最近では、買い物の際に「エコバッグ」を持ち歩くのが当たり前になってきましたね。
でも、「エコバッグ」って英語でどう言うのでしょうか?
「マイバッグ」や「ビニール袋」といった関連する言葉も、英語で表現する方法を知っておくと、海外旅行や英会話のときに役立ちます。
この記事では、「エコバッグ」の基本的な英語表現から、言い換え表現、海外でよく使われているフレーズまで、わかりやすく解説します。
英語の例文もたくさん紹介するので、実際に使える表現が学べますよ。
英語を学び直している人でも安心して読めるように、やさしい言葉でまとめました。
「エコバッグ」を英語で何て言う?
「エコバッグ」は英語で “reusable bag”や”eco bag”と言います。
よく使われる表現について解説します。
reusable bag(再利用できるバッグ)
“reusable bag”は、1番一般的な表現です。
これは「エコバッグ」全般を表します。
例文はこちらです。
I always carry a reusable bag when I go shopping.
(買い物に行くときは、いつもエコバッグを持ち歩いている。)
eco bag(エコバッグ)
日本で使われているカタカナの「エコバッグ」は、実はそのまま”eco bag”としても通じますが、ネイティブの間ではあまり一般的ではありません。
例文はこちらです。
This eco bag is made from recycled plastic.
(このエコバッグはリサイクルされたプラスチックでできている。)
「マイバッグ」を英語で何て言う?
意外かもしれませんが「マイバッグ」は和製英語です。
マイバッグは文字通り「私のバッグ」
日本語で「自分専用のバッグ」や「エコバッグ」などを指すために使われますが、英語では”my bag”と言っても「私のバッグ」という所有を表すだけで、特定のエコバッグや再利用可能なバッグの意味合いは持ちません。
エコバッグのことを英語で言う場合は、先に紹介した”reusable bag”や”eco bag”を使いましょう。
単に所有を表す場合:my bagが使える
なお「私のバッグ」と単に所有を表す場合、英語では “my bag” が自然な表現です。
文脈によっては「バッグ」を具体的に指すために”my handbag”(ハンドバッグ)、”my backpack”(バックパック)、”my tote”(トートバッグ)など、特定の種類を指定することもありますが、一般的には “my bag” で十分です。
「私のバッグ」という意味で、所有を表す場合の例文はこちらです。
I left my bag on the train.
(電車に私のバッグを忘れてしまった。)
Can you grab my backpack from the car?
(車から私のバックパックを取ってきてくれる?)
「エコバッグ」の英語での言い換え表現は?
ネイティブは「エコバッグ」をいろいろな言い方で表現します。
状況によって使い分けてみましょう。
さまざまな言い換え表現
以下は「エコバッグ」の英語での言い換え表現の例です。
- reusable bag:再利用できるバッグ(基本形)
- cloth bag:布製のバッグ
- tote bag:トートバッグ(持ち手のついた大きめの布バッグ)
- shopping bag:買い物用のバッグ
- sustainable bag:持続可能な素材を使ったバッグ
- green bag:環境に優しいバッグを強調する場合。まれ
英語の例文
I use a cloth bag instead of plastic bags.
(ビニール袋の代わりに布製のエコバッグを使っている。)
I carry my books to school in a sturdy tote bag.
(学校に本を持ち運ぶのに丈夫なトートバッグを使っている。)
The store gave me a reusable shopping bag for free.
(その店で再利用可能なショッピングバッグを無料でもらった。)
These sustainable bags are better for the environment.
(これらのサステナブルなバッグは環境に優しい。)
The city distributed green bags to promote eco-friendly shopping.
(市はエコな買い物を推進するためにグリーンバッグを配布した。)
「ビニール袋」を英語で何て言う?
「ビニール袋」は英語で”plastic bag”(プラスチックバッグ)や”poly bag”(ポリ袋)と言います。
よく使われる表現
“plastic bag”(プラスチック製の袋)が、1番よく使われる表現です。
“poly bag”は、特にポリエチレン製の袋を指す場合に使われることが多いです。
文脈によっては plastic bag より軽いニュアンスや特定の用途(例えば包装用)を強調することがあります。
また、disposable bag(使い捨て袋)という表現もあり、エコの観点から批判的に使うこともあります。
使い方の注意
海外では「レジ袋が有料」「ビニール袋はNG」な国も多いため、英語で「エコバッグを使っています」と伝えると好印象です。
英語の例文
英語の例文をいくつか紹介します。
Many stores charge for plastic bags now.
(今では多くのお店がビニール袋に料金を取っている。)
I packed my clothes in a poly bag to keep them dry.
(服を濡れないようにポリ袋に詰めた。)
I don’t use disposable bags anymore.
(もう使い捨ての袋は使っていない。)
イギリスやアメリカで人気のエコバッグは?
英語圏では、エコバッグにも流行があります。
イギリスやアメリカで人気のデザインやブランドをいくつか紹介します。
イギリスで人気のエコバッグ
まずお土産としても人気な、イギリスのエコバッグブランドを紹介します。
- Harrods:ロンドンの高級百貨店。シンプルなロゴが入った折りたたみ式バッグから、カラフルなトートバック型まで種類豊富。
- Tesco:イギリス最大級のスーパー。手頃な価格で実用的なエコバッグが揃う。
- Sainsbury’s:イギリスの大手スーパー。他のお店とのコラボデザインのバッグが人気。
アメリカで人気のエコバッグ
次に、アメリカで人気のエコバッグを紹介します。
- Trader Joe’s:人気スーパー。ユニークでコレクション性の高いエコバッグが人気。州限定デザインもある。
- Whole Foods Market:オーガニック食品を扱うスーパー。環境に配慮した高品質なエコバッグが提供される。
まとめ
今回は「エコバッグ」や、「マイバッグ」「ビニール袋」などを英語で何と言うか解説しました。
紹介してきた用語などをまとめます。
- エコバッグ:reusable bag, eco bag
- マイバッグ:和製英語なので、エコバッグと同じ英語を使う
- エコバッグの言い換え表現:cloth bag, tote bag, shopping bagなど
- ビニール袋:plastic bag, poly bagなど
英語を学び直している人にとって、日常生活の中で使える単語を知っておくことはとても役立ちます。
また、海外では環境への意識が高いため、エコバッグの使用が推奨されています。
英語で「エコバッグを持ってきました」と自然に伝えられるよう、例文もぜひ活用してくださいね。
【関連記事】