今回は、「吹奏楽って英語でなんていうの?」をテーマに、の言葉の意味や言葉を使うシーン、英語表現などを紹介します。さらに、「吹奏楽部」「吹奏楽部に入っている」など、吹奏楽にまつわる英語も併せて見ていきましょう。

また、記事の後半では、「吹奏楽」を使った実際に使える英語例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「吹奏楽」という言葉の意味は?

「吹奏楽」という言葉の意味は?

「吹奏楽」とは、管楽器や打楽器などを用いて演奏する音楽のジャンルやアンサンブルのことを指します。

吹奏楽は大規模なオーケストラとは異なり、木管楽器(フルート、クラリネット、オーボエなど)、金管楽器(トランペット、トロンボーンなど)、打楽器(ドラム、ティンパニなど)などを中心に構成されます。学校のバンドや市民のアマチュア吹奏楽団など、さまざまな場面で演奏されます。

「吹奏楽」は英語でなんていうの?

では、「吹奏楽」とは英語で何と表現するのか見ていきましょう。

吹奏楽の英語表現は複数あるため、シーンやニュアンスに応じて使い分けることが大切です。

wind band

「ウィンド・バンド」とも表記され、一般的に学校や地域のアマチュアの吹奏楽団体を指します。

日本の「吹奏楽」に近い意味の英単語がwind bandとなります。

Aさん
I joined the school’s wind band last year and have enjoyed every rehearsal since then.
わたしは昨年、学校の吹奏楽部に入部し、それ以来、毎回の練習を楽しんでいます。

concert band

「concert band」も「吹奏楽」の英語表現の一つです。「コンサート・バンド」とも言い、主に公演やコンサートで演奏するバンドを指します。

Aさん
Our concert band has been practicing every day after school for the upcoming competition.
私たちの吹奏楽部は、次のコンクールに向けて毎日放課後に練習しています。

symphonic band

大きな吹奏楽団体を指す場合、「symphonic band」という表現が使われます。

オーケストラからバイオリンとビオラを除き、クラリネットを旋律の主力にした編成が基本となります。 通常の吹奏楽にチェロ、コントラバス、ハープ、ピアノが加わったイメージといえるでしょう。

Aさん
Our symphonic band was invited to perform at the international music festival.
私たちの吹奏楽団は国際音楽祭で演奏するよう招待されました。

「吹奏楽」にまつわる英語

「吹奏楽」の英語表現を押さえたうえで、吹奏楽にまつわる英語表現をいくつか見ていきましょう。

wind ensemble

wind ensembleは日本語で「ウィンド・アンサンブル」と言い、小規模な吹奏楽団体を指します。

一般的には高校や大学の学生が参加するバンドで、木管楽器や金管楽器、打楽器などが含まれます。

marching band

marching bandは日本語でも「マーチング・バンド」と表現されるため知っている方も多いでしょう。

マーチング・バンドは特定の行進演奏を目的とする吹奏楽団体を指します。主にスポーツイベントやパレードで演奏することが多く、動きながら演奏することが特徴です。

brass band

brass bandは吹奏楽のなかでも、主に金管楽器を中心とした吹奏楽団体を指します。

pep band

pep bandはスポーツイベントなどで応援やエンターテイメントのために演奏する吹奏楽団体を指します。パフォーマンスやエンターテイメントの要素が強く、観客の士気を高めることを目的として演奏します。

wind band competition

吹奏楽コンクールは「wind band competition」と言います。competitionは競争、競技、試合といった意味があり、吹奏楽という意味のwind bandと組み合わせで「wind band competition:吹奏楽コンクール」となります。

being in a wind ensemble/concert band/marching band

吹奏楽部に入っているは英語で「being in the concert band」や「being in the wind band」などと表現できます。

Aさん
I am in the concert band at my school.
私は学校の吹奏楽部に入っています。
Aさん
She has been in the wind band for two years.
彼女は2年間吹奏楽部に入っています。

吹奏楽で使用される楽器の英語まとめ

では、吹奏楽で使用されるさまざまな楽器の英語表現を見ていきましょう。

  • flute:フルート
  • clarinet:クラリネット
  • saxophone :サクソフォン
  • trumpet :トランペット
  • trombone:トロンボーン
  • french horn:フレンチホルン
  • baritone horn:バリトンホルン
  • tuba :チューバ
  • percussion: 打楽器

「吹奏楽」を使った英語例文

「吹奏楽」を使った英語例文

最後に、「吹奏楽」の英語表現を使った英会話例文を紹介します。

Aさん
I’ve been playing in the school’s concert band for three years now. We have a big performance coming up next month.
私は学校の吹奏楽部に入って3年目です。来月、大きな演奏会があります。

Aさん
Have you heard about the wind ensemble competition this weekend? Our band is practicing hard for it.
今週末に吹奏楽コンクールがあるって聞いた?うちのバンドは猛練習してるんだ。
Aさん
Joining the marching band was the best decision I made in high school. It’s so much fun performing at football games!
高校でマーチングバンドに入ったのは最高の決断だったよ。フットボールの試合で演奏するのがとても楽しいんだ。
Aさん
Our school’s wind ensemble includes flutes, clarinets, trumpets, trombones, and percussion instruments.
私たちの学校の吹奏楽部には、フルート、クラリネット、トランペット、トロンボーン、そして打楽器が含まれています。

まとめ

今回は、「吹奏楽」という言葉の意味や、「吹奏楽」の意味する英語について紹介しました。

吹奏楽は英語で、wind bandやconcert band、symphonic bandといいます。日常会話でもたびたび使用する英語なので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

また、実際に使える英語例文も紹介しているので、実際の場面を想像しながら、英語学習の参考にしてください。

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