中学校でも給食が増えましたが、まだ全国の約12%の中学校ではお昼にお弁当を食べています。お弁当の中身を人に見られるのが恥ずかしくて、蓋で隠すように食べる子もいれば、お友達とおかずを交換してワイワイ食べている子もいますね。
大人になってから学生時代のお弁当の話で盛り上がることもあります。さてお弁当って英語ではなんて言うのでしょうか?今回はお弁当にまつわる単語やフレーズを色々紹介します。
参考:文部科学省「学校給食の実施状況」
「お弁当」って英語でなんて言う?
「お弁当」は英語で「lunch box」といいます。他にも「packed lunch」「Bento」とか「Bento box」また「Japanese lunch box」とも呼ばれます。これは、日本のお弁当が海外でも知られるようになり、「Bento」という単語も浸透していることが理由です。また日本のお弁当は他の国のお弁当とちょっと違うために、区別して「Japanese lunch box」という単語も、使われます。お弁当の意味で「lunch」を使うこともあります。
Your bento looks so delicious.
訳)あなたのお弁当、すごく美味しそうね
I won’t share it with you.
訳)あげないからね
I haven’t said anything yet.
訳)まだ何も言ってないじゃない
I can tell even if you don’t say anything.
訳)言わなくても分かるよ
「お弁当、食べた?」って英語でなんて言う?
「お弁当」は「lunch box」ですが、「お弁当、食べた?」とたずねる場合には「Did you eat your lunch box?」とは言えません。これではお弁当箱をガリガリ食べる意味合いになってしまいます。つい言ってしまいそうになりますが、これは間違いですので、覚えておきましょう。この場合の正解は、「Did you eat your lunch?」です。前述のとおり、お弁当の意味で「lunch」を使っているわけです。「お弁当全部食べたよ」と言いたい場合にも「I ate all my lunch.」と言えばOKです。
I have to go to the school store. My favorite bread might be sold out.
訳)売店に行かなきゃ。お気に入りのパンが売り切れちゃうかも
Have you eaten your lunch yet?
訳)お弁当、もう食べたの?
I had my lunch after the second period.
訳)お弁当は2時限目が終わった後に食べちゃったもん
海外のお弁当事情
海外のお弁当は、日本のお弁当と違ってかなりシンプルです。よくあるのは、ハムとチーズといった簡単なサンドイッチとにんじんなどの生野菜にフルーツ、ミューズリーバーなどが蓋つきの容器(container)に入ったもの。ランチの時間以外にモーニングティーやスナックタイムがあるため、クラッカーやビスケットなどのお菓子を持って来る子もいます。
日本のお弁当のような手の込んだものはあまり見かけません。といっても、子供の好きなおかずばかり詰めたお弁当と比べれば、栄養バランスが取れている気もします。
「私は毎朝お弁当を作ります」って英語でなんて言う?
「私は毎朝お弁当を作ります」は英語で「I make my lunch every morning.」です。毎朝お弁当を作っているお母さんには頭が下がる思いです。いざ自分で作ってみると大変さがよく分かります。中には学生の頃から自分でお弁当を作っているという立派な学生さんもいますが、それもすごい!「継続する」というのは価値のあることだと思いませんか?
とくに人の体は食べたもので作られますから、毎朝お弁当を作るというのは、体を作っているということ。できるだけ体に良いものを詰めてあげたいものですね。
Sorry. I didn’t have time to make lunch this morning. Take 1,000 yen for lunch.
訳)ごめん。今朝は時間が無くてお弁当が作れなかったの。お昼代1,000円持って行って
Yay. What shall I eat for lunch?
訳)やった!お昼何を食べようかな
You seem kind of happy.
訳)何だかうれしそうね
No way.
訳)ま、まさか
海外のランチボックスってどんなの?
日本のお弁当は、確かに見た目も美しいですし、どの家庭でもこだわりの詰め方をしていて本当に美味しそうですよね。でも上手に詰めないと、おかず同士が混ざってしまったり、汁気が移ってしまうなどのトラブルが起こることも。朝からそんなに気を遣ってお弁当を作っていられない、というお母さんもいるはず。そんな方におすすめなのが海外のランチボックス。使いやすいのでぜひチェックしてみてください。Amazonで買えるものもありますよ。
おすすめの海外ランチボックスとランチ用グッズ
Planet Boxというメーカーのランチボックスはステンレスでスタイリッシュ。個々のスペースに分かれているので、別々にどんどん詰めていけば良いというスグレモノなんです。汁気の多いものは密閉できる容器を使えばOK。ちょっとサイズが大きいのが玉にキズ。
他にもPrepdのランチボックスは、機能的でカラーも可愛いですし、Bee’s Wrapというメーカーにはリユースできる素材のフードラップなどもあって、こちらもおすすめです。
駅弁を外国人に英語で説明したい!
駅弁は日本独自の文化であるため、英語ではそのまま「Ekiben」といいます。駅弁は、列車で行く旅行の楽しみの一つですよね。駅弁にはご当地食材が入っていることも多いので旅行気分も盛り上がります。全国にはちょっと変わった駅弁もあって、フタを開けると音楽が鳴りだすものや、ひもを引くと温かくなるものなどが人気です。「Ekiben」はどんなものか、英語でどう説明するのか、会話形式で確認してみましょう。
Here’s your ekiben. Let’s have lunch.
訳)はい、これあなたの駅弁ね。お昼にしましょう
What is ekiben?
訳)駅弁って?
Ekiben are boxed lunches made for long train journeys. They are sold at train stations. People buy them while they are traveling.
訳)駅弁は、長い列車の旅のために作られたお弁当のことで、駅で売られているの。旅の途中で買う人も多いのよ
Wow, I didn’t know that.
訳)へええ、知らなかった
You can definitely find local specialties if you buy them at countryside stations.
訳)駅弁には、その土地の地元食材が入っているのよ
So ekiben is the best part of a trip.
訳)駅弁は旅の醍醐味なのね
お弁当につきものの「おにぎり」については、過去記事でくわしく紹介していますので、ぜひそちらも併せて読んでみてくださいね。
まとめ
今回はお弁当にまつわる単語やフレーズを紹介しました。 キャラ弁や駅弁など、日本のお弁当文化は独特なので英語で説明する機会も少なくないでしょう。その時にはぜひ今回紹介した単語やフレーズを使ってみてくださいね。
食べ物に関する話題は興味を持つ人が多いですし、お弁当を食べながら楽しく英会話ができれば、英語力もぐっとUPすることでしょう。外国人と駅弁を食べながら列車の旅を楽しむのも良いですね。See you next time!