関連する複数のものを並べたり、露骨にならないよう遠回しにしたり、こんなときに「など」という言葉が便利です。たった2文字なのに「など」は意外と奥が深い言葉ですね。

この「など」ですが、ネイティブがどう表現するのか知っていますか?
皆さんがおそらくご存知のetc.以外にも「など」に当たる表現があります。
この記事では覚えておくと便利な「など」について、例文とともに英語表現を紹介していきましょう!

「~など」、「~とか」は英語で何と言う?

「~など」や「~とか」を使う場合、並べるものは同じ種類または関係するものに限ります。

「お飲み物は紅茶、コーヒー、ハーブティなどからお選びいただけます」
このように、2種類以上の物を列挙した上で、「など」「等」を加えることがよくあります。この例文の場合は飲み物という共通点があります。
また、カジュアルな言い方であれば「紅茶やコーヒーとかあるよ」というように「とか」も使われます。

さて、「~など」や「~とか」の英語表現です。まずは一般的なフレーズからみていきましょう。

and so on

「など」の代表的な表現はand so onでしょう。
and so onは「aやbなど」の「など」に当たる表現であり、aとb以外に他のものも追加できることをうかがわせることができます。
日常英会話で使われることはあまりなく、どちらかと言うと書き言葉になります。そのため、ビジネスのメールやプレゼンなどで必要なときに使うことができます。文末に使われること、人には使わないところがポイントです。

Aさん
I enjoy indoor sports like table tennis, badminton, trampoline and so on.
訳)卓球、バドミントン、トランポリンなど、インドアスポーツが好きです。

インドアスポーツの種類が列挙され、それぞれ関連する複数のものということで「など」が使われています。

Aさん
We offer services such as planning, designing, promotion and so on.
訳)弊社は企画、デザイン、プロモーションなどのサービスを提供いたします。

企業が提供できるサービスを同列で列挙しています。ビジネスの場合は「など」の多用は避け、具体的に伝えることが重要です。

and so forth

and so onの最後のonをforthに置き換えたand so forthも「~など」の意味です。使い方はand so onと同じで、文末にもっていきます。こちらも書き言葉であり、かつ「など」のフォーマルな英語の表現です。and so onよりand so forthのほうが堅いニュアンスになります。

Aさん
There is a hospital, library, shopping buildings and so forth, that is why we recommend this area.
訳)病院、図書館、ショッピングビルなどがあり、おすすめのエリアです。

住みたいエリアにあると嬉しい施設などが並列になっています。他にもスーパーマーケット、お子さんのいる家庭なら学校などが「など」に含まれているのかもしれませんね。

ネイティブが「~など」や「~とか」と言うときの定番フレーズ

ネイティブが「~など」や「~とか」と言うときの定番フレーズ

では、次にネイティブが普段の会話で使う定番の口語英語「~など」や「~とか」をみていきましょう。and so onやand so forthより英会話に使える自然なフレーズ、ぜひ覚えましょう。

things like that

thingsはlike thatですでに具体的に述べられたものと同列のものを「~など」「~とか」として表します。あまり深く考えずに、フレーズをそのまま覚えて最後につけると覚えればよいでしょう。thingsと複数にしているところも抑えます。

Aさん
I want to visit the London eye, National gallery, Big Ben and things like that in London.
訳)ロンドンでロンドンアイ、ナショナルギャラリー、ビッグベンとかに行きたいな。

ロンドンで行きたい場所の数カ所を話していますが、魅力的なところはもっとあるのですべて言えないときにthings like that(など・とか)が便利です。

stuff like that

things like thatのthingsをstuff(スタッフ)に変えたフレーズで、こちらも「~など」「~とか」の意味に当たります。stuffは物・事柄の意味をもつ名詞です。staff(職員・スタッフ)と間違えないように気をつけます。

Aさん
I’m vegan and can’t eat meat, fish, egg and stuff like that.
訳)ヴィーガンなので肉、魚、卵とか食べられないんだ。

卵とかと言うことで、他にも食べられないものがあることを相手に伝えているイメージです。

フォーマルな「~などなど」

「~などなど」をフォーマルに言いたい場合があります。英語の論文やエッセイなどもそうですね。しかし、「などなど」の多用は曖昧さを出すことになり論理的にならない点に注意します。

and so on and so forth

上で挙げたand so onとand so forthを一つの表現and so on and so forthにすることができます。発音はアンドソォオンアンドソォフォース、この場合「などなど」の意味になります。また、and so on and so onと繰り返すこともできます。

etc.

皆さんご存知のエトセトラ、etc.がようやく登場です。etc.は口語でなく、文章中に使われるフォーマルな表現で、「~などなど」や「以下略」という意味になります。使う場合は前にカンマをつけ「, etc.」の形にします。例えば、A, B, C, etc.ですね。, etc.の前にはandは不要なこと、etc.で文章が終わるときはピリオドは一つだけでよいこともルールです。

これら以外で「など」でなく他の例を挙げる場合には、for exampleやsuch asが有効です。

カジュアルな「~などなど」

カジュアルな「~などなど」

最後は、カジュアルな「~などなど」の英語表現でネイティブが使います。などなどと繰り返す英語フレーズはこちらも単語の反復になります。
以下で紹介するどのフレーズも「などなど」を表しますが、背景にはくだらないこと、ばかげたことに対してそれが重要じゃなかったり、「なんとかかんとかね」と全部説明するのがかったるいというニュアンスが含まれています。「とかね」という感じはwhateverと投げやりになる感じとも似ています。

blah-blah-blah(ブラーブラーブラー)
bla bla bla(ブラブラブラ)
yadda yadda(ヤダアヤダア)
yadda yadda yadda(ヤダアヤダアヤダア)
yada-yada-yada(ヤダヤダヤダ)

Aさん
He kept taking about his girlfriend, his job and his expensive clothes, blah-blah-blah.
訳)彼さ、彼女のこと、仕事のこと、高い服のことなどなどずっとしゃべり続けてたよ。

自分のことばかり話す人って、、、やぱりコミュニケーションは双方向が大切ですね。じゃないと、bla bla blaとか言われます 笑

まとめ

  • and so on
  • and so forth
  • things like that
  • stuff like that
  • etc.
  • blah-blah-blah

「など」や「とか」に当たる英語表現、いかがでしたか?どれも同じ種類の物事が並列であるときに使う、文末に持ってくるというルールがあります。論文などシーンによっては使いすぎに注意しながらも、自然な英語にしていけるよう一つ一つ使っていきましょう。