人やペットの性格を言いたい時、英語ではどのように言うのだろうと思ったことはありませんか?今回は、性格を表す形容詞をたくさん覚える回にしたいと思います!どのような人なのか説明する時、どんなペットを飼っているかSNSに投稿したい時、英語がわからないと調べるのが面倒です。頭の中に辞書を入れて、どんな時でもパッと言いたい表現が出て来るようにしておきましょう。

「性格」personality

まず、そもそも「性格」は英語で何と言うのか学んでおきましょう。答えはPersonalityです。外見や行動に基づく性格を表します。

日本語としてもうパーソナリティと言っているので、覚えるのは何気に簡単ですね。一度覚えたらすぐに出てくる単語となるでしょう。

Aさん
I love his personality.
訳)彼の性格大好きだわ
Bさん
Do you? What made you so?
訳)そうなの?どういうところが好きなの?

characterも「性格」

characterも「性格」

「性格」と聞いて、PersonalityではなくCharacterの方を思い浮かべた方もいるのではないでしょうか。これも正解です。

CharacterはPersonalityと違って、見えない部分の性格のことを指します。ですから、身体的な特徴や感情的な特徴よりも、道徳的な性格を重視しているイメージですね。また、その人しか持たない個性という意味合いも強いです。

微妙な違いなのでどちらを使っても意味を伝えるには困らないことが多いことから、ネイティブですら厳密に区別せず使っていることもあります。ただ、知っていると相手が言わんとしている細かなニュアンスがわかるようになるシーンもあるので、シチュエーションによってはこれらの知識は必須です。

Aさん
I want a cat whose character is shy.
訳)シャイな性格の猫がほしいな
Bさん
Why? Then you can’t touch it.
訳)なんで?それじゃあ猫に触れないよ?

性格を表す英語の形容詞

性格を表す英語の形容詞

ではここからは、英語で性格を表す言葉を学んでいきましょう!自己紹介をする時に自分の性格を言うこともあるでしょうし、これから初対面の相手と会う時、その人を知っている人にどんな性格の人なのか聞きたいこともあるでしょう。そんな時に役立つ形容詞を集めてみました。

cheerful

Cheerfulは、「明るい」とか「爽やか」という意味です。よく笑い、いつも明るくて話しやすい人、朗らかで快活で、爽やかさがまぶしい人、皆さんの身の周りにもいませんか?

元気満々というイメージなので、誰もに好かれるポジティブな意味ですね。アニメの中にひとりはいそうなキャラクターです。

passive

Passiveは「消極的」という意味です。本来は「受け身」という意味ですが、性格というには少しずれているので意訳がなされることが多いです。

良い意味に捉えることもできますが、自発的に何かをやらないことからどちらかとうとネガティブなイメージが強いです。そして残念ながら、海外へ行くと多くの日本人はPassiveになってしまいます・・・。語学学校で挙手しないシャイな人は日本人だと認識されている節があるので、苦手な英語はいつか克服させていきたいですね。

gentle

Gentleはジェントルマンと言うように、「優しい」という意味もありますが、「穏やかな」という意味として使えることも覚えておきましょう。

単に親切であるというだけでなく、性格そのものが穏やかで、感情の起伏が小さい人のこともGentleと言えます。穏やかで優しい人は接しやすいですが、頼り甲斐がないと評価されることもありますね。

laid back

あまり見慣れない表現だと思いますが、Laid backで「大雑把な」や「のんびり屋」という意味になります。マイペースで適当と言い換えることもできるでしょうか。

仕事上でLaid backな人がいたら少し困るかもしれませんが、そのマイペースさはムードメーカーや癒しにもなりうる存在ですよね。友達にいたら遊びに誘いやすいタイプだったりします。

methodical

Methodicalは、「几帳面な」や「まめな」という形容詞です。これもよく性格を表す時に使われる言葉ですよね。

仕事上では誰もが家庭内よりは気を張ってスイッチをONにしているので、あまり几帳面さが目立つことはありませんが、家庭内でも几帳面だとその性格が際立ちます。部屋が常にキレイで良いという評価もあれば、気にしすぎだという評価もあり分かれますね。

fickle

Fickleは、「気まぐれな」という意味です。気の向くまま、計画を立てないで行動に移すような人のことですね。こちらはどちらかというとネガティブなイメージでとらえられることが多いでしょうか。

自分が真面目だから逆に気まぐれな性格になりたいと望む人はいますが、気まぐれな友人に囲まれていると大変そうではあります。

disciplined

Disciplinedは、「ストイックな」という意味です。こちらも、テレビなどで俳優さんなどが役作りにストイックと言われていたり、筋トレに励んでボディーメイキングを頑張るタレントさんがストイックだと言われていたり、性格を表す時に結構使われる単語ですね。

少しスペルが長いですが、自分がもしストイックだったり、周りに似た人がいるなら覚えておきましょう。

pessimistic

Pessimisticは「悲観的な」という意味ですから、物事をネガティブに捉えてしまいがちな人に対して言います。自分がポジティブだと断言できる人はあまりいないので、皆さんどこかしらにPessimisticな性格を持っているのではないでしょうか。

Pessimisticと同じような意味で「negative thinking」という単語もあるのでセットで覚えておきましょう。

まとめ

「性格」は、英語でPersonalityかCharacterでしたね。どちらも使いますが、厳密にはPersonalityが外見や行動に関する性格で、Characterが内面に関する個性を表す単語でした。また、性格を表す形容詞は山ほどありますが、今回はちょっと上級編にして、皆さんが知っていそうな単語をあえて少なくしてみました。ここで覚えて語彙力を上げていきましょう!