バスケットボールの背番号は、ただの数字以上の意味を持つことがあります。
憧れの選手と同じ番号を選んだり、自分のポジションを象徴する番号を背負ったりと、選手たちにとって背番号は特別な意味を持つこともあるでしょう。
この記事では、バスケットボールの背番号の意味や、人気の背番号、ポジションをランキング形式で詳しく解説します。
バスケの背番号に関する知識を丸っと理解できるので、ぜひ参考にしてください。
バスケの背番号に意味はある?
バスケットボールの背番号は、厳密にはただの番号に過ぎません。
しかし、バスケットボール経験者やファンにとっては、それぞれの番号に特別な意味やイメージがあるでしょう。
まずはそんな背番号に意味はあるのか、込められた意味は何なのかをご紹介していきます。
プレイヤーの中での共通認識はある
バスケの背番号は、結論から言うとただの番号でしかありません。
しかし、バスケをやっている人ややったことのある人からすると、それぞれの番号に「エースナンバー」が込められていたりと、意味を持つことがあります。
この考え方は全てのスポーツに共通しており、例えばサッカーでは10番がエースナンバーであったりと、バスケに限った考え方ではないのです。
以下に一般的なバスケの背番号に含まれる意味を紹介していきます。
バスケの背番号の意味一覧
- 4番:
・キャプテン
・ポイントガード - 5番:副キャプテン
・センター
・ポイントガード - 6番:シューティングガード
- 7番:スモールフォワード
- 8番:パワーフォワード
どのチームでも共通して、4番はキャプテンに与えられる番号という認識があります。
有名なバスケ漫画である「スラムダンク」でも、赤木剛憲というキャプテンがその背番号を付けているのです。
ただし、これらの意味はあくまで一般的な傾向であり、絶対的なルールではありません。
1番~3番が無いのはなぜ?
先に紹介した背番号のうち、1番~3番が無い理由は以下の通りです。
バスケの背番号では、他のスポーツと違って1~3番を付けている選手が少ないイメージがあるかもしれません。その理由は、かつて国際バスケットボール連盟(FIBA)の規定により、1~3番の使用が禁止されていたためです。バスケには「3秒ルール」と呼ばれるルールがあり、そのときのジャッジと混同されないよう1~3番は使用してはいけないとされていました。
参考:エドバン 様
ただし、現在では1番~99番まで好きなように使えるようになっているのでご安心ください。あの有名な「ステフィン・カリー」も30番をつけていたりします。
バスケの背番号人気ランキング
バスケットボールの背番号には、偉大な選手たちの活躍とともに、特別な意味が込められることがあります。
以下では、特に人気が高い背番号とその選手たちについての簡単な知識をまとめました。ぜひ参考にしてください。
1位:23番(マイケル・ジョーダン)
バスケの背番号人気ランキング1位は、マイケル・ジョーダンが背負っていた「23番」です。
マイケル・ジョーダンは、NBA史上最高の選手と称され、シカゴ・ブルズを何度もNBAチャンピオンに導きました。
彼の圧倒的なバスケのうまさと、そのレジェンドさは、「23番」の背番号とともにバスケットボール史に永遠に刻まれています。
2位:30番(ステフィン・カリー)
バスケの背番号人気ランキング2位は、ステフィン・カリーが背負っている「30番」です。
ステフィン・カリーは、ゴールデンステート・ウォリアーズのスター選手であり、NBAを代表する3ポイントシューターとしてその名を轟かせています。
彼の圧倒的な正確さを持つシュート力はバスケットボールのプレースタイルを大きく変え、「30番」はその象徴となりました。
3位:24番(コービー・ブライアント)
バスケの背番号人気ランキング3位は、コービー・ブライアントが背負っていた「24番」です。
コービー・ブライアントは、ロサンゼルス・レイカーズ一筋で20シーズンを過ごし、何度もNBAチャンピオンを獲得した伝説的な選手です。
彼の背番号「24番」もまさに伝説的な人気を誇っており、バスケットボール史に残る偉業を成し遂げた人物と言えます。
4位:6番(レブロン・ジェームズ)
バスケの背番号人気ランキング4位は、レブロン・ジェームズが背負っていた「6番」です。
レブロン・ジェームズは、NBAの歴史に名を刻む偉大な選手であり、マイアミ・ヒート時代には「6番」を着用していました。現在は6番が永久欠番になったことをきっかけに、「23番」を付けている選手です。
