日常生活で「猫背」や「姿勢が悪い」といった表現を使う場面は少なくありません。

病院での会話から家族や友人との日常会話まで、体の姿勢を表す表現は多く、上手な使い分けが大切です。

この記事では、「猫背」の基本表現から、「前かがみ」「反り腰」といった関連フレーズまで、実際の会話で役立つ英語表現をまとめて紹介します。

「姿勢」を英語で

「姿勢」を英語で

「姿勢」は英語で”posture”と言います。体の姿勢に関する様々な表現を見ていきましょう。

「姿勢」の基本表現

Aさん
Good posture(良い姿勢)

Bad posture(悪い姿勢)

Poor posture(悪い姿勢)

Correct posture(正しい姿勢)

“posture”は立つ、座る、歩く際の体の位置や姿勢全般を指す言葉です。

「猫背」の英語表現は?

背中が丸まった悪い姿勢を意味する「猫背」を英語ではどのように表現するのでしょうか?

Aさん
I have a hunched back.(猫背です。)

I have rounded shoulders.(肩が丸まっています。)

I tend to slouch.(猫背になりがちです。)

「猫背」をダイレクトに表現できる英語表現は”hunched back”です。”hunch”は「丸める」という意味の動詞で、背中が丸まった状態を表します。

姿勢に関する動きの表現

Maintain good posture.(良い姿勢を保ちなさい。)

Improve your posture.(姿勢を改善しなさい。)

Correct your posture.(姿勢を正しなさい。)

良い姿勢を褒める表現

You have excellent posture.(姿勢がとても良いですね。)

Your posture is perfect.(姿勢が完璧です。)

“posture”の様々な意味

“posture”という単語には身体的な姿勢以外にも、様々な意味があります。詳しく見ていきましょう。

“posture”の主な意味

1. 身体的な姿勢:

She has good posture when sitting.(彼女は座る時の姿勢が良い。)

Yoga can improve your posture.(ヨガは姿勢を改善できます。)

2. 態度、立場、構え:

The government’s posture on immigration(移民に対する政府の姿勢)

A defensive posture(防御的な構え)

3. 見せかけ、ポーズ:

His concern is just a posture.(彼の関心は見せかけに過ぎない。)

英辞郎によると、”posture”は「姿勢、体位、態度、構え」という意味で、体の姿勢だけでなく、心構えや態度を表す場合にも使われます。

参照:英辞郎 on the WEB

“posture”を使った慣用表現

Strike a posture(姿勢をとる、ポーズをとる)

Adopt a posture(姿勢を取る、態度を示す)

Military posture(軍事態勢)

ビジネスでの”posture”の使い方

The company’s posture toward sustainability(持続可能性に対する会社の姿勢)

Our negotiating posture(我々の交渉姿勢)

Strategic posture(戦略的立場)

「前かがみ」を英語で

体を前に傾けた姿勢の「前かがみ」も、英語ではシーンに合わせた様々な表現があります。

「前かがみ」の基本表現

Aさん
Leaning forward(前かがみ)

Hunched over(前かがみになっている)

Bent forward(前に曲がっている)

“lean forward”は「前に傾く」というスタンダードな言い方です。

「前かがみ」になった状態を表す表現

I’m hunching over my desk.(デスクの上で前かがみになっています。)

She bent forward to pick something up.(彼女は何かを拾うために前かがみになりました。)

姿勢の悪さを注意する表現

Don’t lean forward like that.(そんなふうに前かがみにならないで。)

Stop bending over your phone.(携帯電話に前かがみになるのをやめなさい。)

Bさん
現代では”text neck”(スマホ首)という新しい表現も生まれています。スマートフォンを見るために前かがみになる姿勢です。

「反り腰」を英語で

「反り腰」は本来、医学的な用語です。英語での表現を見ていきましょう。

「反り腰」の基本表現

Aさん
Swayback(反り腰)

Lordosis(腰椎前弯症)※医学用語

Anterior pelvic tilt(骨盤前傾)

“swayback”は日常会話でもよく使われる表現です。”sway”は「揺れる」という意味で、腰が前に揺れるように反った状態を表現します。

医学的な表現

Lumbar lordosis(腰部前弯)

Hyperlordosis(過度の前弯)

Excessive lumbar curve(過度な腰椎カーブ)

“Lordosis”は、脊柱前湾症を意味する医学用語です。

参照:英辞郎 on the WEB

反り腰の症状を説明する表現

I have a swayed lower back.(腰が反っています。)

My pelvis tilts forward.(骨盤が前に傾いています。)

I have an exaggerated curve in my lower back.(腰に過度なカーブがあります。)

「姿勢」をビジネス的に言い換える表現

「姿勢」をビジネス的に言い換える表現

ビジネスシーンでは「姿勢」という言葉を態度や立場という意味で使うことがあります。

「姿勢」のビジネス的な表現

Aさん
Stance(立場、姿勢)

Attitude(態度、姿勢)

Approach(取り組み方、姿勢)

Position(立場、姿勢)

ビジネスシーンでの関連表現

The company’s stance on environmental issues(環境問題に対する会社の姿勢)

He has a positive attitude toward work.(彼は仕事に対して前向きな姿勢です。)

猫舌 猫かぶり 猫の手も借りたい

日本語の「猫」を使った慣用表現を3つ英語で紹介します。

猫舌

Aさん
I can’t eat hot foods.

(熱いものが食べられません。)

Aさん
I’m sensitive to hot temperatures.

(熱いものに敏感です。)

Aさん
Hot food burns my tongue.

(熱い食べ物で舌をやけどします。)

猫かぶり

Aさん
She’s pretending to be innocent.

(彼女は無邪気なふりをしています。)

Aさん
He’s putting on an act.

(彼は演技をしています。)

Aさん
She’s not showing her true colors.

(彼女は本性を見せていません。)

猫の手も借りたい

Aさん
I’m swamped with work.

(仕事で手一杯です。)

Aさん
I need all the help I can get.

(できる限りの助けが必要です。)

Aさん
I’m so busy I could use an extra pair of hands.

(忙しすぎて余分な手が欲しいくらいです。)

このように、直接当てはまる英語表現はありませんが、慣用表現が意味する状況を説明することで、日本語が持つ上手くニュアンスを表現できます。

まとめ

この記事では、「猫背」をはじめ、体の姿勢を表す”hunched back”や”slouch”から、ビジネスでの態度を意味する”stance”や”approach”までまとめて紹介しました。

日本語の「猫舌」や「猫の手も借りたい」のような慣用表現も、状況や様子を英語で説明して、同じニュアンスを伝えてみましょう。