今回は、「キャンセルって英語でなんていうの?」をテーマに、の言葉の意味や言葉を使うシーン、英語表現などを紹介します。さらに、「キャンセル料」「キャンセルポリシー」など、キャンセルにまつわる英語も併せて見ていきましょう。
また、記事の後半では、「キャンセル」を使った実際に使える英語例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「キャンセル」という言葉の意味は?
「キャンセル」とは、何かを取り消す、または無効にする行為を指す言葉です。
たとえば、予約、契約、注文などを取り消す場合に使用されます。具体的には、ホテルやレストランの予約を変更する場合や、イベントへの参加を取りやめる際など、さまざまな場面で使われます。
また、ネットショッピングでは注文の取り消し、交通機関では航空券や列車のチケットをキャンセルする場面でも利用されるほか、ビジネスシーンでも用いられることの多い便利な表現です。
「キャンセル」は英語でなんていうの?
では、「キャンセル」とは英語で何と表現するのか見ていきましょう。
「キャンセル」には状況やニュアンスによっていくつかの表現があります。どのような英語表現があるのか具体的に見ていきましょう。
cancel
「cancel」は日本語の「キャンセル」の語源にもなっているとおり、最も一般的な表現です。
フォーマルなシーンでもカジュアルなシーンでも使用できる英語表現であり、予約や注文、予定を取り消す場合に使用されます。
私はホテルの予約をキャンセルする必要があります。
call off
「call off」は「中止する」という意味で、イベントや計画が取り消される際に用いられる口語的な表現です。
「cancel」と比べて、カジュアルな印象があり口語表現としてよく使われます。
悪天候のため、彼らは会議を中止することを決定しました。
abort
「abort」は「中止する」「打ち切る」という意味で、プロジェクトや計画が途中で終了する場合に使われます。失敗や問題が発生し、キャンセルするというニュアンスを含みます。
技術的な問題のため、ミッションは中止されました。
rescind
キャンセルのなかでも、法律や契約関連で使用される表現で、「取り消す」「撤回する」という意味があります。
フォーマルな場面で使われ、契約や合意を無効にする際に使用されます。
その会社は内定を取り消すことを決定した。
「キャンセル」にまつわる英語
「キャンセル」の英語表現を押さえたうえで、キャンセルにまつわる英語表現をいくつか見ていきましょう。
キャンセル料
「キャンセル料」は英語でcancellation feeと言います。「fee」は報酬、手数料、謝礼金などの意味があり、「cancellation fee」で「キャンセル料」という意味になります。
予約の24時間以内にキャンセルした場合、キャンセル料が発生します。
キャンセル待ち
「キャンセル待ち」は状況によって表現が異なります。
予約制のイベントや施設でキャンセルを待つときは「waiting list」、航空便や当日の空席を待つ場合には 「standby」 という表現が使われます。
「waiting list」は主に事前予約が必要な場合のキャンセル待ちに使用され、「standby」は当日その場で空きが出るのを待つ場合に使用するのがポイントです。
あなたの名前はコンサートチケットのキャンセル待ちリストに追加されました。
空席が出たら、キャンセル待ちの乗客が呼ばれます。
キャンセルポリシー
「キャンセルポリシー」とは、キャンセルに関する規約や条件を指し、英語では 「cancellation policy」と表現されます。
ご予約の前に、当施設のキャンセルポリシーをご確認ください。
キャンセル料が発生します
「キャンセル料が発生します」を表現する場合、英語では 「a cancellation fee applies」や 「you will be charged a cancellation fee」という表現になります。
「a cancellation fee applies」は規約的で簡潔な言い回しであるのに対し、「you will be charged a cancellation fee」会話で相手にキャンセル料が発生するときに使用します。
期限後にキャンセルした場合、キャンセル料が発生します。
予約にお越しにならない場合、キャンセル料が発生します。
「キャンセル」を使った英会話例文
最後に、「キャンセル」の英語表現を使った英会話例文を紹介します。
今晩のディナー予約をキャンセルしなければならないんだ。
あら、大丈夫ですか?
はい、ちょっと用事ができてしまって。キャンセル料なしでキャンセルできますか?
ちょっとキャンセルポリシーを確認しますね。
嵐でフライトがキャンセルされました。今、どうすればいいですか?
次の利用可能なフライトを待たなければなりません。キャンセル待ちにしておきますね。
ありがとうございます。早く座席が確保できることを願います。
残念ながら、明日の会議をキャンセルしなければならなくなりました。
わかりました。再調整しましょうか?
はい、いくつか空いている日をお送りします。
コンサートがキャンセルされたって聞いた?
はい、聞きました。本当に楽しみにしていたんです。
わかります、私もです。早く再調整されるといいですね。
まとめ
今回は、「キャンセル」という言葉の意味や、「キャンセル」の意味する英語について紹介しました。
キャンセルは英語で、cancelやcall off、abort、rescindといった表現があります。同じ「キャンセル」を表現する英語でも、どのような農業を表現したいのか、使用するシーンなどで選ぶべき単語が異なるため、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
また、実際に使える英語例文も紹介しているので、実際の場面を想像しながら、英語学習の参考にしてください。
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