク」や「正の字」で印をつけておきます。何回間違えたかが一目でわかるようにするのがポイントです。
  3. 覚えられなかった単語だけを集めた「復習ノート」を作るのもおすすめです。自分だけの苦手リストをつくることで、効率的に対策ができます。

知っておきたい「記憶のコツ」

  • 「完璧を目指さない」のが大事です。
    毎日10語×10日より、毎日100語を10日間続けた方が、最終的な記憶量は多くなります。
  • 「今日はあんまり覚えられなかったな…」という日があっても大丈夫。10日かけて8割くらい覚えていれば成功!くらいの気持ちで取り組みましょう。
  • テストはあくまで「今の自分の記憶の状態を知るためのもの」です。自分を責めずに、覚えきれていない単語をチェックするために使ってください。

英検3級に効く!効果的な英単語の学習方法まとめ

英検3級の単語を覚えるには、「自分に合った学習方法」を見つけて、視覚・聴覚・運動・アウトプットの4ステップをバランスよく繰り返すことが大切です。

ステップ1:視覚で覚える
→ 単語と意味を目で見て繰り返すことで、素早く多くの単語に触れられます。

ステップ2:聴覚で覚える
→ 正しい発音とリズムで記憶に残りやすく、リスニングやスピーキングにも効果的。

ステップ3:運動記憶で覚える
→ 実際に書くことでスペルが定着し、長期記憶に残りやすくなります。

ステップ4:テストで確認
→ 覚えた単語を時間を空けてチェック。復習ノートで苦手も効率的に克服できます。

どのステップも、単独で使うよりも組み合わせて使うことで効果が倍増します。まずはお子さんの得意なスタイルから始めて、少しずつ他のステップも取り入れていきましょう。

日々の努力が実を結び、英検3級合格への大きな一歩になります!