皆さんは”rad”の意味をご存知でしょうか?

“rad”や”radical”、「ラジカルな人」など聞いたことはあるけど意味はわからない言葉が存在しますよね。

そんな雰囲気だけわかっているけど、意味をしっかりと理解できていない単語や英語表現を紹介していきます。

“rad”や”radical”に関しては、例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

“rad”の意味は何?

ここでは”rad”の意味を紹介していきます。

関連表現である”radical”に関しても紹介。

“rad”は「急な、過激な」という意味

“rad”には、「急な、過激な」という意味があります。

基本的には形容詞として使われており、英語では「ゥラッド」と発音するのです。

日本語で言うところの「ラッド」と発音が似ていますが、より英語っぽく発音したい場合先に紹介した発音で覚えると良いでしょう。

名詞では「過激派な人」という意味がある

“rad”を名詞で使う場合、「過激派な人」という意味があります。

形としては形容詞の時と一切変わりませんが、そのような場合は文脈から読み取る必要があるでしょう。

よく使われる使用例としては”a rad(過激派な人)”が挙げられるため、一旦この使用例だけでも覚えておくと便利です。

“radical”は「根本的な、本来の」

“radical”は、日本語で「根本的な」や「本来の」という意味があります。

この意味で使われる場合、”radical”は形容詞となる為、例えば”radical character(ラジカル性)”のように名詞の前に置かれることが多いです。

もちろん、”rad”と同じように「名詞」としても使われることがある為、その場合は「急進主義者」のような意味になります。

形容詞と名詞では、形容詞での方が使用例が多い傾向にある為、一旦は形容詞の形で覚えておくのが良いでしょう

「ラジカルな人」という意味でもある

“radical”には、「ラジカルな人」という意味もあります。

カタカナで言うところの「ラジカル」と英単語の”radical”では、意味が一致していることから、日本語にする場合「急進的」という意味になるのです。

“radical oxygen”は「活性酸素」

先に紹介した”radical”と”oxygen”を一緒に使うことで、「活性酸素」という意味の英語表現ができます。

活性酸素とは?

活性酸素とは、大気中に含まれる酸素分子が、より反応性の高い化合物に変化したものの総称である。

引用:Wikipediaより

特別専門分野ではない限り使わない英単語となりますが、例えばTOEFLのようなテストを受ける予定の方は覚えておくと良いでしょう。

Aさん
TOEFLでは、色々な専門分野の入り口として必要となる英単語を覚える必要があります。ここで紹介した「活性酸素」も試験には一切出ないとは限らないので、幅広い知識を身に着ける必要があります。

“rad”の関連表現

"rad"の関連表現

ここからは、”rad”の関連表現を紹介していきます。

あまり存在しない関連表現の中から、特にニュアンスが近い単語を抜粋中です。

ぜひ参考にしてください。

astonishing(驚くべきことに)

“astonishing”は、”rad”の関連表現として紹介できる単語です。

意味は「驚くべきことに」というものになりますが、”rad”にある「過激な」という意味と「常人を超えている」という意味で関連ついています。

ほかにも”outrageous”や”fantastic”なども挙げられますが、基本的には”rad”を使うのがまるいでしょう。

profound(理解し難い)

こちらは”rad”よりも”radical”の関連表現となります。

「ラジカルな」部分を「理解し難い」と関連つけることで、”radical”と”profound”をつなぎ合わせることが可能です。

逆に”profound”以外はニュアンスが少しずれてしまうので、数少ない関連表現の中でも特に近しい表現と言えるのがこの”profound”と言えます。

“rad”を使った例文を紹介

"rad"を使った例文を紹介

 

ここからは”rad”を使った例文を紹介していきます。

先に紹介した”radical”も併せて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

彼はいつも急進的です

  • He’s always been rad.

こちらの文章は、”rad(急進的)”を人の性格として説明している文章です。

「いつも〜」を表現するために、副詞表現である”always”を”has”と”been”の間に挟んでいます。

あの人の思想はラジカルだ

  • That one’ s philosophy is radical.

こちらの文章は”radical(ラジカル)”を形容詞として使った表現です。

「あの人」は英語にする場合、”That guy”や”That man”など色々な言い方ができますが、今回は他人感がすごく出る”That one”を使っています。

ここでいう”one”は「人」を表す表現であり、決して数字の1を説明しているわけではないので気をつけましょう。

Aさん
「人」という表現は、英語にする場合、色々な言葉があるのでかなり面倒です。ここで紹介した”one”は文法書などで頻繁に見かける表現ですが、”guy”や”man”などは英会話を通じてしるタイプの表現でしょう。

彼はその問題についてとても過激な意見を持っている。

  • He has very radical views on the issue.

こちらの文章は先に紹介した、”radical(過激な)”を使った例文となります。

“radical”は形容詞なので、副詞”very”をくっつけることができ、「とても過激な」と強調表現することが可能です。

また、「その問題についての意見」という表現は”view on the issue”ということができます。

“view(意見)”という単語は、前置詞の”on”と相性が良く、”view on ~”で「〜に対する意見」と表現可能です。

ラジカルな人の話はいつも聞いてて面白い

  • Radical people are always so fun to talk to and listen to.

“radical(ラジカルな人)”を、名詞として使った例文の紹介です。

“radical people”と複合させることで、一般的にラジカルな人は〜というニュアンスを伝えられます。

また、先に紹介した”always(いつも)”を副詞として、挟むことで文章をよりわかりやすくしているのです。

“talk to and listen to”という表現は、「話し相手として」というニュアンスを伝えるために入れておりますが、極端な話”so fun to listen to”のみでも十分に伝わるので覚えておきましょう。

まとめ

こちらの記事では”rad”の意味をメインで紹介してきました。

“radical”や日本語の「ラジカル」にも触れてきましたが、どれも使うシーンが限定的なので、例文をベースに使ってみると良いかもしれません。

時には「ラジカルな人」と言われると、喜ぶ外国人もいますが「普通とは違う」ということであまり良い印象を与えない場合もあります。

こちらの記事で紹介した様な単語は使う相手を選びたいところです。

万が一初対面の人に使う場合は、探りながらできると100点満点でしょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。