健康やスタイル維持のために、日常的に筋トレをしている人もいるでしょう。そんな人は、筋トレの話が英語で出来ると良いですよね。
そこでこの記事では、「筋トレ」にあたる英語表現をご紹介します。筋トレに関するフレーズなどもご紹介しているので、筋トレをする人もしない人も、ぜひ参考にしてください。
「筋トレ」って英語でなんていうの?
筋トレは英語で言おうとして、直訳して「muscle training」と言ってしまう人もいるかもしれませんね。
しかし、「muscle training」と言っても、ネイティブにはなかなか伝わりません。語感から、筋肉を鍛えることかな?と想像してくれる人はいるでしょうけれど、正しい英語表現ではないのです。
では、「筋トレ」を英語で言い表したいときは何と言えばいいのでしょうか。
筋トレ=Work out?
軽く「筋トレ」と言いたい時、一番使える英表現は「work out」でしょう。「Work out」は、筋トレだけに限らず、あらゆる運動をすることを指します。
ですから、ランニングマシーンで走るのも「work out」ですし、水泳をする場合も「work out」になります。「Work out」は必ずしもジムに行くことを指しませんが、ジムに行って体を動かす活動はすべて「work out」にあたると考えると、わかりやすいでしょうか。
つまり、「筋トレ=work out」とは言えませんが、「筋トレが好き」と言いたい時には「I like working out.」と言えば、筋トレしている姿も想像してもらえるでしょう。
ジムで筋トレをするなら……
ジムに行って筋トレをするという人もいるはずです。そういう人は「ジムに通っている」と言ってみてはどうでしょうか。
下記の会話例のようなフレーズを使えば、より筋トレをしている様子が伝わるでしょう。
私は毎日ジムに通っています。
そうなんだ。ジムで何してるの?
主にパワーラックとかのエクササイズマシンを使ってるの。
へぇ……いっぱい筋肉ついてるんだろうね。
「Power rack」とは、スクワットやベンチプレスなどが出来るもので、筋トレ用の器具です。「筋トレ」がわからなくても、どんな器具を使っているのか名前を伝えられれば、筋トレをしていることをわかってもらえるでしょう。
筋トレにぴったりな表現はない?
ここまでご紹介した表現だと「筋トレ」にぴったり合った表現はないように思えるでしょう。実際、日本語の「筋トレ」にピタッとあたる英語表現はないのですが、「work out」よりもさらに筋トレっぽい表現ならあります。
下記にいくつか「筋トレ」に近い意味の表現をリストアップしてみました。
- weight training(バーベル・ダンベルを使った筋力アップトレーニング)
- pump up(ボディビル並みに筋肉を鍛え上げること)
- tone up(体を全体的に鍛えること)
- strength training(筋肉を鍛えること)
こうしてみると、「strength training」は筋肉を鍛えて、体の強さを向上させることを指すため、「筋トレ」に一番近い表現かもしれませんね。このあたりを、自分が行っている運動に合わせて使ってみましょう。
筋トレに関する英語表現とフレーズ
ここまでご紹介した表現などで、自分が行っている筋トレについて話すことはできるでしょう。
しかし、もっと詳細に筋トレの話をしようとしたら、どこの筋肉を鍛えているのか、具体的にどんな筋トレをしているのかなども話したくなるかもしれません。
ここからは、筋トレの話をもっと具体的にするための英語表現とフレーズをご紹介します。
筋肉を表す英単語
どこの筋肉を鍛えているのか明確に言いたいとき、筋肉の名前を知っていればスムーズに会話ができます。そこでここでは、代表的な筋肉の名前をリストにしました。
- Abdominal muscle(腹筋)※absでも可
- Biceps(上腕二頭筋)
- Triceps(上腕三頭筋)
- Trapezius muscle(僧帽筋)
- Deltoid(三角筋)
- Greater pectorals muscle(大胸筋)
- Hamstring muscle(ハムストリング)
もっと筋肉の種類はありますが、ひとまずこれくらいにしておきます。
フレーズ内で使うなら、こんな感じです。
上腕二頭筋を鍛えるために、ダンベル運動をしています。
私の腹筋を見て!シックスパックができたんだ。
「Six-pack」とは腹筋が6つに割れた形のことを言います。筋トレマニアにとっては基本の英単語ですが、こちらも覚えておきましょう。
さまざまな筋トレの種類
ジムに通っているなら、ジムのマシン名を言えばどんな筋トレをしているかが伝わります。
しかし、器具を使わずに筋トレをしていたり、自宅で筋トレをしている場合は、筋トレの種類も英語で言えるといいですよね。
そこで筋トレの種類についても、英語表現をリストアップしてみました。
- Push-up(腕立て伏せ)
- Sit-up(腹筋運動)
- Chin-up(懸垂)
- Back extension(背筋運動)
- Stretching(柔軟体操)
- Dumbbell exercise(ダンベル運動)
- Bench press(ベンチプレス)
筋トレの種類はたくさんありますが、「ベンチプレス」のようにカタカナ語のものは英語と同じものもたくさんあります。知りたい筋トレの種類があれば、英語の発音をチェックしてみると良いでしょう。
上記の単語を使った例文も少しご紹介しておきます。
帰宅した後、毎日腕立て伏せをしているんだ。
そうなの?僕は腕立て伏せや腹筋よりも、ストレッチの方が好きです。もっと柔軟性が欲しいんだ。
うーん、でもこの前あなたがジムでベンチプレスやってるの見たよ。
筋トレのメニューは「do 〇〇」と「do」をつけるだけで、「~をする」という形になるので、とてもシンプルですね。
英語圏ではジム通いが盛ん!筋トレの話も盛り上がるはず
日本でも筋トレをしている人は多いかと思いますが、欧米だとジム通いや筋トレはもっと盛んかもしれません。ですから、ジム通いや筋トレに興味がある人は、きっと話が合う人を見つけられるはず。
意外と同じジムに通っている人との会話が盛り上がることもあります。その時に備えて、筋トレに関する英語表現を覚えておいてはどうでしょうか。
また、オンライン英会話のレッスン中に、講師とジムや筋トレについて話すのも良いですね。講師との会話の中で、きっと新たな筋トレに関する表現も覚えられるでしょう。