皆さんは英語で「シャボン玉」を表現できますか?

また、「シャボン玉が割れる」と言いたい場合はどうでしょう。

こちらの記事では、そんなシャボン玉に関する英語表現を色々な角度から紹介していきます。

「シャボン玉で遊ぶ」「シャボン玉を吹く」などの英語もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

「シャボン玉」は英語で何と言う?

子供の頃によく遊んだ「シャボン玉」は、英語で何と呼ばれているでしょう。

カタカナ表記なので、”Shabondama”が正しいのでしょうか。

まずは、そんな素朴な疑問に答えていきます。

「シャボン玉」は英語で”Soap bubbles”と表現する

結論から言うと、「シャボン玉」は英語で”Soap bubbles”と表現します。

“bubbles”のみでも伝わるようですが、しっかりと表現を覚えた方が誤解を招かないので、2つセットで覚えておく方が良いです。

“soap”と”bubbles”は、別々の意味がある英単語となるので、分けて確認していきましょう。

“soap”は「石鹸」という意味

“soap”は、不可算名詞であり意味は「石鹸」となります。

他にも「動詞」として役割を持つこともある英単語となり、過去形や過去分詞形、現在分詞形が存在する単語です。

  • soaping:(現在分詞)
  • soaped:(過去形)
  • soaped:(過去分詞)
  • soaps:(三人称単数現在)

意味は「~を石鹸で洗う」といった意味になるので、覚えておきましょう。

例)I soaped the dirt in the bath yesterday.

訳)昨日はお風呂の汚れを石鹸で洗った。

“bubbles”は「泡」という意味

“bubbles”は、「泡」という意味を持つ名詞表現です。

元々は”bubble”という名詞が複数形に変化した形ですので、「泡」=”bubble”と単数形で覚えておきましょう。

しかし、実際に使う場合は複数形で使われることが多く、その理由としては、泡が1つだけ出てくる状況の方が少ないからです。

ちなみに”bubble”も動詞で意味を成す単語であり、意味は「泡立つ、沸騰する」といった意味になります。

  • bubbling:(現在分詞)
  • bubbled:(過去形)
  • bubbled:(過去分詞)
  • bubbles:(三人称単数現在)
Aさん
ApexLegendsでは、ジブラルタルのアビリティ「ドーム」を外国人が”bubble”と言ったりしています!

深い意味はなく、見た目が「泡みたい」だからだそうです。

「割れにくいシャボン玉」は英語で”Hard-to-break soap bubbles”

シャボン玉の中でも「割れにくいシャボン玉」と表現したい場合、”Hard-to-break soap bubbles”と言います。

“Hard-to-break”は、”Hard(難しい)”と”to break(壊すことが)”が組み合わさった表現であり、シャボン玉を修飾しているイメージです。

他にも”unbreakable(割れない)”を使って、”unbreakable soap bubbles”とすることもできますが、「割れにくい」と「割れない」は少しニュアンスが違うので、”Hard-to-break”を使うのが丸いでしょう。

例)It was a hard-to-break soap bubble, but it broke right away.

訳)割れにくいシャボン玉なのにすぐに割れてしまった。

「シャボン玉」を使った表現

「シャボン玉」を使った表現

次は「シャボン玉」を使った表現を文章で見ていきましょう。

本項目で取り上げるのは、下記の通りの文章です。

  • シャボン玉が割れる:”break”を使う
  • シャボン玉がはじける:”burst” を使う
  • シャボン玉で遊ぶ:”play”を使う
  • シャボン玉を吹く:”blow”を使う

どれも「シャボン玉」の英語表現を使う上では必須となる言い方なので、ぜひ参考にしてください。

シャボン玉が割れる:”break”を使う

「シャボン玉が割れる」と英語で言いたい場合、”break”という単語を使って表現します。

“break”には、「壊す、割る、砕く」という意味がある動詞表現であり、「シャボン玉が割れる」には持って来いの動詞表現です。

早速、”break”を使って「シャボン玉が割れる」と言ってみましょう。

例)A soap bubble high up in the sky broke.

訳)高く空に上がったシャボン玉が割れた。

ちなみに”broke”は、”break”の過去形となります。

シャボン玉がはじける:”burst” を使う

「シャボン玉がはじける」と英語で言いたい場合、”burst” または “pop” という単語を使って表現します。

“burst”は、「はじける」という意味がある動詞であり、「バブルがはじける」には持って来いの動詞です。

“burst”を使って「シャボン玉がはじける」と言ってみましょう。

例)When the soap bubbles soaring high in the sky suddenly burst, the children were disappointed.

訳)空高く舞い上がったシャボン玉が急にはじけたとき、子供たちはがっかりした。

“burst”の過去形は、”burst”です。

シャボン玉は ”soap bubble” ですが、”someone’s bubble” という使い方をすると、「誰かの夢」という意味になります。

具体的にどうやって使うか、例を見てみましょう。

A: I’d love to go to Los Angeles with my family to see a Dodgers baseball game this summer.
「今年の夏はドジャーズの野球の試合を見るために、ロサンゼルスに行きたいな」
B: I don’t want to burst your bubble, but I think it would be difficult because we don’t have budget.
「あなたの夢を壊したくはないんだけど、今年はうちは予算がないから難しいと思うよ」

economic bubble burst とすると、「経済のバブルがはじけた」という意味になります。

例)In the 1990s, Japan's economic bubble burst and the Japanese economy was hit hard.
訳)1990年代に日本では経済バブルがはじけて、日本経済は大打撃を受けた。

「(経済)バブルの崩壊」は、英語で “burst of bubble economy” や “collapse of bubble economy” という表現で表すことができます。

シャボン玉で遊ぶ:”play”を使う

「シャボン玉で遊ぶ」と英語表現したい場合は、”play”を使うのが適切です。

“play”には、「遊ぶ」という自動詞の意味があり、「~で遊ぶ」と言いたい場合は、”with”をくっ付けて”play with ~”とします。

早速文章を見ていきましょう。

例)I can't wait to play with the soap bubbles I bought yesterday.

