皆さんは「退会」を英語で表現できますか?

こちらの記事では、そんな「退会」の英語表現はもちろん、関連表現や例文を紹介していきます。

「退会」に関する英語に関しては、こちらの記事で全て学べます。

ぜひ参考にしてください。

「退会」は英語で何という?

皆さんは「退会」の英語表現がパッと頭に浮かびますか?

誤って登録してしまった海外サイトへの「退会」方法がわからなくて、困っている場合はまず「退会」の英単語を知る必要があります。

ここでは「退会」の単語解説はもちろん、変形や使い方を紹介しています。

「退会する」は英語で”delete”という

「退会する」は数多く表現が存在しますが、中でもメンバーシップや登録してしまったアカウントを「退会する」場合は、”delete”と表現します。

Aさん
I want to delete my account.

訳)アカウントを退会したいです。

Bさん
Teach me how to delete my membership.

訳)メンバーシップから退会する方法を教えてください。

この様に、“to delete (退会したい物)”と表現することで、簡単に意図を伝えることができます。

“quit”は「辞める」のイメージ

「退会する(delete)」と似ている表現で、「辞める(quit)」も一緒に覚えておきましょう。

“Q”から始まる単語なので発音が難しそうに見えますが、「クィット」と発音します。

また、この単語は”quit the game”の様に使うことが多く、何かをやめたい時に役立ちます。

Aさん
I want to quit the game.

訳)このゲームを辞めたい。

Bさん
I’m going to quit my job.

訳)仕事を辞めます。

この様にゲームを辞める(引退する)時に役立つのはもちろん、辞職したい時などにも使える便利な表現です。

“quit”の変形

“quit”は変形がやや面倒なので、ここで一緒に確認しておきましょう。

  • quitting(現在分詞)
  • quit(過去形)
  • quit(過去分詞形)
  • quits(三人称単数現在)

“quit”の面倒な点は、現在分詞形の時に”quitting”となるのに、過去・過去分詞形では”quit”と書く点です。

国によっては”quitted”とも言う様ですが、基本的には原形のまま書くのが主流です。

“leave”も”quit”と近い表現

“quit(辞める)”と”leave”も近い表現です。

例えば、「学校を辞める」と英語で表現する場合は、“I’m leaving the school”と言います。

こちらも関連表現として一緒に覚えておきましょう。

「退会」の関連表現

「退会」の関連表現

ここでは「退会」の関連表現を紹介していきます。

「退会」に関連する英語表現となることから、先に紹介した英単語を応用して学ぶことが可能です。

では、初めていきましょう。

退会手続き(Cancellation of membership)

「退会手続き」は、英語にする場合色々難しい部分がありますが、一番近しいイメージで表現するならこの“Cancellation of membership”が良いでしょう。

“Withdrawal Procedure”とも表現できますが、直訳に近くあまり海外で使われている表現とは言えません。

この様な日本語の複合表現の場合、”To cancel my membership”を文章に含めた形で説明するのが一番無難でしょう。

退会メール(unsubscribe email)

退会メールも英語にする場合、少しそのままのニュアンスを伝えるのが難しい用言と言えますが、一番近しいのがこの“unsubscribe email”となります。

最近ではYouTubeなどのプラットフォームで「チャンネル登録」という言葉がありますが、その際によく使われる英語表現“subscribe(登録する)”の対義語です。

先にも出てきた類似例として”withdrawal email”も存在しますが、無難な方で行くのであれば”unsubscribe email”となるでしょう。

「退会」を使った例文紹介

「退会」を使った例文紹介

ここからは「退会」を使った例文をいくつか紹介していきます。

ここで紹介する文章は、そのまますぐに使える表現ばかりなのでぜひ参考にしてください。

昨日間違って登録したサイトから「退会」したい

  • I want to delete my account from the site that I accidentally registered yesterday.

先に紹介した“to delete my account(退会したい)”を使った例文です。

基本的には”that”以下で”the site”の説明をしているシンプルな文章ですが、間違えやすいポイントとして「機能登録したサイト」なので、”that”以下は過去形になっているという点です。

“I want to delete my account”は、現在の話をしているのにもかかわらず”that”以下の時間軸が異なるのは面倒ですよね。

ただし、日本語でも会話の中で過去と現在、未来を混ぜながら話す様に英語でも使える様になると非常に便利なので、ぜひ覚えてみましょう。

大会で優勝できなかったから、このゲームを「引退」する

  • I’m going to quit this game since I could not win the competition.

こちらの文章も、先に紹介した”quit the game”を少しアレンジして作成した例文となります。

“since”は、”because”と同じ役割をしており、“since”以下のことが理由で引退するという構造です。

“win the competition”で「大会で優勝する」というニュアンスを伝えられるので、こちらも一緒に覚えておきましょう。

また、今回は”could not win the competition”と書いていますが、「負けた」ことを表現するのであれば、”could not win”から”lost”に変更するのもありです。

留年するくらいなら、学校を「辞めた」方がマシだ。

  • I would rather leave school than not be able to advance.

3つ目に紹介する文章は、”leave”を使った例文で「学校を辞める」という表現を紹介しています。

まずこの文章の核となる“A rather than B(BよりAの方がマシだ)”という英語表現です。

大学の入学試験やTOEIC、TOEFLなどさまざまなテストで何かと出題される文法要素なので覚えておきましょう。

また、「進級する」は”to advance”と表現することができるため、「留年する」をその反対として否定表現”not be able to advance”と表現しています。

まとめ

こちらの記事では、「退会する」の英語表現をいくつか紹介してきました。

頭により定着させるために、サクッと一緒に復習しておきましょう。

  • to delete(退会する)
  • to quit(辞める)
  • to leave(辞める)

上記3つがこちらの記事の主題となった「退会する」を表せる表現と言えます。

また、関連表現として”to cancel”の名詞表現である”cancellation”や、”subscribe”の対義語”unsubscribe”も紹介してきました。

どれも非常に役立つ表現なので、ぜひ活用してみてください。