「捨てる」という英語と言えば、皆さんが真っ先に思い浮かべるのは何でしょうか。日本で英語を習ったという一般的な場合なら、まず思いつくのはきっとThrow awayですね。受験勉強の時に必死になってイディオムを覚えた記憶はありませんか?しかし、実は英語には他にも「捨てる」という意味を持つ動詞がたくさんあります。スラング的なものもご紹介するので、ネイティブが海外ドラマの中や洋画の中で言っていたら理解できるようになりますよ!

throw away

ではまずは定番のThrow awayから。こちらにあるThrowは「投げる」という意味なので、もっと英語のニュアンスに近づけるなら「投げ捨てる」が適切でしょう。しかし、日本語にするとなんだかイライラしている状態を感じ取ってしまうこともありますね。ただ投げて捨てられるという意味で捉えておきましょう。

Aさん
Hey John! Throw away waste papers and don’t leave them on the floor.
訳)ちょっとジョン!紙くずはちゃんと捨てて床に散乱させないで。
Aさん
He threw it away instead of me.
訳)私の代わりに彼がそれを捨ててくれた。

put

Putというと「置く」という意味で覚えた人も多いですが、ネイティブの間では日常的に「捨てる」という意味で使われることもあります。日本語に置き換えるならば、「捨てる」の他に「(ゴミ箱に)入れる」という意味もあるでしょう。ゴミ箱に物を入れるということは、イコール捨てるという意味になりますからね。

Aさん
Can you put this in the rubbish bin?
訳)これ、ゴミ箱に入れてくれる?
Bさん
I’ll put this in the trash.
訳)これゴミ箱に入れとくよ。

dispose of

dispose of

こちらは前置詞好きなのでイディオムになっていますが、廃棄するようなものを捨てる際に使う動詞です。冷蔵庫、テレビなどの大きいものに対して使うので、投げ入れられるThrow awayは使えないことがわかりますよね。

Aさん
OK, I save some money now, so I dispose of the fridge and buy a new one!
訳)よし、お金も貯めたことだし、この冷蔵庫を捨てて新しいのを買うぞ!
Aさん
Can you believe it!? My father disposed of the TV set last night just because I play game too much!
訳)信じられる!?俺がゲームをしすぎるからって、父さんが昨日の夜テレビを捨てちゃったんだ!

dump

これは「捨てる」の中でもゴミを捨てる時だけに使える表現です。一見「捨てる」と言えばそれはおしなべてゴミではないかと思ってしまいそうですが、そうでなくても捨てられてしまうものや捨てざるを得ないものはありますからね。

Aさん
I need to dump the raw garbage.
訳)生ゴミを捨てないと。

ただ、スラングとして使うようになると、Dumpはゴミを捨てるのではなく恋人を捨てるという意味でも使われるようになります。ちょっと酷い言い方ですが、向こうが酷かったのならこのような言い方をしたい気持ちもわからなくないですかね。ネイティブが人に対してDumpを使っていたら、「振った」のだと理解しましょう。

Aさん
I got dumped last night.
訳)昨日の夜、彼女(彼)に振られたんだ。

Got dumpedは受動態です。be動詞ではないので気付きにくいかもしれませんが、ネイティブはbe動詞の代わりにgetを使うこともあります。代わりにその次の動詞はきちんと過去分詞形になっているので習っていなくてもなんとなくわかるはず。

chuck

chuck

Chuckはカジュアルな表現で、「ポイっと捨てる」というような表現になります。友達同士で言うようなスラング的言い回しだと覚えておきましょう。イディオムで使うなら“chuck 〜 out/away”、”chuck out/away 〜”という表現があるのでこちらも覚えておきたいところ。

Aさん
You can just chuck it if you don’t need it.
訳)それ、もし要らなかったら捨てちゃって。
Aさん
Chuck it away, it is now useless.
訳)それ捨てちゃって。もう使えないよ。

discard

Discardは要らないものを捨てる時に使う動詞なので、はやりゴミを捨てるという基本的な意味で使用可能です。その要らないものはゴミに限らず、例えば日本語でもよく言う「固定観念を捨てて」のようなニュアンスで使うこともできます。これもその時には要らないものだったのだとわかります。

Aさん
I think to discard bias is quite important to live in this world.
訳)この世界で生きていくためには、先入観を捨てることがとても大事だと思うの。
Aさん
Discard your changes?
訳)変更を破棄しますか?

get rid of

またイディオムが出ましたが、こちらは結構重要で英語の試験でも簡単なレベルからよく出題されます。「捨てる」と訳してOKですが、ニュアンス的には「取り除く」の方が適切でしょう。ですから、既に知っていたという方は後者の訳で覚えている人が多いはずです。

Aさん
You should get rid of these comics before you buy new ones.
訳)新しいのを買う前に、このマンガをなんとかしたほうがいいって。

まとめ

「捨てる」という行為は日常生活でも頻繁に行っているのですから、英語で知っておかないとホームステイや留学をする時などに困ります。また、英語学習をして試験を受けるのであれば、頻出単語も含まれるので今のうちにまとめて覚えておきましょう。たくさんの「捨てる」という単語がありましたが、基本的にはThrow awayが一番使い勝手が良い動詞です。投げ入れられる軽いゴミなら使えるので、これをベースにどんどん他の表現も覚えていってみましょう!