気分を上げたいときや自分の魅力を引き出したいときに香水を使う方も多いのではないでしょうか?
香水をつけると気分が上がり、大人になった気持ちになれますよね。
海外ドラマや映画でも、香水をつけるシーンはよく見かけます。
また、空港の免税店などにも多くの香水が販売されており、香水に関する英語表現を知っておくと便利です。
今回は英語で「香水」をなんと言うのかをはじめとして、「香水」に関するフレーズをご紹介します。香水が好き、海外で香水を買ってみたいという方はぜひ参考にしてくださいね。
香水を英語で
英語で匂いを表現する場合、いい匂いか不快な匂いかによって使用する表現が変わります。
そして、「香水」を表現する場合は、いい匂いに関する英語表現を使用することを知っておくようにしましょう。
「香水」を英語で表現する場合は、「perfume」という単語を使用します。
また、よく混同されがちな単語に「fragrance」があります。
香水そのものを表現する場合には「perfume」が最適ですが、いい匂いを表現する場合には「perfume」と「fragrance」の両方が使えます。
では、「perfume」と「fragrance」の違いは何か分かりますか?
それは匂いの強さにあるのです。
「fragrance」
「fragrance」の場合は、ほんのりと香る匂いに対して使用します。
- The sweet fragrance of flower
(花の甘い香り)
I smelled a good fragrance when she passed.
訳)彼女が通り過ぎたとき、いい匂いを感じた
「perfume」
一方、「perfume」の場合は強くていい匂いの場合に使用します。
I felt sick from that perfume.
訳)私はその香水の匂いで気持ち悪くなった
What is your recommended perfume?
訳)あなたのおすすめの香水は何ですか?
香水そのものを表現する場合は「perfume」を使用しますが、「perfume」はいい匂いを表現すときにも使用できます。
そして、いい匂いを表現する場合は匂いの強さによって「perfume」と「fragrance」を使い分けると細かいニュアンスが伝わりやすくなりますよ。
「香り」を表すその他の英単語
日本語で香りを表現する場合、いい匂いまたはくさい匂いの2種類で表現することができますよね。
しかし、英語の場合は匂いの感じ方やシーンによって細かく表現が分かれています。
いい匂いを表現する場合の英単語
- fragrance
- perfume
- scent
- aroma
いい匂いの表現は基本的に4種類あります。
「aroma」は飲食物のいい匂いを表現する場合に使用することを覚えておくと使いやすいです。
「fragrance」と「scent」の表現には大きな違いはなく、ほんのり香るいい匂いを表現する場合に使いとよいでしょう。
「perfume」は、強くていい匂い、直接的ないい匂いを表現するときに使う表現です。
くさい匂いを表現する場合の英単語
- odor
- stink
- stench
くさい匂いの表現もいい匂いの表現と同様に匂いの種類によって表現が分けられています。
たとえば、「odor」は日本語で「悪臭、~臭」のような響きがある表現です。
科学的なくさい匂いに対してよく使用されます。制汗剤やタバコ、排水溝の匂いなどですね。
The odor of cigarette smoke.
訳)タバコのいやな匂いがする
一方、「stink」や「stench」は「odor」よりも強烈な匂いを表現するときに使用されます。
身体がのけぞるような匂いと表現すると分かりやすいのではないでしょうか。
The city had a terrible stench.
訳)町の中はひどい悪臭だった
This apple stinks.
訳)このリンゴは悪臭を放っている
どちらのシーンでも使える英単語
- smell
「smell」は他の単語とは異なり、いい匂いでも悪臭でもどちらでも使うことができます。
「smell」と「good」や「bad」形容詞を組み合わせることで、どちらでの表現できますよ。
It smells good.
訳)良い匂いがする
It smells bad.
訳)悪臭がする
「香水」を含む例文一覧
「香水」は日本だけでなく海外でも広く使われています。
特に「香水」が好きな方は海外で「香水」を買ってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、「香水」を含む例文をいくつか紹介します。
How much is this scent?
訳)この香水はいくらですか?
免税店で香水を購入する際などに使える表現ですね。
What perfume are you wearing?
訳)あなたは何の香水をつけていますか?
I put on perfume.
訳)香水をつける
香水をつける動作には「put on」を使いますが、香水をすでにつけている状態には「wear」を使うので注意しましょう。
「香水」のお隣キーワード
香水は「perfume」という言葉で表現することができますが、香水の試供品ボトルや香水の小瓶など香水に関連する表現を知っておくとより表現の幅が広がりますよ。
ここでは、香水にまつわる表現や匂いに関わる表現を紹介します。
【香水やにおいに関する表現】
- a flacon of perfume:香水の小瓶
- sample bottle of perfume:香水の試供品
- ingredient for perfume:香水の成分
- perfume department:香水売り場
- perfume container:香水容器
- solid perfume:練り香水
- cologne、Eau de Cologne:コロン、オーデコロン(男性の香水)
- body spray:ほんのりと香りのついたスプレー
- deodorant:デオドラント(においを抑えるもの)
- antiperspirant:制汗剤(汗を抑えるもの)
- body lotion:ボディーローション
- body cream:ボディークリーム
- hand cream:ハンドクリーム
- soap:せっけん
- body wash:ボディーソープ(液体のもの)
- bath bombs、bath salt:入浴剤
- scented candle:香りつきキャンドル・ろうそく
- oil diffuser、aromatherapy diffuser:アロマディフーザー
- oil warmer、oil burner:オイルウォーマー、アロマポット
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「香水」は「perfume」という単語で表現できます。
「perfume」は「香水」だけでなくいい匂いを表現するときにも使用されることを覚えておきましょう。
そして、似たような単語で使われる「fragrance」もいい匂いを表すときの表現に使われますが、「perfume」とは匂いの強さやシーンによって使い分けられています。
言葉ごとの微妙なニュアンスの違いを理解しておくと、より高度な英語表現を使うことができるでしょう。
ぜひ、今回の記事を参考に「香水」に関する表現を覚えてみてください。