“revenue”はビジネスシーンでよく使われる英語表現です。”revenue”には「収入」や「収益」といった意味があります。”revenue”という名詞は、日常英会話ではほとんど使われることはありません。
「”revenue”の意味や使い方について詳しく学びたい。」と考えている方も多いのではないでしょうか?そこで本記事では、“revenue”の意味や使い方、”revenue”に似た英語表現について例文付きで詳しく解説します。
記事を最後までチェックすれば、”revenue”に関することが一通り分かるようになりますよ。少しでも興味がある方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
“revenue” の意味
“revenue”は「収益」といった意味を持つ名詞です。「収益」と似た”revenue”が持つ以下3つの意味について解説します。
- 歳入
- 収入
- 国税局
それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。
歳入
“revenue”が持つ1つ目の意味は「歳入」です。具体的には、税金などによる国の歳入のことを指します。
「歳入」という意味での”revenue”を使った例文をいくつか見てみましょう。
The nation’s revenue for this year has greatly increased.
訳)本年度の国の歳入は大幅に増加しています。
Aさん
Florida is reporting a 3.5% drop in tax collections, but state revenue is up slightly.
訳)フロリダの税収は3.5%下がったが、州の歳入は少し増加しています。
Aさん
Enterprise Services revenue increased 6 percent.
訳)エンタープライズ・サービスによる歳入は6%増加しました。
収入
“revenue”が持つ2つ目の意味は「収入」です。ここでの収入とは、国のみならず団体や個人の収入も含みます。収入も歳入も似た意味ですが、対象が国なのか団体か個人なのかによって”revenue”の訳し方は変わってきます。
「収入」という意味での”revenue”を使った例文をいくつか見てみましょう。
Aさん
Most of you are probably paid on gross revenue.
訳)みなさんのほとんどは、総収益に基づいて報酬を受け取っていることだと思います。
Aさん
This is the amount that remains after deducting the necessary expenses from gross revenue related to miscellaneous income for the year.
訳)これがその年の雑所得に係る総収入金額から必要経費を控除した金額です。
Aさん
The gross revenue is the yield multiplied by the average price of the product that year.
訳)総収益とは、利回りにその年の商品の平均価格を掛けたものです。
国税局
“revenue”が持つ3つ目の意味は「国税局」です。
「国税局」という意味での”revenue”を使った例文をいくつか見てみましょう。
Aさん
IRS, which stands for Internal Revenue Service, is the tax collecting agency of the United States.
訳)IRSはInternal Revenue Serviceの略称で、アメリカ合衆国の国税庁のことです。
Aさん
The Internal Revenue Service said yesterday that as many as 13.5 million taxpayers will have to wait to file their returns until it can reprogram its computers to comply with the new law..
訳)エンタープライズ・サービスによる歳入は6%増加しました。
“revenue”の類似表現まとめ
続いては、”revenue”の類似表現についてまとめました。”revenue”の類似表現は以下の3つです。
- “gain”「収益」「もうけ」
- “salary”「給与」
- “return”「報酬」
それぞれ例文付きで詳しく見ていきましょう。
“gain”「収益」「もうけ」
“gain”は「収益」「もうけ」という意味の名詞です。動詞になると「得る」という意味になります。
「収益」「もうけ」という意味の”gain”を使った例文について見てみましょう。
Aさん
I don’t think we should work only for our personal gain.
訳)私たちは個人的な収益のためだけに働くべきではないと思います。
Aさん
She gained 500 dollars from the deal.
訳)彼女はその取引で500ドルをもうけました。
動詞だと2つ目の例文のようになります。
“salary”「給与」
“salary”は「給与」という意味の名詞です。和製英語のサラリーマンの「サラリー」も”salary”から来ています。
ちなみにサラリーマンは和製英語であり、英会話で使っても通じませんのでご注意ください。和製英語に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
「給与」という意味の”salary”を使った例文について見てみましょう。
Aさん
I hope my salary will improve this year.
訳)今年は給料が上がるといいなあ。
Aさん
My monthly salary is 300,000 yen.
訳)私の月給は30万円です。
“return”「報酬」
“return”は「報酬」という意味の名詞です。動詞だと「返す」という意味になります。”return”は日本語でも「リターンを得られる」のような形で使いますよね。
「報酬」という意味の”return”を使った例文について見てみましょう。
Aさん
I want to do a business that has quick returns.
訳)私はすぐに収入に結びつくビジネスがしたいです。
まとめ
“revenue”の意味や使い方、”revenue”に似た英語表現について例文付きで詳しく解説しました。”revenue”に関する知識や理解は深まりましたでしょうか?
“revenue”の意味や使い方、”revenue”と似た英語表現の意味や使い方について分かったら、次は”revenue”や”revenue”に似た英語表現を実際の英会話で使ってみましょう。実際の英会話で使えるようになって初めて、本当の意味でその英語表現を習得できたと言えます。
また今回のように分からない英語表現を見つけた場合は、その場ですぐに調べるクセを付けましょう。そうすることで、少しずつ語彙力が増えていき、読んだり聞いたりできる言葉や、英会話で使える言葉が増えていきます。それが英会話を上達させる際の1番の近道です。