今回は、「味方って英語でなんていうの?」をテーマに、の言葉の意味や言葉を使うシーン、英語表現などを紹介します。さらに、「あなたの味方」「心強い味方」など、味方にまつわる英語も併せて見ていきましょう。

また、記事の後半では、「味方」を使った実際に使える英語例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「味方」という言葉の意味は?

「味方」という言葉の意味は?

「味方」とは、特定の人やグループに対して、協力的で支援する立場にある人物や団体を指します。

たとえば、日常会話では「彼は私の味方だから、困ったときに頼りにしている。」というように、友人や家族など、身近な人々が支えとなる場合に用います。

また、ビジネスシーンにおいては「同僚がプロジェクトの成功を目指して味方になってくれた。」といった形で、共通の目標に向かって協力する人々を指したり、スポーツや競技を行う場面では「試合中に味方選手がパスをくれて、ゴールを決めることができた。」というように、共に戦う仲間を意味します。

このように、「味方」はさまざまなシーンで使われる単語であり、協力し合う関係にある人々を指します。

「味方」は英語でなんていうの?

では、「味方」とは英語で何と表現するのか見ていきましょう。

ally

「ally」は、名詞で「同盟国、支援者、協力者、見方」といった意味があります。

共通の利益や目的のために協力する人や国を指し、個人的な関係よりも、組織や国、グループ間での「味方」を指す場合に使われることが一般的です。

また、戦争や政治、ビジネスなど、さまざまな状況で使用されます。

Aさん
She is a strong ally in our fight for environmental protection.
彼女は環境保護のための戦いにおいて強力な味方です。

supporter

「supporter」は、「支持者、後援者」などの意味があり、特定の人や団体、アイデアを応援し、支援する人を指します。

日本語でも、特定のスポーツチームを応援する人々のことを「サポーター」と表現しますよね。

Aさん
He has been a loyal supporter of the charity for years.
彼は長年、その慈善団体の忠実な味方であり続けています。

friend

「友人」というイメージの強い「friend」ですが、「支援者」という意味もあることから「味方」という意味で用いられることのある表現です。

「friend」は、「味方」のなかでも親しい関係、感情的なつながりがある人を指し、個人的な親密さが強調される単語です。

Aさん
A true friend is always there to be your ally in difficult times.
真の友人は、困難な時に常にあなたの味方でいてくれます。

comrade

「comrade」は、同じ目的や活動を共有する仲間を指します。とくに「党の同士」など政治的な背景や革命的な運動に関連して使われることが多いです。

Aさん
The comrade stood by him through every challenge they faced.
その仲間は、彼が直面したすべての困難を共に乗り越えました。

「味方」にまつわる英語

「味方」の英語表現を押さえたうえで、味方にまつわる英語表現をいくつか見ていきましょう。

あなたの味方

「あなたの味方」は「your ally」と言います。

「ally」という単語が使われますが、より親密な関係や個人的なサポートを強調する場合は、「supporter」や「friend」も適切です。

Aさん
I am always here to be your ally in times of need.
必要な時には、いつでもあなたの味方でいます。

心強い味方

「心強い味方」は英語で「strong ally」や「reliable ally」と表現します。支援者が非常に信頼できる、またはその支援が特に重要であることを強調するときに使用します。

Aさん
Her experience makes her a strong ally in our project.
彼女の経験が、私たちのプロジェクトにおける心強い味方です。

仲間

「仲間」は英語で「comrade」や「companion」と言います。

「味方」のなかでも共に活動する人々との連帯感や共通の目的があることを強調できます。

「comrade」は政治的や歴史的な文脈で使用されることが多いですが、「companion」は日常会話でも使用される単語です。

Aさん
We have been comrades in this cause for many years.
私たちはこの目的で長年、仲間として活動してきました。

同僚

「同僚」は、職場が同じである人、または、地位・役目が同じである人を指す言葉であり、英語では「colleague」と言います。

Aさん
My colleague and I are working together on this project.
私の同僚と私はこのプロジェクトで一緒に働いています。

同士

「同士」は、共通の目的や興味を持つ人々を指します。味方という意味合いのなかでも、連帯感がある様子を強調できます。

「同士」は英語で「fellow」や「companion」という表現があります。

「fellow」は、ビジネスシーンなどで共通の目標や活動を共有する人々を表すのに使われることが多いのに対し、「companion」は日常会話などで友人に近いカジュアルな「同士」を表せます。

Aさん
We are fellow activists working towards the same goal.
私たちは同じ目標に向かって活動する同士です。

「味方」を使った英会話例文

「味方」を使った英会話例文

最後に、「味方」の英語表現を使った英会話例文を紹介します。

【allyを使った英会話例文】

Aさん
Do you think he will support our plan?
彼が私たちの計画をサポートしてくれると思う?

Bさん
Yes, he’s a strong ally. We can count on him.
うん、彼は強力な味方だから、信頼できるよ。

【supporterを使った英会話例文】

Aさん
I’m glad to have someone like you on my side.
君のような人が味方でいてくれて嬉しいよ。

Bさん
I’m happy to be your supporter. We’ll get through this together.
私も君の味方になれて嬉しいよ。一緒にこの困難を乗り越えよう。

【comradeを使った英会話例文】

Aさん
How are we going to win this fight?
この戦いをどうやって勝つつもり?

Bさん
With the help of our comrades, we can achieve anything.
仲間の助けがあれば、何でも達成できるよ。

【colleagueを使った英会話例文】

Aさん
I’m having a tough time with this project.
このプロジェクトで困っているんだ。

Bさん
Don’t worry, I’m here to help. We’re colleagues, after all.
心配しないで、私が手伝うから。私たちは同僚だからね。

【companionを使った英会話例文】

Aさん
I feel like I’m facing this challenge alone.
この挑戦に一人で立ち向かっているように感じる。

Bさん
You’re not alone. I’m your companion in this journey.
一人じゃないよ。この旅の仲間として一緒にいるから。

まとめ

今回は、「味方」という言葉の意味や、「味方」の意味する英語について紹介しました。

味方は英語で、allyやsupporter、friend、comradeといった表現があります。同じ「味方」を表現する英語でも、どのような味方を表現したいのか、使用するシーンなどで選ぶべき単語が異なるため、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

また、実際に使える英語例文も紹介しているので、実際の場面を想像しながら、英語学習の参考にしてください。

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