皆さんは「変態」を英語で何と言うか分かりますか?
日本語では日常会話で時々出てくるこの「変態」という表現。
実は、英語では色々な訳し方をされる単語の一つです。
こちらの記事では、そんな「変態」の英語表現を紹介するだけでなく、関連表現や例文も一緒に紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
「変態」は英語で何という?
「変態」を英語にすると、何になるかご存知でしょうか。
まずは、「変態」の英語表現を紹介していきます。
「変態」の英語に関連する単語も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「変態」は英語で”pervert”という
「変態」は英語で”pervert”と表現します。
“pervert”の発音は「パバート」となり、「邪道に導く」や「曲解する」という意味もある単語です。
“pervert”の変形(動詞&名詞)
- perverted(過去形)
- perverted(過去分詞形)
- perverting(現在分詞)
- perverts(三人称単数現在)
- perverts(複数形)
“pervert”は、上記のような変形をする単語です。
過去形や過去分詞形には”ed”をつけ、現在分詞には”ing”を付けるのみで完成します。
また、三人称単数形と複数形は形が同じなので、文脈からどっちなのかを読み取る必要があります。
「変態」は”kinky”とも言える
「変態」を英語で表現する場合、”pervert”以外にも”kinky”という単語で表現できます。
“kinky”は「キンキー」と発音するので、アルファベットそのままの読み方で問題ありません。
意味は「変態な」のほかにも、「ねじれた」「変な」という意味があるので、覚えておきましょう
“kinky”の変形(形容詞)
- kinkier(比較級)
- kinkiest(最上級)
“kinky”は形容詞で使われる英単語なので、変形を考えるとなると「比較級」と「最上級」を考慮する必要があります。
どちらも基本的な用法と変わらず、最後の“y”を”i”に変えて、”er / est”を付けるだけで比較級・最上級を表現できるのです。
「変態」の関連表現
「変態」は英語で”pervert”または、”kinky”として学んできました。
日本語における「変態」には、色々な関連表現がありますよね。
ここからは、日本語の「変態」に関連する表現を英語に訳して紹介していきます。
先に学んだ単語と紐づけて覚えておきましょう。
スケベ(lewd)
「スケベ」を英語にする場合、”lewd”という単語が適切です。
“lewd”は「ルード」と発音する英単語であり、「みだらな」「わいせつな」という意味があります。
形としては「形容詞」となるので、変形する場合は「比較級」と「最上級」になるでしょう。
- lewder(比較級)
- lewdest(最上級)
また、この単語を名詞にしたい場合は”lewdness(淫行)”となり、副詞にする場合は”lewdly(淫らでわいせつな方法で)”という変形をします。
変質者(degenerate)
「変質者」を英語にする場合、”degenerate”という表現が適切です。
単語が長くて覚えにくいと思いますが、特別単語を覚える必要はありません。
というのも、先に紹介した”pervert”でも同じ意味として伝えることができるからです。
英作文などでもあまり使う表現ではないので、特別単語の幅を広げる必要はないでしょう。
訳)彼は間違いなく変質者です。
訳)そしたら警察に電話するね。
誠実な人(Sincere person)
「変態」の対義語として、「誠実な人」を”sincere person”と表現できるようになっておきましょう。
“sincere”のみでも伝わる表現となりますが、「~な人」として伝えたい場合は”person”もしっかりと付けると良いです。
また、”sincere”は形容詞であり「噓偽りのない」「誠実な」「本当の」という意味があります。
- sincere apologies(心からのお詫び)
「変態」を使った例文を紹介
「変態」に関する英語表現を学んできましたが、実践で自由自在に使えるとは限りません。
ここでは覚えてきた単語の応用力を上げるために、「変態」を使った例文を紹介しています。
どれもすぐにそのまま使える表現となるので、ぜひ参考にしてください。
あの人は”変態”かもしれない注意しよう(pervert)
- That guy might be a pervert, be careful.
少し日本語に違和感がありますが、いわゆる「不審者」に警戒する際に使える例文となります。
電車に乗っている時に、怪しい動きをしている人が居たら警戒しますよね。
正し、確定で「変態」だとは限らないので、”might be(かもしれない)”を使っています。
また、“pervert”を名詞として使う場合は”a”や”the”を付けると良いでしょう。
「注意しよう」は、命令文として動詞+αの形で表現しています。
“変態”な人ほど根は真面目だったりする(kinky)
- Sometimes the more kinky a person is, the more serious they are at heart.
今回は形容詞”kinky”を比較級と混ぜることで、例文にしてみました。
“kinky”は、比較として使う場合”kinkier”となりましたが、本文では“The more the more 構文”と呼ばれる「~すればするほど~になる」を使うために、別の形で比較しています。
文の最初についている”sometimes”は、「~だったりする」という、不確定かつ主観なイメージを伝える際に非常に役立つ表現です。
“serious”は「真面目な」という意味を持つ形容詞なので、ここでは“kinky(変態な)”と“serious(真面目な)”を関連付けて紹介しています。
彼に”変態”だと誤解されて悲しい(pervert)
- I am sad that he misunderstood me as a pervert.
こちらの文章は、”I am sad”と”He misunderstood me as a pervert”を組み合わせた文章となります。
「私は悲しい」+「彼に変態だと誤解された」を組み合わせる為に、”that”を使うことで「that以下のことが理由で悲しい」という使い方をするのです。
また、”understand(理解する)”の対義語として”misunderstand(誤解する)”を覚えておくと良いでしょう。
ここで使われている”as”に関しては、「~として」という意味があり「変態として」という使い方になっています。
まとめ
こちらの記事では、「変態」に関する英語表現を中心に紹介してきました、
「変態」を英語にする場合、”pervert”や”kinky”が適切でしたよね。
また、関連表現として”lewd”や”degenerate”、”sincere person”を紹介してきました。
どれも非常に役立つ単語となるので、ぜひ使ってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。