4月は、日本では新学期や新年度が始まる特別な季節です。入学、進級、就職、異動、海外赴任や本帰国など、環境が大きく変わる人も多いでしょう。そんな新生活の中で欠かせないのが自己紹介です。英語での自己紹介は「文法が正しいこと」以上に、「相手に安心感を与えること」「立場に合った表現を選ぶこと」が大切です。
この記事では、学生向け、社会人向け、学生の親向けの3つの立場別に、4月にすぐ使える自己紹介英会話フレーズと例文を紹介します。
学生バージョン:新学期・留学・英語クラスで使える自己紹介

まずは、どんな場面でも使える基本形を紹介します。「こんにちは」「はじめまして」「私の名前は」など、挨拶の基本は覚えておきましょう。
基本フレーズ
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Hi, everyone. Nice to meet you.
こんにちは、はじめまして。 -
My name is ~.
私の名前は~です。 -
I’m a student at ~.
~の学生です。
学年・専攻を伝える
また、学年や専攻を相手に伝える機会も多いです。「私は〇粘性です」「私の専攻は〇〇です」などと言えるようにしましょう。
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I’m a first-year / second-year student.
1年生/2年生です。 -
My major is economics.
専攻は経済学です。
自分のことを少しプラス
簡単に自己紹介をする場合は、自分が何に興味があるかを話すと次の話題に繋がります。「私は〇〇が好きです」などと言えると良いでしょう。
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I like playing soccer.
サッカーが好きです。 -
I’m interested in foreign languages.
外国語に興味があります。
例文(学生の自己紹介)
訳)こんにちは、みなさん。よろしくお願いします。私の名前はゆきです。私はABC大学で1年生です。国際関係を先行していて、英語を勉強することに興味があります。ありがとうございます。
短くても、「名前+立場+一言」があると印象がよくなります。そして、自己紹介の最後は”Thank you”と締めくくるとすっきりします。
社会人バージョン:入社・異動・ビジネスの場での自己紹介
会社でも、春は様々な変化があります。入社はもちろん、異動やビジネスのプロジェクト始動など年始の始まりは人の出入りが多いです。
基本フレーズ(丁寧)
まずは、自分の名前と会社名などを言えるといいでしょう。
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Hello, my name is ~.
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I work for ~.(会社名を言う)
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I’m in charge of ~.
~を担当しています。
入社・異動を伝える
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I joined the company this April.
今年4月に入社しました。 -
I was transferred to this department in April.
4月にこの部署に異動しました。
今後の姿勢を伝える
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I look forward to working with you.
これからよろしくお願いします。 -
I’m happy to be part of the team.
チームの一員になれてうれしいです。
例文(社会人)
訳)こんにちは。私の名前は田中ケンです。この4月に入社し、セールス部門に配属されました。ここで皆様と働けることを楽しみにしています。
シンプルでも、時期(April)や立場を入れると、こなれた4月らしい自己紹介になります。
訳)私の名前はケンジです。商品部から移動してきました。
学生の親バージョン:学校・国際的な場での自己紹介

海外の学校、インターナショナルスクール、保護者会などでは、子供が小さいうちは親が英語で自己紹介をする場面もあります。自分の子どもの親であることを伝えられるようにしましょう。
基本フレーズ
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Hello, my name is ~.
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I’m ~’s mother / father.
~の母/父です。 -
My child is in ~ grade.
子どもは~年生です。
4月らしい表現
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My child started school this April.
子どもはこの4月に入学しました。 -
We moved here recently.
最近こちらに引っ越してきました。
例文(親)
訳)こんにちは。私の名前は佐藤みかです。ケンの母親です。ケンは4月に学校に入学しました。よろしくお願いいたします。
親の自己紹介では、子どもを主語にすると自然で丁寧な印象になります。
アメリカで子ども先生との挨拶する際の注意点
小学校など、アメリカで子供が入学した際には、学期の初めに顔合わせなどがありますここでは、筆者自身が体験した先生と初めて挨拶する際に気をつけるポイントをまとめます。日本との違いを意識するとスムーズです。
笑顔+アイコンタクトはとても大事
軽い笑顔とアイコンタクトは必須です。お辞儀よりも、自然に立って相手の目を見て話すのが好印象。また。”Nice to meet you”(よろしくお願いいたします)と言いながら握手をすることも多いです。
自己紹介は「親 → 子ども」の順が自然
親がまず名乗り、そのあと子どもを紹介します。
訳)こんにちは。私は田中ケンジです。そしてこちらが娘のアイコです。
丁寧だけどフレンドリーに
アメリカでは「丁寧=堅すぎる」必要はありません。過度にかしこまらず、でも敬意はしっかり伝えることが大切です。
よく使われる一言
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Nice to meet you.
(よろしくお願いいたします。) -
We’re very excited about this school year.
(1年間楽しみにしています。) -
Thank you for everything you do.
(いつも色々ありがとうございます。)
先生の呼び方は「Mr./Ms.+名字」
先生を呼ぶ際は、基本は Mr. Smith / Ms. Johnsonです。ファーストネームで呼ばない(先生から言われるまでは)のが基本です。
また、 “Ms.” は既婚・未婚を問わず使えるので安全です。
訳)こんにちは、ナターシャ先生。今質問いいですか?
日本的な「謙遜」は控えめに
日本では、よく先生に保護者が「ご迷惑をおかけすると思いますが…」などと言ったりします。また、海外で子育てをすることから、「子供が英語ができなくてすみません」と言いたくなるでしょう。ただ、これらの謙遜したメッセージはあまり現地では好まれません。
その代わりに、“My son is not good at speaking English yet, so please let us know if there’s anything we should work on at home.” (息子はまだ英語を話すのが得意でないので、家ですべきことがあるのなら教えてください。)などと一緒に頑張って行こうという気持ちを伝えると良いでしょう。
質問は歓迎される
また、アメリカでは質問する親は協力的な親として認識され、心配事を共有することは良いこととされています。ただし初対面では軽めの挨拶で済ませ、深い話や相談は最近定番化したアプリやメールやりとりすればOKです。
4月の出会いはスマートに挨拶を
4月は、新しい出会いの季節です。学生も、社会人も、親も、立場に合った自己紹介フレーズを知っていれば、英語での第一印象に自信が持てます。挨拶といっても重く考えず、ポジティブかつ簡潔に済ますことがいい印象を生み出します。今回の記事を参考に、新しい出会いを楽しんでください。

