日常生活やビジネスシーンなどで、校正という言葉を見たり、聞いたりしたことがある方もいるでしょう。しかし、校正という言葉の具体的な意味や、英語でどのように表現すればいいかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は「校正って英語でなんていう?」をテーマに、校正の意味や校正という言葉を使用する場面について解説します。さらに、校正を表す英語や、校正にまつわる英語も紹介するので、ぜひ英語学習の参考にしてください。
「校正」という言葉の意味は?
「校正」という言葉は、文章や印刷物を最終的に確認し、誤りや不備を修正する作業を指します。校正作業は、文法やスペルミス、表現の不適切さなどをチェックし、内容が正確であることを目的としています。
また、校正は全体のレイアウトやフォーマットの確認も含まれることが少なくありません。校正は完成した文章や作品の品質を担保するために、重要な作業といえるのです。
「校正」という言葉はどのような場面で使用する?
「校正」という言葉は、主に文章や印刷物の制作過程で使われます。たとえば、本や雑誌の記事が完成するまえに、校正をおこなうことで誤字脱字や文法の間違いを見つけて修正することが可能です。
また、ウェブサイトや広告の内容を確認する際にも校正が重要です。さらに、学術論文や報告書など、正式な文書が提出される前にも必ず校正をおこなって、正確さと信頼性を確保します。
「校正」は英語でなんていうの?
では、「校正」とは英語で何と表現するのか見ていきましょう。
校正は英語で、”proofreading” “correction”といいます。
Proofreadingの発音記号はˈpruˌfridɪŋ(米国英語), ˈpru:ˌfri:dɪŋ(英国英語)であり、「プルーフリーディング」と発音します。校正を表す英語として幅広く使用されているので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
また、correctionは、校正や修正、補正といった意味があり、訂正するといったニュアンスが強いです。発音記号はkərékʃən(米国英語), kɜ:ˈekʃʌn(英国英語)であり、「コレクション」と発音します。
Proofreading、correctionいずれもよく使用する英語なので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
「校正」にまつわる英語
ここでは、校正にまつわる英語を詳しく見ていきましょう。
- Proofreader – 校正者。文書の誤りを確認・修正する人
- Edit – 編集。内容の構成や表現を見直す作業
- Typesetting – 組版。文字を配置して印刷物を作成する工程
- Draft – 草稿。最初の文書のバージョン
- Final Copy – 最終稿。すべての校正が終わった文書の完成版
- Markup – マークアップ。校正時に誤りや修正箇所を示すために書き込む記号や注釈
「校正」を使った英会話例文
最後に、「校正」の英語表現を使った英会話例文を紹介します。
【英会話例文1】
文章の校正は終わりましたか?
はい。いくつかの誤字を見つけて修正しました。
【英会話例文2】
金曜日までに最終稿を印刷業者に送る必要があります。
それまでにすべての編集が完了するようにします。
【英会話例文3】
このプロジェクトの組版は誰が担当していますか?
校正が終わった後、デザインチームが組版を担当します。
【英会話例文4】
原稿のマークアップされたバージョンを送ってもらえますか?
もちろんです!すぐにメールしますね。
【英会話例文5】
最終稿に至るまでに何回草稿を見直しましたか?
完璧な文章になるように、3回草稿を見直しました。
【英会話例文5】
最後の草稿で私がおこなった編集を確認しましたか?
はい、確認しました。全体の明確さが向上したと思います。
【英会話例文6】
いつも校正はどのように進めていますか?
文書を声に出して読むことが多いです。そうするとミスを見つけやすくなります。
【英会話例文7】
校正作業について話し合うためにミーティングできますか?
もちろんです!戦略をすり合わせるのは重要だと思います。
【英会話例文8】
もうすぐ論文を提出しなければならないのですが、編集は終わりましたか?
もう少しです!最終提出前にもう少し修正する必要があります。
【英会話例文9】
編集と校正にはどのソフトを使っていますか?
主にWordとGrammarlyを使用して、スペルや文法のチェックをしています。
【英会話例文10】
校正前に文書を送っても大丈夫ですか?
最終版でミスを避けるために、まず校正するのがいいでしょう。
まとめ
今回は、「校正」という言葉の意味や、「校正」の意味する英語について紹介しました。
校正は英語でproofreading, correctionといいます。あまり聞き馴染みがない英語かもしれません。しかし、ビジネスシーンはもちろん、学校などでもよく使用するので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
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