一般的に、「娘」を英語にするとDaughterですよね。自分の娘を言う時にはこの単語を使います。ただ、別の表現方法がないこともない・・・!?英語独特の表現であったり、ネイティブがカジュアルに使う表現を知れたらよりレベルアップできますから、今回はここを掘り下げていくことにします。
「娘」はDaughterでOK
自分の娘を英語で言いたいなら、普通はDaughterです。昔、「息子」という単語のSonはとても簡単なのに、どうして娘だけこんなにスペルが長いのか、そして発音とスペルが合っていないのかと思ったことはありませんか?慣れて来ると英語のスペルのルールもなんとなくわかってくるものですが、中学生の早い段階で習う単語だからこそ余計難しかったでしょう。
基本的には、他の人に自分の子どもとしての娘を紹介する時などに使う単語がDaughterですね。ですから娘をDaughterと呼ぶことはありません。
「末っ子」はMy baby
娘の中でも、末っ子ならBabyを使って表現する方法もあります。My babyでも良いですし、小さい子という意味を込めてLittle baby、Little oneと言うこともできます。Littleには「小さい」という意味もありますが、ニュアンス的には「可愛い」という意味もあります。
なんだかBabyと言われると赤ちゃんなのかなと想像してしまいそうですが、末っ子なだけで本当はもう6歳なんてこともあるので気を付けましょう。わからないなら年齢を聞いてみると良いですよ?また、この表現はきょうだいの中で唯一の女の子という時にも使えます。
似たような表現には、My girlがありますね。これも簡単な単語だけで作られているのでニュアンスは簡単にわかるはずです。特に女の子であることを言いたい時に使えます。
「可愛い子」はSweetie/Sweetheart
SweetieやSweetheartは、「私の可愛い子」のような意味合いです。娘だけでなく子ども、そして恋人などにも使えます。好きな人に使う単語であり、特にアメリカでは恋人同士で言うことが多いです。
子どもに使える表現を恋人にも使うというのは、聞き慣れない間や英語の感覚がつかめない間はなんだか変な感じがするかもしれませんが、聞いたり使っていたりすると「そういうものだ」とわかるようになってきますよ!
「上の娘」はOlder daughter
娘が複数人いる時は、どの娘なのか区別させたい時もあるでしょう。そんな時は、年齢に応じてOlder doughterなどと表します。これはきょうだいを言う時と同じですね。Older sisterやOlder brotherで年上の、つまり兄や姉と表すことができますから。ちなみに、OlderではなくElderも同じ意味で使えるので、どちらか好きな方を選んでもらって構いません。
長女であることを強調したいなら、The first born daughterと言ったりすることもできますよ?次女ならSecond daughter、三女ならThird daughterと、序数を付けるだけで何番目の娘なのかを言うことができます。子どもがたくさんいる時には必要な表現ですね。
「下の娘」はYounger daughter
娘が2人いて、そのうち年齢が若い方を言いたいならYounger daughterと言います。これはOlder doughterの逆なので想像は付きましたかね。どちらも比較の形を使って形容詞が変形しています。
末っ子なら、比較の中の最上級を使ってThe youngest daughterと言うことも可能です。
娘を紹介する英語表現
では、ここからは娘のことを他の人に伝える英語表現を学んでみましょうか。Daughterを使って文章を作る練習にもなるので、好きな単語を追加してどんどん娘を紹介する文を作ってみましょう!例文は以下に書いておきますね。
My daughter is outgoing.
訳)私の娘は社交的なんです。
Outgoingで「社交的」と言います。Outが「外」、Goingも「行く」ですから、直訳すると「外へ行く」、つまり社交的であることがわかりますね。知らなければ自分からは使えませんが、リーディングなら推測ができる範囲の単語になります。今覚えておきましょう。
My daughter is shy.
訳)私の娘は恥ずかしがり屋で。
Shyは、小さいうちならよく使う表現になるでしょう。まだお母さんにくっつきたい年頃だと人も知りもしますし、女性は良くても男性は怖いという女の子もいます。そんな時はShyという言葉がしっくりきます。
My daughter has a genius for music.
訳)うちの娘には音楽の才能があるみたいで。
こんな風に娘を自慢すると周りから浮いてしまいそうですが、謙遜することこそが美徳というのは日本独特の文化です。確かに、できる身内を下にしてあえて言うというのはヘンテコリンだと思いませんか?だからもしへりくだったつもりでネイティブに娘を紹介すると、本当に言葉通りに捉えられることもあります。地域によっても違いますが、もし自慢されたと思っても、相手に悪気はない場合もあると覚えておきましょう。
まとめ
「娘」という単語はDaughterですが、それ以外には日常会話的に使えるMy girlやMy baby、Little oneなどがありましたね。教科書などではあまり出てこない単語ですし、基本的にはDaughterで良いので言われたら理解できるようにしておくことが大事でしょう。Sweetheartなども子どもに使える表現なので、恋人同士で使うものだと思っていた場合は知識を更新しておいてくださいね。