「〇〇って英語でなんて言うんだろう…?」
ふとした時に、何でもない日本語を英語ではなんと言うのか気になることがありますよね。
この記事では筆者が独自に「ふと英語で言うとなんと言うのか気になるワード」を例文付きで紹介します。
「通訳」を英語で言うと?
通訳は英語で「Interpretation」と言います。
例文↓
- This hospital offers an interpretation service for people who cannot speak English.
この病院は、英語が話せない人のための通訳サービスがあります。
元々は「Interpret」という「通訳する」を意味する動詞の形が、Interpretationという名詞の形になり「通訳」を意味しています。
動詞の形の「Interpret=通訳する」も一般的に使われる表現なのでぜひ覚えておきたいですね。
例文↓
- The young woman kindly interpreted for me.
その若い女性は親切にも私に通訳をしてくれた。 - He will interpret your statements into Japanese.
彼があなたの声明を日本語に通訳する予定です。 - I interpreted what he said in French into Japanese.
私は彼がフランス語で言ったことを日本語に通訳した。 - Can you interpret the speech of the visiting dignitaries?
あなたは訪問中の要人のスピーチを通訳できますか?
(※)ちなみにInterpretationには「解釈」という意味もあります。英語を一度解釈してから日本語に直すのをイメージすると、「通訳」と「解釈」にも共通したイメージを持てますね。
また、「通訳する人」や「通訳さん」という意味で、単に「通訳」と呼ぶ場合もありますよね。(「通訳を手配する」など)
通訳する人のことは「Interpreter」と言います。
Teacher(教師)はTeach(教える)する人、といった感じで、Interpretにerが付くことで「通訳する人」になるわけですね。
例文↓
- The bride’s sister acted as an interpreter.
花嫁の妹が通訳を務めた。 - Would you like to have an interpreter?
通訳はご希望ですか? - He spoke through an interpreter.
彼は通訳を介して話した。 - There is a world of difference between a professional interpreter and a novice.
プロの通訳者と初学者の間には、途方もない違いがある。
「まとめる」を英語で言うと?
続いて「まとめる」を英語で言うとなんと言うかをお伝えします。
日本語で「まとめる」というと、主に以下のようなニュアンスがあります。
- 散らばった物を一か所に「まとめる」
- 複雑な話を「要約する=まとめる」
- 資料などに「まとめる」
順番に見ていきましょう。
1.散らばった物を一か所に「まとめる」
散らばった物を一か所に「まとめる」のに使えるのは「Put together」です。
Putは「置く」、Togetherは「一緒に」という意味で「一緒に置いておく=まとめる」を表すわけです。
例文↓
- The minister assembled a team of experts and scientists.
大臣は専門家と科学者のチームを集めました。 - All the money put together still won’t be enough.
全部のお金をまとめてもまだ足りないだろう.
2.複雑な話を「要約する=まとめる」
複雑な話を要約することも、話を「まとめる」と言いますよね。
話をわかりやすくまとめることを、英語では「Summarize」と言います。
レポートや記事などの要約を「Summary」と言いますが、それを動詞にして「Summarize」になるというわけですね。
例文↓
- Read this essay and summarize it by next week’s class.
来週の授業までに、この作文を読んでまとめてください。 - Could you please summarize what you just said?
今おっしゃったことを要約していただけませんか?
3.資料などに「まとめる」
資料などに情報を「まとめる」時は、英語でCompileと言います。(先述のPut togetherも使えます。)
Compileには「編纂(へんさん)する」という意味があり、情報をわかりやすいようにまとめるという意味で使われます。
例文↓
- I want you to compile some data and information for a documentary on the subject.
そのテーマに関するドキュメンタリーのために、君にはデータと情報をいくらかまとめてほしいんだ。 - Could you compile the results of the test?
試験の結果についてまとめてくださいませんか?
「英検」を英語で言うと?
「英検」は日本の由緒ある検定試験なので、「EIKEN」がそのまま英語での正式名称です。
しかしEIKENでは英語圏を含む海外の方に伝わらないので、「English Proficiency Test(Exam)」と言った方が伝わりやすいでしょう。
Englishは「英語の」、Proficiencyは「流暢(りゅうちょう)さ」、Test(Exam)は「試験」です。
「英語の流暢さ試験」なので、こちらの方が相手に伝わりやすいです。
例文↓
- Eiken is the most authoritative English proficiency test in Japan.
英検は、日本で最も権威のある英語能力判定試験です。
また「英検〇級」は、「EIKEN grade 〇」で表します。
準〇級は「Grade Pre 〇」で表します。
- I have EIKEN Grade Pre 2.
私は英検準二級を持ってます。
「アプリ」を英語で言うと
スマートフォンなどで頻繁に使う「アプリ」、英語では「Application」と言います。
「アプリ」がもともと「Application」の日本での略語なので、元になった英単語を使うわけですね。
例文↓
- For exercise there are a lot of different applications.
たくさん様々なエクササイズのアプリがありますよ。
また、日本語でアプリケーションを「アプリ」と略しているように、英語でも日常会話では「App」と略して言うのが一般的です。
例文↓
- I always use this app.
いつもこのアプリを使っています。
マンガアニメで大人気!「全集中」英語で言うと?
マンガやアニメで大人気を博した「全集中」は「Total concentration」と翻訳されています。
Totalは「合算で」の意味(お会計はトータルでいくら?と言いますよね。そのTotalです。)、Concentrationが「集中」なので、自分の集中力の全てを合算したイメージでしょうか。
ちなみに「全集中の呼吸」は「total concentration breathing」と言います。全集中に加えて、呼吸を表す「Breathing」が付くわけですね。
例文↓
- Total concentration, water breathing!
全集中、水の呼吸!
まとめ
この記事では、「英語でなんて言うんだろう?」と疑問にあがる言葉を例文付きでお伝えしました。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語の表現をより豊かにできれば幸いです。