皆さんは”ggwp”の意味をご存知でしょうか?

こちらはゲーム用語として有名な言葉ですが、使い方によっては煽りに聞こえてしまう場合があります。

実はゲーム用語にはこのように、使い方を知らないと思わぬ状況で相手を傷つけてしまったり、最悪の場合喧嘩にまで発展してしまう場合があります。

そうならないように、こちらの記事では”ggwp”に限らず、”wtf”や”noob”など良く使われる表現を紹介します。

“ggwp”の意味は何?

"ggwp"の意味は何?

まずは”ggwp”の意味を解説していきます。

こちらの項目を読めば、丸っと”ggwp”周りの表現が身につくので、ぜひ参考にして下さい。

“Good Game, Well Played”の略

結論から言うと、”ggwp”は”Good Game, Well Played”の略称です。

このフレーズの意味は「良いゲームだったね、お疲れ様」という感じで、ある種のスポーツマンシップを示すために使われます。

“ggwp”は試合後に使うのが一般的

“ggwp”を使うタイミングは、ゲームなどの試合後に言うのが適切です。

基本的にはボイスチャットなどでいうのではなく、ゲーム内チャットに書き込みます。

“gg”だけでもOK

“ggwp”はゲームによっては頻繁に使われますが、スピード感のあるゲームについては”gg”(Good game)のみが使われる場合があります。

意味はそのまま「良いゲームだったね」という意味になりますが、試合後にすぐ抜けてしまうようなゲーム文化がある場合は、こちらの方がおすすめです。

Aさん
ちなみに”gg”の複数形である、”ggs”も一般的に使われます。これは複数ゲームマッチが同じメンバーで行われた際に、使う言葉です。

“ggwp”や”gg”は煽りになる可能性もある

言葉の意味だけを考えた場合、”ggwp”や”gg”に悪意はないように見えますが、場合によっては相手に不快な思いをさせてしまいます。

例えば、13ラウンド先取で勝利となるルールで、13-0のような結果になった場合です。この場合、勝者側が”ggwp”や”gg”とチャットすると、「どこがナイスゲームなんだよ」という反応を貰う場合があります。

あくまでもここで言う「良いゲームだったね」は接戦だった、惜しかった時のような場合に限り、圧勝してしまった際などは使うのを避けるのが無難です。

Bさん
煽りに聞こえてしまう案件については、そのゲームをプレイしているユーザー層次第で大きく異なります。

“ggwp”の様なゲーム用語10選

"ggwp"の様なゲーム用語10選

オンラインゲームの世界では、独特なスラングや略語が飛び交います。これらの言葉を知っておくことで、ゲーム内でのコミュニケーションが円滑になり、他のプレイヤーとの連携も深まるでしょう。

今回は、初心者にも分かりやすく、代表的なゲームスラングを10個解説します。

1. “wtf” – は!?

“wtf”は驚きや困惑を表す表現であり、日本語で言う所の「は!?」に近いです。

これは「What The F***」の略であり、ゲーム中に予期せぬ出来事が起きた時や、信じられないようなプレイを目撃した時などに使われます。

ただし、非常にカジュアルで口語的なので、使う場所によってはNGをくらう可能性があります。

2. “afk” – 離席中

“afk”は一般的に「離籍中」という意味で使われます。

これは「Away From Keyboard」の略で、「キーボードから離れている」つまり「離席中」という意味です。

例えばあなたが一時的にゲームから離れる際に、チャットなどで「afk」と伝えておくことで、他のプレイヤーに状況を知らせることができます。MMO系のゲームなどでは頻繁に使われる表現です。

3. “noob” – 雑魚

“noob”は「雑魚」という意味で使われる言葉です。

いわゆる「煽り文句」であり、ゲームで下手なプレイをした人に対して”noob”と言います。

元々は”newbie”(初心者)という言葉から来ていますが、”noob”は他人に対して使うのは避けましょう。ただし、謙遜する意味合いで自分から”I’m a noob”と言う場合は、その点気にしないで問題ありません。

4. “op” – 最強

“op”はゲームなどで「最強」という意味あいで使われます。

元々は「Overpowered」の略で、「強すぎる」という意味です。特定のキャラクターや武器が、他のものと比べて圧倒的に強力でバランスを崩している場合に使われます。

また、FPSなどのプロ選手が圧倒的なパフォーマンスをしている際などに、”op”と言ったりもするのです。

5. “nerf” – 弱体化

“nerf”は「弱体化」という意味で使われる単語です。

基本的には人に対して使うのではなく、ゲーム内のキャラクターや武器の能力が弱体化されることを意味します。

アップデートなどでバランス調整が行われた際に、「この武器がnerf(ナーフ)された」というような文脈で使われるのが基本です。

6. “buff” – 強化

“buff”は「強化」という意味で使われる英単語です。

こちらも基本的には人に対して使うのではなく、ゲーム内のキャラクターや武器の能力が強化されることを意味します。

アップデートなどでバランス調整が行われた際に、「このキャラクターがbuff(バフ)された」というような使い方をイメージしてください。

また、ゲームによっては「キャラクターを強化する魔法」のことを”buff”と言ったりもします。

7. “camp” – 待ち伏せ

“camp”は「待ち伏せ」という意味で使われます。

一般的にはFPSやバトロワ(バトルロワイヤル)系のゲームで使われる表現であり、特定の場所に長時間留まり、敵を待ち伏せする戦術を指すのです。

例えば、自分が死んでしまった場所に敵プレイヤーが居座ることを「あいつcamp(キャンプ)してる」と言ったりします。

この際”camp”にはネガティブな意味が込められており「いつまで待ち伏せしてるんだよ・・・」という感情が集約された言葉として覚えておきましょう。

8. “spawn” – 出現

“spawn”には「出現」という意味があります。

世界的にも大人気なゲーム『Minecraft』などが分かりやすく、敵のキャラクターが出現(スポーン)した際などに使われる言葉です。

また、広いマップのスタート地点のことを”Spawn point”(スポーン地点)と言ったりもするので、友達に「スポーン地点で会おう」と言われた際は、そのマップに入った際のスタート地点を目指しましょう。

他にも、アイテムがゲーム内に出現することも指します。

9. “hide” – 隠れる

“hide”には「隠れる」という意味があり、ゲームでも良く使われる表現です。

いわゆる「かくれんぼ」のような隠れ方をイメージするよりも、ゲームの場合は「敵を倒すために隠密している」というような意味合いが込められています。

一般的に「タルコフ系」と呼ばれる、1回の死が多くの時間を奪ってしまうようなゲームで頻繁におこなわれる戦略です。

いわゆる銃を使ったゲームが苦手な方などは、正面から戦うのではなく、隠密して後ろから倒すような戦い方をします。

10. “ez” – 余裕!

“ez”はゲーム内で使われる煽り言葉で、「余裕!」という意味です。

元々は”Easy”(簡単)という意味から来ており、その略称表現となります。

基本的には相手を傷つける表現なので使うのを避けるべきですが、仲の良い英語話者同士なら、カジュアルな会話で「余裕~!」のような使い方が可能です。

まとめ

こちらの記事では”ggwp”(良いゲームだったね)の意味やその他のゲーム用語について解説してきました。

ゲームで使われる表現はあくまでも「ゲーム向け」の言葉なので、基本的にはビジネスシーンなどでの使用は控えましょう。

また、一部の表現は相手をバカにする意味合いが込められているので、使う状況や相手には注意が必要です。

色々なゲーム用語を使って、ぜひゲームライフにお役立てください。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

【関連記事】