日本の学生にとって自分たちが主体となり企画から実行までする文化祭、楽しいですね。高校の文化祭実行委員会のメンバーになって、仲間とめちゃ盛り上がったという人もいるでしょう。
ところで、海外にも文化祭ってあるのでしょうか?

この記事では文化祭の英語表現に加え、外国人への説明の仕方、そして海外の学生が楽しみにする行事などなど盛り沢山でお届けします。
学生で英語学習を頑張っている皆さんもモト学生の方々も、ぜひお楽しみください。

「文化祭」は英語でなんて言う?

さっそく、文化祭を英語で何と表現するかから始めましょう。
文化祭はズバリ「cultural festival」です。

cultural(カルチュラル)の意味は形容詞としての「文化の・教養の・文化的な」であり、文化の行事という直訳でこちらは分かりやすいのではないでしょうか?気をつけたいのがculture festivalとしないところです。cultureは英語で文化という名詞であり、名詞ではfestivalを修飾することができません。

Aさん
There will be a cultural festival next month.
訳)来月、文化祭があります。
Aさん
The cultural festival this year is bigger than ever.
訳)今年の文化祭は例年より大きな規模になるよ。

ところで、文化祭と言えばセットのようにあるのが体育祭です。体育祭、体育大会を英語で言うとsports festival、PE festivalまたはsports dayになります。sports festivalのほうはそのままと分かりやすいとして、PE festivalのPEはご存知ですか?PEはphysical educationの略であり、筆者の住むイギリスでは体育の時間はPE(ピーイー)と呼ばれています。

まずは、文化祭は”文化の”であるculturalを使った「cultural festival」である、ここをぜひ覚えてくださいね。

日本での文化祭と学園祭の違いとは?

さて、日本には文化祭だけでなく、学園祭というイベントが存在します。
この2つのイベントの違いを確認しましょう。

文化祭とは?

主に学校で行なわれる秋のイベント。学生による芸術など文化の発表会や模擬店の出店がメイン。中学校と高校で開催されるが、生徒ではなく学校が主体となっている。

学園祭とは?

大学または短期大学で行なわれる秋の大きなイベント。学生が主体の学園祭実行委員会により開催される。大学の宣伝も兼ねているため、芸能人をゲストに迎えることもある。毎年11月に行なわれる慶應義塾大学の三田キャンパスで開催される学園祭は来場者数、参加団体数ともに日本最大規模です。

文化祭はcultural festivalでしたが、学園祭はどうでしょう。
学園祭は「school festival」、学校schoolで開催される行事festivalということで、かなりシンプルです。ちなみに、festivalには「定期的な催し物」という意味があり、毎年恒例で行なわれる文化祭や学園祭にピッタリのフレーズだと言えます。

ここで、学園祭の例文を一つ紹介しましょう。

Aさん
A school festival is organized by the student-let school festival executive committee.
訳)学園祭は学生による学園祭実行委員会によって計画されます。

海外ではどんな文化祭を開催しているの?

英語を学習している皆さんなら、海外ではどんな文化祭が行なわれているか興味があるのではないでしょうか?

文化祭も学園祭もその学校の雰囲気を掴めるため、志望校に足を運ぶ良い体験となります。
しかし、海外では日本の文化祭にあたるような内容、規模のものはほとんどありません。日本では学校教育の一環として全員が参加する形の文化祭は世界的に見ても実は珍しいものだったんです。

それでも、海外の学校でも年間を通して楽しいイベントが行なわれています。後ほど紹介しましょう!

