家事で使うもの、毎日家で使うものを「日用品」と言います。そんな日用品、英語ではどう表現するのでしょうか?身近に使うものなので、「日用品」を使った英語表現は知っておきたいところ。また、英語で日用品を言おうとしても思い浮かばない方も少なくないはず。
今回は、「日用品」の英語での言い方と、具体的な日用品を英語で何と言うかを紹介してきます。

まず初めに:「日用品」は英語でどう言う?

「日用品」は毎日家で使うもの、必要なものです。例えばトイレットペーパーやキッチン用品、掃除用品などです。

「daily necessities」「everyday items」「daily use items」

英語で「日用品」を表現するときは、「daily necessities」「everyday items」「daily use items」などと言います。「daily」は「日常の」「日々の」とう意味で「everyday」に近い意味です。「everyday」の方が「daily」よりもカジュアルに聞こえることがあります。

Aさん
Where do you usually buy everyday items?
訳)君は通常どこで日用品を買う?
Bさん
I usually buy everyday items at Target.
訳)私はいつもターゲットで日用品を買うよ。

「everyday use products」「daily use products」「convenience goods」

また、お店で「商品」「製品」として表現される「日用品」は「everyday use products」「daily use products」「convenience goods」などと言います。「items」ではなく「products」を使うことで、お店で売られている製品であるニュアンスが伝わります。「convenience goods」は少し専門的に聞こえはしますが、店員さんが良く使う用語で、日用品だけでなく日用雑貨も含まれます。

Aさん
What kind of daily products do you sell at this store?
訳)このお店にはどんな日用品があるのか教えてくれますか?
Bさん
We sell toothpaste, shampoo, conditioner and laundry detergent.
訳)私たちのお店には歯磨き粉、シャンプー、コンディショナーと洗濯洗剤があります。

「Toiletry」

「Toiletry」は「Toilet (トイレ)」という言葉が入っているように、トイレットペーパーやトイレを掃除するブラシなどのトイレ用品かと思われがちですが、実はこれよりも定義が広く曖昧です。実際に、Toiletryの意味としては「体を洗ったり体臭を防ぐもの」というニュアンスのものすべてが対象です。例えば、シャンプーやボディーウォッシュ、歯磨き用品、洗顔用品、などがToiletryとして挙げられます。

「household items」

「household」は「家庭」「世帯」という意味です。「household items」は、家事全般に使われる日用品を指します。
Aさん
I just moved here. So I need to buy household items soon.
訳)ここに引っ越してきたばっかりなの。だから日用品をすぐ買わなきゃなの。

アメリカの「日用品」を英語で言ってみよう

アメリカの「日用品」を英語で言ってみよう
アメリカに引っ越しをしたとき、または旅行に行ったときに「日用品」は一番最初に必要になるものです。お店で買い物する際には、これら日用品の英単語を知っている必要があります。ここでは、アメリカの日用品を英語でどう言うかをそれぞれ商品別に紹介していきます。

トイレ・バスルームに関する日用品の英語リスト

トイレ・バスルームに関する日用品の英語リスト
  • トイレットペーパー: toilet paper, bath tissue
  • 生理用品:pad, sanitary napkin
  • おむつ:diaper
  • タオル:towel
  • 体を洗う小さなタオル:wash cloth
  • 綿棒:cotton swab
  • コットン: cotton pad
  • シャンプー:shampoo
  • トリートメント:hair conditioner, hair treatment
  • ボディーソープ:body wash
  • 洗顔料:face wash
  • 入浴剤:bath powders
  • バスソルト:bath salt

キッチン廻りの英語リスト

キッチン廻りの英語リスト
  • ゴミ箱:trash can, trash bin
  • ゴミ袋:trash bag
  • アルミホイル:aluminum foil
  • ラップ:plastic wrap
  • クッキングペーパー:parchment paper
  • 輪ゴム:rubber band
  • タッパー:food containers
  • ざる:strainer
  • ボウル:bowl
  • つまようじ:tooth pick
  • スポンジ:sponge
  • 食器用洗剤:dish soap

日用品を買いに行く、などの英語例文

household

ここでは実際にお店に日用品を購入する際に使える英語を例文で紹介していきます。

Aさん
Excuse me, where are daily use products?
訳)すみません。日用品はどこにありますか?
Bさん
Go straight and it’s gonna be on your right.
訳)まっすぐ行けば右側にありますよ。

アメリカのお店は広いので、どこに何があるかを聞くことは多いです。

Aさん
Let’s find the household items. I have a lot to buy.
訳)日用品のところを探そう。沢山買うものがあるわ。
Bさん
Did you bring the shopping list with you?
訳)ショッピングリストは持ってきたかい?

 

日用品と(インテリア)雑貨の違いは英語にはある?

日用品と(インテリア)雑貨の違いは英語にはある?

日本語で「雑貨」というとカテゴリーがかなり広いですが、「雑貨屋さん」と日本語であるようにイメージとしての「雑貨」は「家の中を装飾したり、生活を彩ってくれるもの」という意味になるかと思います。その意味では、雑貨は日用品とは違う意味で使われることが多いです。
ちょっとした装飾をするための「雑貨」に近い英単語は「knick-knacks」(ニックナックス)です。これは、「家の中の小さい装飾品」を意味します。

ただ、「雑貨屋さん」というと装飾品だけでなくちょっとした衣服やファッション小物、お菓子などが置いてあるお店というイメージです。これに当てはまる英単語は「variety shop」や「general shop」です。どちらも「いろいろなものを取り揃えているお店」という意味です。

また、家で使う雑貨全般は「home goods」と言います。interior goodsでも伝わりますが、お庭で使ったり家の中で使うもの全般は「home goods」の方が主流です。
インテリア装飾は「home decor」と呼びます。decorはdecorationと同じような意味です。
さらに、家の中のアクセントとなるおしゃれな装飾は「home accents」「decorative accents」などと言います。クリスマスやハローウィンの飾り、絵画や、家の中で目立たせたいインテリア用品などを指します。

さらに、「100円ショップ」は「dollar shop」と言います。ただ、物価高騰のおかげで現在ではほとんど1ドルで売っているものはなく、1ドル以上の価格設定になっています。

「日用品」は様々な言い方があるので使い分けが大事

いかがでしたか。「日用品」と一言でも英語圏では様々な言い方があります。ホームセンターやスーパーにいくと自然とこれら学んだ言葉が書かれているのを見ると思います。実際に足に運んでどの言葉を使えば話が通じるのかを考えてみるのもよいでしょう。