訳)昨日買ったシャボン玉で早く遊びたい。

文章の”the soap bubbles”としている理由は、「昨日買ったシャボン玉」をイメージしながら話しているためです。

シャボン玉を吹く:”blow”を使う

「シャボン玉を吹く」と英語で表現したい場合は、”blow”という単語を使います。

“blow”には「吹く」という意味がある動詞表現であり、「風が吹く」状況に限らず「息を吹く」場面でも使用可能です。

シャボン玉を吹くを”blow”と一緒に表現すると、下記のようになります。

例)I blew a soap bubble and it flew high.

訳)シャボン玉を吹いたら高く飛んで行った。

例文で”a soap bubble”としているのは、「沢山あるうちのシャボン玉1つが高く飛んで行った」というニュアンスを表現する為です。

「シャボン玉」の関連表現

「シャボン玉」を使った表現

最後に「シャボン玉(soap bubbles)」の関連英語を見ていきましょう。

  • シャボン玉液:bubble solution
  • 吹き具:wand

どちらもシャボン玉をする上では必須の道具となるので、ぜひ参考にしてください。

シャボン玉液:bubble solution

「シャボン玉液」は、英語で”bubble solution”と表現します。

“solution”と聞くと、ビジネス用語の「ソリューション」を連想する方が多いと思いますが、意味は「解決策」のほかに「溶解、溶液、溶剤」といった意味がある単語です。

“bubble”は「シャボン玉」を指す単語となる為、これらが合わさって「シャボン玉液」となります。

吹き具:wand

シャボン玉の「吹き具」は、英語で”wand”と表現します。

“wand”は手鏡と同じような形をしたタイプの吹き具のことを指す単語であり、日本でよく使われる「ストロータイプ」のモノとは少し異なるようです。

ストロータイプの吹き具を表現したい場合は、そのまま”straw”と言うのが正解となります。

他にも”Tristring”と言った、巨大なシャボン玉を作るときに使われるロープ性の吹き具も存在するので、脳の片隅に入れておきましょう。

期間限定で楽しめるシャボン玉が舞う景色

シャボン玉に関する英語表現を紹介してきましたが、日本には、シャボン玉が舞う景色が楽しめる観光地があることをご存知でしょうか。

シャボン玉が舞う景色が楽しめるのは、群馬県上野村の「上野スカイブリッジ」です。4~11月の10:00~15:30に、30分ごとにシャボン玉が飛ばされるので、橋から見える絶景とともに、シャボン玉の舞う景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

4~11月の10:00~15:30であっても、天候が悪いと、シャボン玉が飛ばされないようですが、この時期の晴れた日に、群馬県に立ち寄る機会があるなら、ぜひ訪れてみたいですね。

「上野スカイブリッジ」は、全長約225m、高さ約90mの歩行者専用のつり橋です。橋の上から、周囲の山々や村を一望できて、空中散歩が楽しめます。シャボン玉が舞う景色は、きっととても幻想的で素敵なのではないでしょうか。

例)From April to November (10:00 to 15:30), tourists can enjoy the scenery of soap bubbles floating over Ueno Sky Bridge, a suspension bridge, every 30 minutes.

訳)4月から11月の10:00~15:30の間、30分ごとに旅行者は上野スカイブリッジというつり橋の上に舞うシャボン玉の景色を楽しむことができます。

春から秋にかけて、上野スカイブリッジを渡っている観光客のために、たくさんのシャボン玉を吹いて、幻想的な風景を楽しんでもらおうという試みが素晴らしいですね。

「上野スカイブリッジ」のそばには、関東で一番長い鍾乳洞「不二洞」もあるので、そのつり橋を訪れた際に、その鍾乳洞にも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。この鍾乳洞は全長約2.2kmと関東で一番長く、群馬県の天然記念物に指定されている鍾乳洞です。

ちなみに、「鍾乳洞」は英語で “limestone cave” といいます。鍾乳洞の中は、幻想的にライトアップされていて、観光名所になっています。

人生はシャボン玉?

人生はシャボン玉?

「人生は … 」という表現は、日本語でも英語でもよく耳にしますが、「人生はシャボン玉」という表現もあります。

例)Life is a soap bubble. Life and soap bubbles are similar in that they are short and fleeting.

訳)人生はシャボン玉。短くてはかないという点で、人生とシャボン玉は似ている。

どちらも短くてはかないがゆえに、貴重で美しいという美学もありますね。

まとめ

こちらの記事では「シャボン玉」の英語表現を紹介してきました。

「シャボン玉」は、”soap bubbles”と表現するのが基本でしたよね。

また、「シャボン玉」が割れる場合は”break”、はじける場合は”burst”、「遊ぶ」場合は”play”、「吹く」場合は”blow”を使うのが基本です。

「バブルがはじける」という表現や、シャボン玉が舞う風景が見られる「上野スカイブリッジ」も紹介しました。

ぜひ本記事で学んだことを、実生活に活かしてみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。