レブロン・ジェームズも何度もNBAチャンピオンに輝いた選手であり、現在もトッププレイヤーとして活躍を続けています。
5位:3番(アレン・アイバーソン)
バスケの背番号人気ランキング5位は、アレン・アイバーソンが背負っている「3番」です。
アレン・アイバーソンは、NBA史上最も伝説的なガードの一人として知られ、所属チームの「フィラデルフィア・76ers」でその才能を遺憾なく発揮しました。
彼の背負っている「3番」はまさに、その独特なプレースタイルと不屈の闘志を象徴しています。
バスケのポジション人気ランキング
バスケットボールのポジションにはそれぞれ異なる役割と魅力があり、どのポジションも重要な役割を果たします。
以下では5つのポジションの人気ランキングを紹介しますが、あくまでも主観的な意見も入っていることをご了承ください。
1位:シューティングガード(SG)
バスケのポジション人気ランキング1位は、シューティングガードです。
シューティングガードは、得点能力が求められるポジションであり、試合の流れを変えるようなビッグプレイを多く生み出すことが期待される「カッコイイポジション」と言えます。
プロ選手だと「マイケル・ジョーダン」や「コービー・ブライアント」などのレジェンドたちがこのポジションでプレーしたことから、エース級の選手が活躍できるポジションの認識です。
試合のクライマックスで得点を決める場面が特に記憶に残りやすく、その華やかさが人気の理由です。
2位:ポイントガード(PG)
バスケのポジション人気ランキング2位は、ポイントガードです。
ポイントガードはチームの司令塔として、試合全体の流れをコントロールする役割を担っています。
プロ選手だと「スティーブ・ナッシュ」や「ステフィン・カリー」など、ゲームコントロールができる頭脳派かつ、圧倒的なパス能力を持つ選手がこのポジションでプレーしており、戦術的なプレーが好きな人とっては非常に魅力的です。
また、ポイントガードはリーダーシップが求められるため、チームのブレインとしての役割も重要視されます。
3位:スモールフォワード(SF)
バスケのポジション人気ランキング3位は、スモールフォワードです。
スモールフォワードは、点を取る・リバウンド・守備と、様々な役割をこなすオールラウンドダーなポジションと言えます。
「レブロン・ジェームズ」や「ケビン・デュラント」など、試合を支配する力を持つ選手が多いことから、このポジションも人気がある選手です。
多様なプレースタイルを楽しむことができる点が、ファンに支持される理由とも言えます。
4位:パワーフォワード(PF)
バスケのポジション人気ランキング4位は、パワーフォワードです。
パワーフォワードは、ペイントエリア内でのフィジカル重視のプレイや、リバウンドに強みを持つポジションと言えます。
「ティム・ダンカン」や「ケビン・ガーネット」など、堅実かつ力強いプレーで知られる選手たちがこのポジションで活躍してきました。
見る目線では迫力があってカッコいいポジションではある一方で、フィジカルの強い選手が適任とされる事から、自分でやるとなるとかなりハードルの高いポジションと言えます。
5位:センター(C)
バスケのポジション人気ランキング5位は、センターです。
センターは、ディフェンスの要としてリムプロテクトやリバウンドを担当するポジションとなります。
「シャキール・オニール」や「カリーム・アブドゥル=ジャバー」といった、歴史的なビッグマンがこのポジションで活躍してきました。
しかし、最近のバスケットボール界隈ではプレーメイキングも求められつつあることから、少しハードルが高くなっていますが、依然として重要なポジションです。
まとめ
こちらの記事ではバスケの背番号の意味や、その人気ランキングをご紹介してきました。
人気のポジションについてもそうですが、これらはあくまでも主観的な部分が多く含まれており、結局は自分の好みを最優先すべきです。
好きな背番号、好きなポジションは人それぞれなので、そこまで真に受ける必要はないでしょう。
あなたのバスケライフがより充実したものになることを願っております。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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