「症状」とは日常生活でどのような場面で使われる言葉でしょうか。

身体、精神的に不調が起きたときに感じる苦痛を「症状」と言います。それは熱や倦怠感、痛みなど種類はさまざまです。

病院のスタッフや職場の同僚、家族などへ「症状」を正確に伝えることが重要であり、英会話で使われるフレーズを知っておくと、ストレスなく会話を進めることができます。

本記事では、「症状」を英語で言うときの英語表現や「診療時」の会話の流れについてご紹介します。

「症状」って英語でなんて言うの?

「症状」って英語でなんて言うの?

「症状」はsymptomと言います。また、類似した表現として状態を表すconditionも覚えておくと良いでしょう。

ここでは、ここではの英単語の意味について詳しく解説します。

symptom 

symptomは、名詞で症状、症候、と言います。

病気の症状をdisease symptomsと言うこともあります。

symptomaticallyは副詞で、症状的に、症状から判断して、と言う意味があります。

symptomaticは形容詞で、〜の症状を示す、兆候となる、と言う意味があります。

それぞれ、どのように使うことができるのか例文をみていきましょう。

 

Aさん
Nancy has a cough caused by a symptom of lung cancer.

ナンシーは肺がんの症状によって咳をしています。

 

Aさん
Dr. Saito told his patient that he needed to be treated symptomatically with his pain.

医師の斎藤は患者へ痛みの症状に対しては対処療法が必要であると話しました。

Aさん
  My main symptomatic disease is fever.

私の病気の主な症状は発熱です。

condition 

 conditionは名詞で、体の健康状態、調子、病気、疾患、と言うことを意味します。

 

Aさん
A lot of medicine  is used to  treat the whole range of people’s conditions.

多くの薬は人々の体調を治すために使われています。

Aさん
I think my condition is so good.

私が思うに、自分のコンディションはとても良いです。

Aさん
The nurse said me that our mother’s condition get better from day to day.

その看護師は母の状態が日ごとに良くなっていると話しました。

 

「診療時」にまつわる会話の英語表現

「診療時」にまつわる会話の英語表現

 ここでは体調が良くないので実際に「診察」してもらうときに「症状」について質問される英語のフレーズを解説します。

実際に病院で診察のときに使われやすい英語表現を知っておくことでスムーズに診察を受けることができます。

診察時の会話の流れ

 どんな症状がありますか?と言う質問には、What are your symptoms? が使われます

診察の際に医師や看護師などから質問を受ける時のフレーズです。

他の表現方法として、What seems to be the problem?何か問題を抱えていますか?

What brings you here today?今日はどうされましたか?

と言う言い換えて言われる場合もあります。

 どのくらい症状が続いていますか?と言う質問には、How long have you had the symptoms?が使われます

他にも言い換えとして、How long have you had the problem?いつから問題を抱えていますか?と言う質問が使われる場合があります。

 いつからその症状がありましたか?と言う質問には、When did it start?が使われます。

他の言い換えとしては、When did you notice the problem?いつ問題に気づきましたか?と言う質問が使われる場合もあります。

それではこれらの説明した質問文を使って診察の流れを以下にまとめました。

診療時にどのようなやりとりがされやすいのか例文をみていきましょう。

Aさん
 What are your symptoms?

どんな症状がありますか?

Bさん
I have a terrible sore throat and fever.

ひどい喉の痛みと熱があります。

Aさん
 How long have you had the symptoms?

どのくらい症状が続いていましたか?

Bさん
For 5 days. I got a sore throat 5 days ago, and  I have high fever of 40 degrees since yesterday.

5日間です。5日前から喉の痛みがでして、昨日から40度の発熱があります。

 

Aさん
OK. Do you take any medicines?

わかりました。何かお薬は飲んでいますか?

 

Bさん
Yes. I took some over-the-counter cold medicines.

はい。市販の風邪薬をいくらか飲みました。

Aさん
Alright. So I would like you to take some exams. 

わかりました。それではいくつか説明していきますね。

症状の様々な表現

 上記の例文は、風邪についてのやりとりをご紹介しました。他にも風邪の症状を入れ替えることで、今現在抱えている症状を伝えることができます。

症状の言い回しについて以下にまとめたので、参考にしてください。

I have+名詞病気にかかる症状がある

I got+名詞

過去の状態を表す

sick 病気
a fever
a cough
a phlegm 

a sputum

poor appetite 食欲がすくない
no appetite 食欲がまったくない
a stomachache 胃痛・腹痛
cold 風邪
a runny nose 鼻水
a stuffy nose 鼻づまり
a  sore throat 喉が痛い
a headache 頭痛
a joint pain 関節痛
the chills 悪寒

 

まとめ

 「症状」に関連した英語表現について紹介しました。

「症状」と言う表現は、体調不良によって生じる苦痛のことを言います。

苦痛が生じたときには病院へ行って必要によっては治療が必要となることもあるでしょう。特に海外でも病院での診察のときには医師がどのような質問をしているのか理解しておくことが大切です。

診察のときに聞かれる質問については、英語のフレーズとして、What are your symptoms? どんな症状がありますか?やHow long have you had the symptoms?どのくらい症状が続いていますか?が使われやすいので覚えておきましょう。これらの質問と同じニュアンスの質問についても合わせて知っておくのもおすすめです。

診療の流れについても説明してますので、診察の時に参考にしてくださいね。