日常生活で「残念です」と伝えたい場面は意外と多いですよね。
この記事では、「残念です」の基本表現から、「がっかり」「悲しい」といった関連する感情表現まで、シーン別に使える英語フレーズを紹介します。
「残念です」を英語で

「残念です」という気持ちを英語で表現する方法は、状況や相手との関係によって様々です。まずは基本的な表現から見ていきましょう。
基本的な「残念です」の表現
That’s unfortunate.(それは残念です。)
I’m sorry to hear that.(それをお聞きして残念です。)
“That’s too bad”は友人や同僚など、日常会話でよく使われるカジュアルな表現です。
より丁寧な「残念です」の表現
That’s regrettable.(それは残念なことです。)
What a pity.(なんと残念な。)
That’s disappointing.(それは残念です。)
自分が残念に思っている場合
I’m disappointed.(残念です。)
I feel bad about it.(それについて残念に思います。)
It’s a shame.(残念なことです。)
「悲しい」を英語で
「悲しい」気持ちを英語で表現する際は、悲しみの程度や状況に応じて使い分けます。
「悲しい」の基本表現
I feel sad.(悲しく感じます。)
That makes me sad.(それは私を悲しくさせます。)
“sad”は色々なシーンで幅広く「悲しい」を伝える形容詞です。
より強い悲しみを表す表現
I’m heartbroken.(心が痛みます。)
It breaks my heart.(心が張り裂けそうです。)
Oxford Learner’s Dictionariesによると、”heartbroken”は”extremely sad because of something that has happened”(何かが起こったことで極度に悲しい)と説明されています。
軽い悲しみを表す表現
I’m a bit down.(少し落ち込んでいます。)
I feel blue.(ゆううつです。)
I’m feeling low.(気分が沈んでいます。)
「がっかり」を英語で
「がっかり」は期待が裏切られた時の失望感を表します。
「がっかり」の基本表現
That’s disappointing.(それはがっかりですね。)
“disappointed”は期待外れの結果に対する失望を表すスタンダードな単語です。
強い失望を表す表現
I’m so let down.(本当にがっかりです。)
I’m utterly disappointed.(完全に失望しました。)
That’s such a bummer.(それは本当に残念だ。)※カジュアル
英辞郎によると、”bummer”は「がっかりさせる人や物事、嫌なこと」という意味のスラング的な表現とされています。
誰か人に対してがっかりした場合
I’m disappointed in you.(あなたにがっかりしました。)
You let me down.(あなたは私を失望させました。)
I expected better from you.(あなたにはもっと期待していました。)
「残念ながら」を英語で

「残念ながら」は悪いニュースや期待に添えないことを伝える際の前置きとして使われます。
「残念ながら」の基本表現
I’m afraid I have bad news.(残念ながら、悪いお知らせがあります。)
“Unfortunately”はビジネスからカジュアルまで幅広く使えるスタンダードな表現です。
ビジネスでの丁寧な「残念ながら」
I regret to inform you that…(残念ながら~をお知らせいたします。)
We are sorry to say that…(残念ながら~をお伝えいたします。)
気の毒です 英語
「気の毒です」は相手に同情や共感を示す表現です。
「気の毒です」の基本表現
I’m sorry to hear that.(それはお気の毒に。)
That’s terrible.(それはひどいですね。)
“I feel sorry for you”は相手への同情をダイレクトに表現できます。
より相手の辛い状況に共感を示す表現
My heart goes out to you.(お気の毒に思います。)
You have my deepest sympathy.(心からお悔やみ申し上げます。)
“sorry to hear”の英語の意味
“sorry to hear”は相手の悪いニュースを聞いた時、共感を伝える定番表現です。
“sorry to hear”の基本的な使い方
I’m so sorry to hear about your loss.(ご不幸をお聞きして本当に残念です。)
カジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。
“sorry to hear”のより具体的な使い方
I’m sorry to hear about your job loss.(失業されたと聞いて残念です。)
I’m sorry to hear that you’re going through a difficult time.(困難な時期を過ごしていると聞いて残念です。)
相手から”sorry to hear”と言われた時の返し方
Thank you for your concern.(ご心配ありがとうございます。)
I appreciate your sympathy.(お気遣いありがとうございます。)
“unfortunately, pity”の意味と使い分け
“unfortunately”と”pity”はどちらも「残念」に関連する単語ですが、使い方やニュアンスが異なります。
“unfortunately”の意味と使い方
“unfortunately”は副詞で「残念ながら、不幸にも」という意味です。
悪いニュースや期待外れの状況を伝える際に使います。フォーマルからカジュアルまで幅広く使える便利な表現です。
“pity”の意味と使い方
“pity”は名詞で「残念なこと、哀れみ、同情」という意味があります。
It’s a pity that you can’t come.(来られないなんて残念です。)
That’s a pity.(それは残念ですね。)
日常会話でよく耳にする言葉です。
まとめ
「残念です」の英語表現は、”That’s too bad”や”I’m disappointed”が基本です。
より深い共感を示す”My heart goes out to you”など、状況に合わせて使い分けましょう。

