皆さんは英語で「お釣り」を表現できますか?
こちらの記事では、「お釣り」を意味する英単語の紹介はもちろん、発音や使い方を紹介しています。
実際に使う上で注意するべきポイントなど、実生活で役立つようなフレーズも満載です。
本記事を通じてスラング表現も学べるので、ぜひ参考にしてください。
「お釣り」は英語で何て言う?
お会計の際に役立つ言葉「お釣り」は、英語で何と表現するでしょう。最近はキャッシュレス決済が流行していますが、まだまだ現金を使った取引も主流であると言えます。
そんな「お釣り」は、英語で”change”と表現するのが一般的です。しかし、他にも”refund”と言った近しい表現が存在します。
これらの英単語の意味を詳しく紹介しつつ、発音や使い方などの知識を確認していきましょう。早速始めていきます。
「お釣り」は英語で”change”と表現する
支払った金額の差額を「お釣り」と言いますが、英語では”change”と表現するのが一般的です。“change”は名詞で「変化」を表す単語ですが、不可算名詞で「お釣り」を意味することができます。
“change”は、「チェンジ」と発音する為、日本語の「チェンジ」と言っても伝わる単語です。より英語らしく発音したいのであれば、「チィェンジ」と意識して発音しましょう。
動詞でも意味を持つ単語であり、”change”には「交換する」という意味もあります。つまり、”change”という単語を見たからと言って、即座に「お釣り」と訳すのはやめましょう。
“refund”も近しい意味を持つ英単語
“refund”は、「返金」や「払い戻し」を意味する英単語です。品詞は名詞となり、可算名詞なので注意しましょう。
発音は「リファンドゥ」となり、「レファンド」ではない点に注意です。
“refund”は動詞でも意味を持つ単語であり、その場合は「払戻す」という意味になります。
“change”と”refund”の違いは?
“change”と”refund”の違いは、帰ってくるお金の種類が異なる点です。
- “change”:商品代金よりも多く支払った場合に、その差額として返されるお金のこと
- “refund”:商品やサービスを返品して、支払った金額を返してもらうこと
つまり、”change”は「お釣り」を表し、”refund”は「返金」を表すという事です。お金が返ってくるという意味では同じですが、内容がしっかりと異なるので、覚えておきましょう。
「お釣り」の使い方|例文紹介
「お釣り」は”change”を使って表現できますが、単語の意味が分かっても、実際に文章にできないのでは意味がありません。
英会話として”change”を使うためにも、以下では実践で使える例文を5つ紹介していきます。
覚えておくと便利なマメ知識も一緒に紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
“change”を使った例文その①
こちらは「20ドルでお願いします。お釣りはいりません。」という意味の例文です。日本でも時々あるシチュエーションですが、「お釣りはいりません。」は英語でも同じような言い回しが存在します。
ちなみに”bill”は、人の名前ではなく「札」を意味する名詞表現です。「2,000円札」と言いたい場合にも、”A 2,000 yen bill”と表現できるので、覚えておきましょう。
“change”を使った例文その②
こちらは「すみません、お釣りが多かったようです。」という意味の例文です。お会計の際にお釣りを多く貰ってしまった経験は、人生に一度はあるのではないでしょうか。
日本では特にレジ周りの指導が厳しいことから中々ないシチュエーションですが、その国の文化によっては頻繁に起こる可能性もあります。
逆に、ぼったくられることも海外では多いので、その場合は“This price is unreasonable”と伝えましょう。「この価格はおかしいです。」と伝えることができます。
“change”を使った例文その③
こちらは「お釣りはいくらになりますか?」という意味の例文です。”How much”は、お金の話をするときによく使われる表現なので、覚えておきましょう。
また、”back”には「戻る」という意味がありますが、お金の話をしている場合、「お金が戻ってくること」を指します。
ちなみに「お金を返せ」と言いたい場合は、“Give me my money back”と言いましょう。
“change”を使った例文その④
こちらの例文は「すみません、お釣りが足りません。」という意味です。小銭が足りない場合などによく使われる言い回しであり、レジ打ちをする仕事に就きたいのであれば、覚えておいて損はないでしょう。
日本語でもお釣りがない場合は、「お金をピッタリ頂く」という対処法があります。これを英語にする場合、”Could you please give me exact change ?”と言いましょう。
丁寧な言い方ですが同時に無茶を言っているので、申し訳なさそうに言うのが重要です。
“change”を使った例文その⑤
こちらは「お釣りは10ドルでしたが、貰ったのが5ドルだったみたいです。」という意味の例文です。帰ってきたお釣りが、本来の価格と異なる場合に使えます。
先の例でも紹介しましたが、海外では意外とお釣りが間違っているケースがあるのです。
つまり、単純な「お釣り」を意味する”change”を知っているだけでは、英会話をするうえで物足りなくなってしまいます。
「お釣り」の関連語|関連表現
最後に「お釣り」の関連語を8つ紹介していきます。
一般的にどこでも使える表現とスラング表現をそれぞれ紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
「お釣り」の関連語一覧
- Exact change:お釣りがぴったりなこと
- Small change:少額のお金
- Make change:大きなお金を小さなお金に換えるという意味
- Shortchange:お釣りが足りないこと
- Overchange:お釣りが多いこと
- Coin purse:硬貨入れ、つまり「小銭入れ」のこと
- Billfold:札入れのこと
- Wallet:お財布のこと
「お釣り」の関連語一覧(スラング表現)
- Changeup:釣り銭のこと
- Chump change:わずかな金額
- Scratch:お金のこと
- Bread:お金のこと
- Loot:金銭や財宝のこと
- Cash flow:現金の流れを指す
まとめ
こちらの記事では「お釣り」の英語について学んできました。
「お釣り」は、一般的に”change”で表すことが多いですが、スラングでは”changeup”と言ったりもします。また、似たような言葉で「払い戻し」を英語にする場合、”refund”を使いましょう。
お金周りの知識は、実生活でも活かせる場面が多いので非常に重要です。ぜひ本記事を参考に、色々な知識を身につけてみましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。