今回の記事は美容関連のテーマ「パーマ」です。
髪型がキマるかどうかは女性でも男性でも、その日の気分に影響があるくらい大切ですね。ストレートパーマが欠かせない人もいるでしょう。

パーマは英語のpermからきていますが、実際の会話で「パーマをかける」などpermを使えるでしょうか?

そこでこの記事では、ヘアスタイルの英語「パーマ」の使い方を例文で紹介しましょう。

「パーマをかける」の英語

パーマは英語でperm、mで終わっているので発音はパームのような感じにします。またパーマネントはpermanent、どちらも名詞です。

では「パーマをかける」はどのような表現なのでしょうか?実は、とってもシンプル、動詞としてのpermが、髪に「パーマをかける」そのままの働きになるのです。

パーマをかけるの英語はperm

美容院へ行ってパーマをかけたいと伝えるとき、友達がイメチェンをしてパーマかけたんだねと言いたいときなどに「パーマをかける」という言い方をします。
そこで、permを動詞として使いましょう。動詞のpermの意味を見れば、”髪の毛をカールさせる”ということが分かります。これをパーマをかけると言いますね。
現在形はperm、過去形と過去分詞はpermedになります。

「パーマをかける」の例文

海外でパーマの英語をどう使うのか、具体的な例文でみていきましょう。

Aさん
I perm my hair every other month.
訳)私は、一ヶ月おきにパーマをかけるよ。

頻度を表すevery other ○○のパターンは覚えると便利です。every other monthで一ヶ月おき、隔月、every other weekなら一週おき、隔週のようにできます。パーマやヘアカットの頻度をこのように言えるといいですね。

Aさん
I had a hair cut and permed my hair.
訳)髪を切ってパーマをかけたの。
Aさん
He permed his hair last Friday.
訳)彼は先週の金曜、髪にパーマをかけました。
Aさん
When was the last time you permed?
訳)最後にパーマをかけたのっていつだった?

permanentの意味も紹介

名詞permanentはpermと同様、パーマのことを言います。しかし、形容詞になると少し意味が変わってきます。
permanentの形容詞としての意味は「長持ちする・型崩れしない」「色落ちしない」「いつまでも同じ状態を保つ・不変の・永久的な」「常設の・常在する」などです。特に「長持ちする・型崩れしない」を見ると、パーマのもちに繋がるイメージがあります。

しかし、実際にパーマのもちについて表現したいときは、ネイティブが使う別のフレーズがあります。次で紹介しましょう。

「パーマの持ち」の英語

「パーマの持ち」の英語

一度かけたパーマがどれほど長持ちするのかという、この辺の英語表現もみていきます。
ぜひ覚えたい単語が「last」、ラストとして皆さんにお馴染みですね。

lastでパーマの持ちを表現

lastは最後という意味で英語初心者にも使いやすい単語です。さまざまな意味がありますが、この記事では物事がある時間、期間の最後まで「続く・持続する」という動詞としてのlastに注目します。
以下、パーマの持ちにも使えるところを例文で紹介しましょう。

Aさん
My perm lasts for 2 months.
訳)パーマは2ケ月くらい持ちます。
Aさん
Can you tell me how long the perm will last?
訳)パーマの持ちを教えてくれますか?

海外でパーマをかけるような機会があったら、持ちまで聞けるようになったら素晴らしいですね。

パーマの種類とその英語

パーマの種類とその英語

パーマにはいくつかの種類があります。
それぞれの英語表現を簡単に紹介しましょう。

パーマのいろいろと英語表現

  • cold perm コールドパーマ
  • hot perm ホットパーマ
  • spiral perm スパイラルパーマ
  • body wave perm ボディウェーブパーマ
  • digital perm デジタルパーマ
  • pin curl perm ピンカールパーマ
  • root perm 根元パーマ
  • perm for men メンズパーマ

このようなパーマのタイプを英文にしてパーマをかけると言いたいときには、I’m getting a digital perm.のように、getを使ってパーマを名詞にして表現しましょう。

「ストレートパーマ」の英語

一度かけたパーマを元のストレートヘアに直すときにストレートパーマをかけます。髪の毛のくせが弱い、根元のボリュームを抑えてナチュラルな仕上がりにしたいときに利用したいパーマです。一方、クセの強い髪を直毛にしたいときには縮毛矯正になります。

ストレートパーマはstraight perm

straight permがストレートパーマの英語です。straightは「まっすぐな・一直線の」という意味を持つためそのままストレートな感じですね。

Aさん
A straight perm is not cheap.
訳)ストレートパーマは安いものではありません。
Aさん
How often do you need a straight perm?
訳)ストレートパーマはどのくらいの頻度でかける必要がありますか?
Aさん
I feel so good after the straight perm has been done.
訳)ストレートパーマをかけた後はとても気分がいいです。

「天然パーマ」の英語

パーマをかけるのではなく、もともと髪に自然なうねりがある髪質のことを天然パーマと言うことがあります。天パと短く呼ぶこともありますね。直毛(ストレート)と対照的な髪の毛です。

天パはnaturally curly hair

天然パーマの英語を考えるときに”天然”という言葉にあまり捉われてはいけません。それよりも自然なカール(うねり)の状態であることを考えましょう。
天然パーマに当たる英語はnaturally curly hairで表現できます。ナチュラルで馴染みのある関連用語のnaturallyには「生まれながら」や「自然に・ありのままに」の意味があります。生まれながらのcurly(巻き毛の)髪の毛というわけです。

Aさん
Her hair is naturally curly hair and that makes her look attractive.
訳)彼女の髪は天然パーマで、それが彼女を魅力的に見せています。
Aさん
I wish my hair was naturally curly and not straight hair.
訳)直毛でなく、天然パーマだったらいいのにって思うの。

ストレートヘアの人はカーリーなヘアに、くせ毛の人は直毛に憧れるものかもしれませんね。

「パーマ」の意味ともう一つの英語

「パーマ」の意味ともう一つの英語

髪の毛にウェーブをつけることが目的なのがパーマですね。このため、パーマをpermの代わりにpermanent waveまたはwavy permとすることもあります。
waveは皆さんがご存知のサーフィンなどをするときの海の波の他、手を振るときにもwave、スタジアムの観客が縦列ごとに腕を上げて立ち上がり座ることで波のような動きを作るときもウェーブなど、波状の曲線を表す意味を多く持っています。

Aさん
I’ve never had a permanent wave.
訳)私は一度もパーマをしたことがありません。
Aさん
I asked a stylist about my hair style and decided to get a permanent wave.
訳)スタイリストに髪型の相談をして、パーマをかけることに決めたの。

この例文で分かるとおり、パーマをかけるというときにgetを使い、get a permanent wave.とすることもできます。パーマの種類のところでも触れましたね。

まとめ

基本的に、パーマもパーマをかけるも単語permで表現できることが分かりました。
イメージチェンジにはヘアスタイルを変えることがインパクト大ですね。ちなみに、2023年ヘアはミディアムレングスのカーリーヘアが人気。それも大胆ではっきりしたカールが魅力のthe Bubble permがトレンドとのことです!