「梅干し」は日本の食文化を代表するもののひとつ。おにぎりやお弁当に入れるものの定番、といえる食品です。
酸っぱいから苦手、という人も少なくありませんが、さまざまな効能・効果が期待できるため「1日1個の梅干し」が推奨されています。
さて「梅干し」って英語ではなんていうのでしょうか。今回は梅干しにまつわる単語やフレーズを色々紹介します。
「梅酒」や「梅肉」「カリカリ梅」などを英語でどう説明するのかも解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
「梅干し」って英語でなんていう?

梅干しは英語で「pickled plums(梅の漬物)」とか「salted plums(塩漬けの梅)」といいます。
また日本の食文化が海外でも徐々に知られるようになったおかげで、最近では「Umeboshi」で通じることも多くなりました。
ちなみに梅干しを知らない外国人に勧める場合には「酸っぱい」ことや「種が入っている」ことを教えてあげると親切でしょう。
これは酸っぱい味が苦手な人が少なくないことと、年配の人の場合、種が入っていると知らずに思いきり噛んでしまって歯を傷める恐れがあるためです。
訳)ねえ、そのお弁当のご飯にのってる赤いものは何なの?
訳)これは梅干しだよ。酸っぱいけど、健康に良いの。疲労回復効果もあるから食べてみる?
訳)良いの?ありがとう!!
訳)中に硬い種が入ってるから注意してね
梅酒を英語で説明するには?
梅酒は日本で古くから親しまれているリキュールで、毎年梅が手に入る時期に作っている、という方も少なくないでしょう。
英語ではそのまま「umeshu」と表記されるのが一般的です。直訳すれば「plum wine」なのですが、梅酒はワインではなく、焼酎やホワイトリカーに漬け込んで作られるため「Japanese plum liqueur」「Japanese plum liquor」と説明するのがいいかもしれません。
梅酒は甘味が強くアルコール度数も高くないため、とくに女性に人気があります。
また日本のお土産として渡しても喜ばれるでしょう。渡す際に「It’s sweet and fruity, and you can drink it on the rocks or with soda.(甘くてフルーティーで、ロックで飲んでもソーダで割っても楽しめますよ。」などと飲み方を伝えてあげると親切です。
梅肉って英語でなんていう?
梅肉は、英語で「ume paste」や「umeboshi paste」と表現されます。
梅干しの風味が味わえる梅肉は料理のアクセントとして使われることが多く、サラダのドレッシングや焼き鳥、魚料理に加えると美味しいですよね。
梅肉を英語で説明する場合「paste」ではなく「pulp」を使うこともできますが、両者が指すものは少し異なります。
梅肉は、果肉の状態であれば「ume pulp」を、チューブなど料理に使う梅肉なら「ume paste」を使うと分かりやすいですよ。
カリカリ梅を英語で説明するには?
「カリカリ梅」は日本のお菓子のことで、梅干しと違い未熟な状態の梅を漬けて、カリッとした食感を楽しみます。
これを英語にする場合は「crispy pickled ume」や「crunchy pickled plum」と表現できます。
ただし、海外には似た食品があまりないため、説明する際には「a Japanese snack made from young pickled plums」などと補足すると伝わりやすいでしょう。
梅干しってどうやって作るの?

梅干しには、完熟した梅を使うのが一般的です。青梅は皮や果肉が硬くアクも強いため、一般的に梅干しには向かないとされています。
さまざまな品種の完熟梅が使われますが、皮が薄く果肉の多い「南高梅」などが最適です。
梅干しはストックバッグを使えば意外と簡単に作れますので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
作り方は次のとおりです。
- 完熟梅を軽く水洗いし、水気を取っておく(ヘタは無理に取らなくてよい)
- 厚手のストックバッグの中をアルコールや、35度以上の焼酎で消毒する
- ストックバッグに梅を入れ、塩をまんべんなくなじませる(ストックバッグの口はしっかり閉めておく)
- 受け皿の上にストックバッグをのせ、中身が平たくなるよう並べて梅と同じ重さの重しをのせる
- 2~3日して梅酢が上がってきたら重しを外す(空気が出てきたらストックバッグの口を開けて逃がし、再び口をしっかり閉める)
- 漬け込み終了後(1ヶ月程度)、3~4日晴れの日が続くときに天日干しをする
英語で説明すると、次のようになります。
- Wash ripe plums gently with water. Dry them well. (You don’t need to remove the stem caps.)
- Clean the inside of a thick storage bag with alcohol or shochu (35% or stronger).
- Put the plums in the bag and rub salt evenly over them. (Close the bag tightly.)
- Place the bag on a tray. Make the plums lie flat and put a weight on top. Use the same weight as the plums.
- After 2–3 days, plum juice (umezu) will come out. Remove the weight. If air gets inside, open the bag to let it out, then close it again tightly.
- After about 1 month, the plums are ready. When you have 3–4 sunny days in a row, dry the plums in the sun.
梅とプラムの違いは?
「梅」は英語で「plum」と訳されますが、欧米のプラムは日本の梅干しに使われる梅とは全く別物です。
日本の梅は酸味が強く生で食べることはあまりありませんが、欧米の「plum」は甘味が強い果物で、生で食べられます。
そのため日本の梅を知らない外国人に対して梅干しを「pickled plum」と説明すると、甘い果物のプラムを漬けたものだと誤解してしまうかもしれません。
梅干しについて英語で説明する際は「pickled plum」と伝えるだけでなく「The plums used for umeboshi are completely different from the plums found in Europe and America.(梅干しに使われる梅は、欧米のプラムとは全く別物です)」と補足してあげると良いでしょう。
「酸っぱい梅干し」の効果・効能とは?
梅干しといえば、やはり強烈な酸っぱさが特徴です。この酸っぱさはクエン酸とリンゴ酸によるものです。
クエン酸とリンゴ酸の効果・効能は、疲労回復や食欲増進、肝機能のサポートや体内のpHバランスの調整、免疫力UPなど実にさまざまであるため、梅干しは毎日でも摂りたい食品といえるでしょう。
ただ梅干しは1個に約3.6gの塩を含んでいるので、摂りすぎると高血圧や慢性腎臓病などのリスクが高まりますから注意が必要です。
「梅干しのおにぎりは種を抜いて作る」って英語でなんていう?

梅干しのおにぎりは定番中の定番ですが、
昔は、種の周りの果肉が美味しいということで種が入った状態でおにぎりを作っていましたが、食べやすくするため最近では種を抜いて作るのが一般的になっています。
これを英語で説明するなら「Umeboshi onigiri is usually made with the pit removed.」とか「When making umeboshi rice balls, the seed is taken out first.」といった言い方が自然で伝わりやすいでしょう。
過去の記事では、おにぎりにまつわる単語やフレーズを色々紹介しています。おにぎりの作り方を英語で説明する方法も解説していますので、そちらもぜひ併せて読んでみてください。
まとめ
今回は「梅干し」にまつわる単語やフレーズを色々紹介しました。
これらを覚えておけば、梅干しについて外国人に質問されても、作り方や期待できる効果などを説明してあげられるでしょう。
また紹介した梅干しの作り方も簡単ですので、ぜひ一度おためしください。
手作りの梅干しを外国人のお友達に食べてもらったら、会話の幅が広がって英語力もアップするはず。
これからも楽しく英語が学べる記事を更新していきますので、楽しみにしていてくださいね。
See you next time!

