締めにデザートを食べないと食事が終わった気がしないという人もたくさんみえるのではないでしょうか。「デザートは別腹」と言いますものね。
さてこのデザート、そもそも英語なのでしょうか。他に「スイーツ」とも呼びますが両者に違いはあるのでしょうか。
デザートにまつわるあれこれを英語ではどう表現するのか、などいろいろとご紹介します。
絶対に間違ってはいけない「デザート」の意味と発音
「デザート」は皆さんが良く知る「美味しいデザート」と砂漠を意味する「デザート」の2種類があります。
スペルも似ていて、食べるデザートは「dessert」、乾いた砂漠を意味するデザートは「desert」と書きます。
「s」の数が違うだけで全く違う意味になってしまいます。スペルを間違えて覚えないようにしましょう。
「デザートは2つ食べたくなっちゃうから「s」が2つ」と覚えれば忘れませんね。
dessert:(美味しい)デザート
desert:砂漠
また発音も違い、無理やりカタカナにするとこんな感じです。
dessert[dizэ’rt]:ディザートゥ
desert[de’zэrt]:デザートゥ
このように、スペルは似ていますが発音もアクセントも異なりますので覚えておきましょう。
sweetsって英語はdessertって意味じゃない!
スイーツという言葉が使われ始めてから20年以上は経っていると思いますが、スイーツも実は英語です。英語で表すと「sweets」になります。
では「sweets」と「dessert」の違いはどこにあるのでしょうか。調べてみると両者にははっきりとした違いがありました。
sweets
英語の「sweet」が語源です。
甘い、砂糖を入れた食べ物を指し、「sweet」や「sweets」と呼ばれます。
日本にその言葉が入ってからカタカナになったということです。
日本では「和スイーツ」のようにスイーツを分類しますが、英語では「甘いもの全般」を意味します。
dessert
こちらの語源は英語ではなく、フランス語の「desert(デセール)」からきています。
意味は「食事の後に提供されるお菓子やフルーツ」ですから、sweetsが食事の後で出てくればdessertになるわけですね。
「デザート」に関連する使える英語フレーズ
ではデザートに関連して、会話に使えるフレーズを確認していきましょう。
You must try some dessert.
デザートを是非食べてみて下さい。
Thank you for the dinner. I can’t eat anymore.
訳)夕飯ごちそうさまでした。お腹いっぱいです。
Come on! You must try some dessert!
訳)そう言わずに!ぜひデザートも食べてみてよ
Would you like any dessert?
(食後に)デザートはいかがですか?
Would you like any dessert?
訳)(食後に)デザートはいかがですか?
I think I’m full. Could I have the bill, please?
訳)もうお腹がいっぱいです。お勘定をお願いできますか?
I’d love to go to a dessert buffet.
デザートバイキングにぜひ行ってみたいです。
What would you like to do today?
訳)今日、何かしたいことありますか?
I’d love to go to a dessert buffet!
訳)デザートバイキングに行ってみたいです!
I’m going to pass on dessert today.
今日はデザートはパスします。
I’m going to pass on dessert.
訳)今日、デザートは止めておくわ。
Are you serious? Then I’ll take yours, too.
訳)本気?じゃあ、あなたの分ももらうね
「デザートは別腹」を英語で言うと?
もう動けない、と思うほど食べた後でもデザートは不思議と食べられるものですね。「デザートは別腹」とはよく言ったものです。
ではその「デザートは別腹」を英語ではどう表現するのでしょうか。
I always have room for dessert.
デザートはいつでも食べられます。/デザートは別腹です。
どんなにお腹いっぱいに食べてもデザートが入る余地は残っている、というわけですね。女子は特に共感できるフレーズではないでしょうか。
I should leave room for dessert.
訳)デザートの分、お腹をあけておかないと
What are you talking about? I always have room for dessert.
訳)何言ってるの?デザートは別腹でしょ
まとめ
日本はスイーツがとても充実していて、しかも海外のものと比べるとあっさりしていていくらでも食べられてしまいます。
デザートを食べると本当に幸せな気持ちになれますから、ぜひ外国人のお友達をデザートバイキングに誘ってみてはどうでしょうか。
男子もひそかに甘党(英語では「sweet tooth」といいます)だったりしますから誘ったらよろこんでくれるかもしれませんね。