文化祭について、外国人に説明しよう

文化祭は日本の文化的な要素を持っています。外国の友人に文化祭をどう説明したらよいか、以下いくつか例文を挙げてみましょう。

Aさん
A cultural festival in Japan is an annual event usually in Autumn.
訳)日本の文化祭は毎年秋に行われるんだよ。
Aさん
A cultural festival presents an opportunity for each class and clubs to perform.
訳)文化祭では、各クラスやクラブがパフォーマンスを披露する機会になります。
Aさん
There are also many different kinds of stalls such as pan-fried noodles, chips and crepe.
訳)また、焼きそば、フライドポテトやクレープなど、様々な種類の出店があるよ。
Aさん
People who are interested in or want to enter the school may go and see the school and the showpiece on the day.
訳)その学校に興味があったり入学を希望する人は、その日に学校や展示物を見にいくことができるんです。
Aさん
It was great to work with my friends to organize and gave English lesson for visitors.
訳)友達と一緒に、来訪者のための英会話レッスンを企画して提供できたことは素晴らしかった。

文化祭の面白さ、やった後の達成感を伝えられると日本文化を紹介することにもなります。

海外の学生が楽しみにしている行事もいろいろあります!

Prom

海外の学生たちが楽しみにしている年間行事をみてみましょう。

School trip

修学旅行に当たるのがスクールトリップ。中高校生になると、選択科目によって行き先が決まります。例えば、地理を取っている生徒はアイスランド、フランス語を取っている生徒はフランスへ、というような感じで行なわれます。

World Book day

小学生が楽しみにしているイベントです。当日は本のキャラクターにドレスアップをして通学し1日過ごします。

Leavers party

Leaversはleaveからくる「去る人」という意味です。小学生たちが卒業するときには、パフォーマンスをしたり、ディスコパーティなどが企画実行され、皆んなが集まって最後の時期の思い出作りをします。

Prom

プロムは中学・高校の卒業パーティ。大人顔負けのフォーマルなドレスアップをして学校が計画した会場に集まって食事をしながら仲間と時間を過ごします。学校によっては、彼氏彼女がいない生徒に配慮してパートナー無しというルールを設けることがあります。

Open day

オープンデーとは学校訪問ができる日です。高校でも大学でも、行きたいと思っている学校の雰囲気を実際に見たり、自分のとる予定の科目のセッションに参加したりして本当に行きたい高校、大学なのか確かめることができます。この点は日本の学園祭と似た部分が含まれていると言えるでしょう。

Christmas carol

小学生がクリスマスが近づいた日、地元の教会へ行ってクリスマスキャロルを合唱します。クリスチャンでなくてもほぼ全員が参加します。

Christmas fair

小学校ではクリスマス休暇前にクリスマスフェアが開催されます。フェイスペインティングなどのアクティビティ、本やケーキセールなど子どもたちが楽しむ内容でとても盛り上がります。

文化祭以外のイベント

学校で開催される文化祭に似た学生のためのイベント以外では、ヨーロッパやアメリカの英語圏ではイースター休暇とクリスマス休暇が年間で一番大きいイベントです。休暇の長さも2週間ほどでたっぷり取られています。その間、家族と過ごしたり、ホリデーを予約する人が多くいます。アメリカではハロウィンも大きなイベントでしょう。
そして休みと言えば、筆者の住むイギリスでは年間を3タームに分ける学校がほとんどですが、タームごとに1週間~2週間の中休みが設定されています。
1ケ月半ほど通学すると、すぐに休みがくる印象があります(笑)

英国ならではの学生のイベントは?

エディンバラ公爵

最後に、英国ならではの学生のイベントを紹介しましょう。それが「The Duke of Edinburgh’s Award」、略してDofEです。

2021年に死去した英国のエディンバラ公爵が若者の成長を支援する国家的なプログラムの構想を考えたのが1954年。このプログラムはイギリス国外でも取り入れている国がありますが、14歳~24歳の若者がブロンズ、シルバーそしてゴールドの賞を獲得していきます。どのように賞を獲得するかというと、フィジカルスキル、遠征そしてボランティアをそれぞれの期間遂行します。ゴールドともなると、探検遠征は自分たちだけでの力で4日間を過ごします(大人の付き添いあり)。そして1日8時間のアクティビティを計画しながら生涯に渡って自分を信じ、挑戦することを学んでいきます。

ボランティアが含められた学生のための英国らしいプログラムです。

まとめ

文化祭は「cultural festival」
学園祭は「school festival」
festivalには「定期的な催し物」という意味がある

国によって学生の学校での過ごし方にも文化が反映されます。その違いを面白いと思えたら英語学習もきっと楽しくなるでしょう!