「キツキツ」は、例えば買ったジーンズが窮屈であったり、海外旅行のためにたくさんの洋服をスーツケースにぎゅうぎゅうと詰めたりするときに使用されるオノマトペです。では、英語で「キツキツ」はどのような表現になるのでしょうか?

この記事では、オノマトペ「キツキツ」の英語2選Tightly packed/Snug fitを解説します。サイズがピッタリだったり目一杯詰まっている状態を表す英語表現を学びましょう。

オノマトペ「キツキツ」の意味

スケジュール

さっそく、オノマトペとしての「キツキツ」の意味を確認します。おもに2つあるその意味とは何でしょう。

「キツキツ」の意味と由来

オノマト「キツキツ」は、おもに以下の2つの意味を持っています。

  • 余裕がないくらいに詰まっていること。
  • サイズが小さくて窮屈なこと。

これらの状態を一言で表すのが「キツキツ」です。「キツキツ」は「きつい」という言葉から派生したと言われています。「きつい」は強い、厳しい、そして窮屈で余裕がないことを表します。そこから「きつい」の「きつ」が繰り返され、強調されてできたオノマトペが「キツキツ」です。

オノマトペ「キツキツ」の英語Tightly packed

本記事では、Tightly packedとSnug fitという2つの表現を解説します。一つ目の「キツキツ」の英語は、余裕がないくらいに詰まっていることを表す”Tightly packed”を紹介します。

“tightly”と”packed”の意味

”Tightly packed”をみていく前に、“tightly”と”packed”に分け、それぞれの意味を確認してみましょう。

tightly
“firmly or closely”
訳)しっかりと、または密接なこと。

参考:Cambridge Dictionary ”tightly”

packed
“completely full”
訳)完全に満杯であること。

参考:Cambridge Dictionary ”packed”

余談ですが、スケジュールが厳しいことをタイトと言いますが、このタイトは”tightly”の関連用語である”tight”からきています。”tight”という単語はきついことを言う他、比喩的に時間の余裕がない場合にもtight scheduleとして使用されます。

“Tightly packed”で「キツキツ」

しっかりといっぱいになっている密集状態の英語が“Tightly packed”です。このため、日本語の「キツキツ」を表すことになります。類似表現には、compact(コンパクト)、dense(密集している)、crowded(混雑している)などが挙がります。
次で、“Tightly packed”の使い方を具体的にみていきましょう。

「キツキツ」の英語Tightly packedの例文

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「キツキツ」の意味のうち、余裕がないくらいに詰まっていることを表す”Tightly packed”の使い方を紹介していきます。

Tightly packedの使い方

Aさん
It’s very well known that every single train in Tokyo in the morning is tightly packed with many commuters.
訳)東京で、朝の電車はどれも多くの通勤客でキツキツに混んでいることはよく知られています。

日本の都心で起こる満員電車の動画などは海外でも見られることがあります。筆者も東京の通勤を体験しましたが、あのキツキツ状態は本当に大変ですね。

Aさん
I’m packing to get ready to leave for London tomorrow, and my suitcase is tightly packed with many clothes.
訳)明日ロンドンへ出発するために荷造りをしていて、スーツケースはたくさんの洋服でキツキツです。

目一杯押し込みながら詰める洋服や必需品。キツキツになったスーツケースを空港でチェックインすれば、あとは目的地に向かうのみです。

Aさん
Kyoto has been tightly packed with so many tourists from abroad.
訳)京都は、多くの外国からの観光客でとてもキツキツに混んでいます。

この例文はキツキツというよりは、ぎゅうぎゅうというオノマトペの方が適切でしょう。しかし、京都というエリアにキツキツに混むほど人々がいるというシーンをイメージしましょう。

オノマトペ「キツキツ」の英語Snug fit

本記事2つ目の「キツキツ」の英語は”Snug fit”です。”Snug”という単語のチェックから始めてみます。

”snug”の意味

”snug”は形容詞で衣類が「体にビッタリの・ぴっちりした」、居心地の良いという意味を持ち、カタカナ語の発音はスナグのようにします。

“fitting closely”
訳)ぴったりとフィットすること。

参考:Cambridge Dictionary ”snug”

一方、”fit”は日本語でもフィットすると使われるように「適した」「合った」や「健康である」という意味を持ちます。

“Snug fit”で「キツキツ」

“Snug fit”は「キツキツ」に当たる英語表現ですが、どちらかと言えばポジティブなニュアンスを持っています。サイズが小さ過ぎてキツキツというよりは、体にうまくフィットしていて着心地に快適さがあるという意味合いです。

「キツキツ」の英語Snug fitの例文

ここで、“Snug fit”による「キツキツ」の例文を挙げてみましょう。“Snug fit” = “fitting tightly”(ぴったりフィット)になります。

Snug fitの使い方

Aさん
This school uniform is a snug fit, and I like it.
訳)この学生服はぴったりフィットしていて、気に入っています。

キツキツ気味の着心地の学生服、サイズが合っていることになります。

Aさん
I prefer my clothes to have a snug fit, not loose.
訳)私はどんな服でも、ゆるいものではなく、ぴったりフィットしているものを好みます。

サイズが小さ過ぎて「キツキツ」の英語

最後に、衣類が小さすぎて「キツキツ」というときの英語も紹介しましょう。それが”too tight”というフレーズです。

too tightで身につけるものが「キツキツ」

tightの持つ「きつい・ピッタリした」という意味をtooが強調するパターンで”too tight”(きつすぎ)になります。そこで身につけるもののサイズが小さすぎる状態「キツキツ」を表す英語フレーズになるのです。

too tightの例文

Aさん
It was my mistake not to try it on, as this shirt is too tight for me.
訳)このシャツは私にはキツキツで、試着しなかったのは私のミスだったわ。
Aさん
The shoes are too tight to walk in.
訳)この靴はキツキツしすぎて歩けません。

何か身につけるもののサイズを間違えて購入しキツキツしすぎてしまったときには、ぜひ”too tight”を使用しましょう。

まとめ

本記事では、「キツキツ」に当たる2つの英語表現”Tightly packed”と”Snug fit”の意味や使い方を例文とともに解説しました。最後には、衣類や靴などが小さすぎでキツキツの場合の”too tight”も紹介しました。「キツキツ」はいろいろな場面で使用できるオノマトペです。英語でもそれぞれを伝えられるようにすることをおすすめします。