「メリーバッドエンドの意味を完全にマスターしよう!」
皆さんは「メリーバッドエンド」の意味について、パッと答えることはできますか?
この記事では初心者の方でも理解しやすいよう、「メリーバッドエンド」の意味や使い方を詳しく解説します。
さらに、関連する言い換え表現や関連語も紹介しながら、物語をより深く楽しむヒントをお届け。
「トゥルーエンド」や「アナザーエンド」、「ハッピーエンド」、「ビターエンド」などの関連するキーワードも網羅的に取り上げていますので、物語のさまざまな結末を理解したい方におすすめです。
最後までお読みいただけると幸いです。
「メリーバッドエンド」の意味は?
「メリーバッドエンド」という言葉は、さまざまな分野で耳にする機会が増えていますが、その具体的な意味について理解している人は少ないかもしれません。
まずは、メリーバッドエンドの意味や、どのような場面で使われるかについて詳しく解説します。
「メリーバッドエンド」は「幸せだけど、どこか切ない結末」という意味
結論から言うと、「メリーバッドエンド」は「幸せだけど、どこか切ない結末」という意味の言葉です。
一見すると幸せな結末に見えるものの、その裏に悲劇的な要素や犠牲が隠れている結末を指します。
良く使われる例としては、映画やゲーム、アニメ・小説などのストーリーで「ハッピーエンド」に見えるが、見方次第では「バッドエンド」になるようなイメージです。
より具体的に説明すると、「受験に合格するために、大切な人と別れるような代償を支払うストーリー展開」のようなものとなります。
ちなみに「メリーバッドエンド」の反対は、純粋に幸せに終わる「ハッピーエンド」です。
他にも知っておくと便利な「○○エンド」
「メリーバッドエンド」は少し癖のある言葉ですが、他にも色々な「○○エンド」が存在します。覚えて置くと便利なので、早速見ていきましょう。
- トゥルーエンド:「真のエンディング」のことで、いわゆる正規ルートの結末。
- アナザーエンド:ストーリー分岐による「もう一つの結末」のこと。
- ハッピーエンド:幸せな結末を迎える。逆は「バッドエンド」。
- ビターエンド:一応の決着を迎えつつも、切なさや苦味が残るエンド。
ちなみに「メリーバッドエンド」は和製英語であり、英語で”Merry bad end”の様な表現は存在しません。
代わりに”Bittersweet ending”のような言葉を使うので、以下で詳しく解説していきます。
“Bittersweet ending”の単語解説
これまでは日本語の特定の表現について学んできましたが、ここでは英語の”Bittersweet ending”について掘り下げます。
まずは単語の意味やニュアンスから始め、品詞や発音について学び、最終的には例文を通じて応用方法を確認しましょう。
“Bittersweet ending”は「ほろ苦い結末」を意味する
結論から言うと”Bittersweet ending”には「ほろ苦い結末」という意味があり、日本語で言う「メリーバッドエンド」に対応する言葉です。
“Bittersweet(ほろ苦い)”ですが、”Bitter(苦い)”と”Sweet(甘い)”が組合さった単語となります。苦い+甘いで「ほろ苦い」となるので、単語は崩して覚えると記憶に残りやすいです。
ちなみに”Ending”はそのまま「エンディング」となることから、比較的覚えやすいでしょう。
このフレーズは感情的な余韻を残す物語に適しており、映画や本、ゲームなどさまざまなストーリーで見られます。
“Bittersweet ending”の品詞と発音
- 品詞:名詞句
- 発音:ビター・スウィート・エンディング [ˈbɪtər swiːt ˈɛndɪŋ]
発音も日本語の「ビター」と「スイート」と「エンディング」に近いですが、”Sweet”の部分を意識的に「スウィート」とするとより伝わりやすくなります。
発音をネイティブに近づけたい方は、こういった細かい所から意識しておきましょう。
“Bittersweet ending”の例文
“Bittersweet ending”の使い方を示す3つの例文を挙げます。それぞれ、物語や会話の中で使える実践的な内容です。
例文①:
訳)英雄は悪役を倒したが、親友を失うという代償を払った。ほろ苦い結末だった。
例文②:
訳)この映画のほろ苦い結末に私は涙したが、同時に希望も与えられた。
例文③:
訳)人生はしばしばほろ苦い結末を与え、喜びと悲しみの両方を大切にすることを教えてくれる。
「○○エンド」は英語でどうなる?
最後にこれまで紹介してきた「○○エンド」が英語ではどのような表現になるのかを紹介していきます。
- 「トゥルーエンド」- “True Ending”
- 「アナザーエンド」 – “Alternate Ending”
- 「ハッピーエンド」”Happy Ending”
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「トゥルーエンド」- “True Ending”
“True Ending”とは、物語の「正規ルート」または「真の結末」を指します。
いわゆる「トゥルーエンド」のことであり、作者が意図した物語の最終形をを表す言葉です。
ゲームなどでは分岐するエンディングが存在する場合、何かしらの条件を満たすことでたどり着けるのがこのトゥルーエンドの正体と言えます。
全ての伏線が回収され、最も納得感のある結末となることが一般的です。
“True Ending”の例文
訳)すべてのサイドクエストを終え、私はついに主人公が世界の平和を取り戻す真のエンディング(トゥルーエンド)にたどり着いた。
「アナザーエンド」 – “Alternate Ending”
「アナザーエンド」は”Another Ending”でも伝わりますが、”Alternate Ending”の方が一般的です。
こちらは「代わり」を意味する”Alternate”と”Ending”が組み合わさった表現であり、「代わりのエンド」。つまり、「アナザーエンド」を説明するのには最適な表現となります。
この結末は必ずしも正規ルート(トゥルーエンド)ではありませんが、新しい視点や意外性を読者側・プレイヤー側に提供するものです。
“Alternate Ending”の例文
訳)映画のアナザーエンドを観たところ、より暗いがより考えさせられる結末だった。
「ハッピーエンド」 – “Happy Ending”
“Happy Ending”とは、物語が「幸せな結末」を迎えることを指します。
いわゆる「ハッピーエンド」のことであり、「バッドエンド」はお察しの通り”Bad Ending”と表記するのです。
主人公や登場人物たちが成功や幸福を手に入れ、読者や視聴者に満足感を与える結末です。
“Happy Ending”の例文
訳)そのおとぎ話では、王子とお姫様が末永く幸せに暮らしたハッピーエンドで幕を閉じました。
まとめ
こちらの記事では「メリーバッドエンド」という表現の解説から、関連する英単語やその使い方について広く紹介していきました。
色々な側面からメリーバッドエンドについて学んできたので、最後に復習をしておきましょう。
- 「メリーバッドエンド」は「幸せだけど、どこか切ない結末」という意味。
- 「メリーバッドエンド」は和製表現。
- 英語では”Bittersweet ending”が近しい言葉になる。
日本語の「○○エンド」や、”Bittersweet ending”への関連語も役立つのでしっかりとインプットしておくのがおすすめです。
この記事を出発点として、さらなる知識の探求を続けていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【関連記事】