「ご無沙汰しております」は、日本語で久しぶりに会う相手や、長い間連絡していなかった人に使う丁寧な挨拶です。
英語でも同じように「久しぶり」「ご無沙汰しています」と伝える表現があります。
今回は、ビジネスでもプライベートでも使える「ご無沙汰しております」の英語表現をわかりやすく解説します。
さらに、「お久しぶりです」や「お元気ですか」など、英語での自然な会話フレーズも紹介します。
英語の例文と日本語訳も載せているので、英語を学び直している大人でも安心して読めますよ。
ぜひ、久しぶりの連絡や再会の場面で使ってみてください。
「ご無沙汰しております」を英語で何て言う?
日本語の「ご無沙汰しております」は、とても丁寧な表現です。
英語では、次のようなフレーズで表すことができます。
It’s been a while.
もっとも一般的な英語表現が “It’s been a while.” です。
「久しぶりだね」というニュアンスで、友達同士のカジュアルな場面から、少しフォーマルな場面まで広く使えます。
例文はこちらです。
It’s been a while! How have you been?
(ご無沙汰しております!元気にしていましたか?)
It’s been a while since we last talked.
(最後に話してからだいぶ経ちましたね。)
例のように、”It’s been a while.”で文を一度切ることもできるし、”It’s been a while since〜”(〜して以来でだいぶ経ちました/ご無沙汰しております)のように繋げることもできます。
Long time no see.
“Long time no see.”(長い間会っていませんでしたね/久しぶり)も、「ご無沙汰しております」のニュアンスに近いです。
とてもカジュアルな表現で、友達や親しい人に対して使います。
英語圏でもよく使われる定番フレーズです。
例文はこちらです。
Long time no see!
(お久しぶり!)
Long time no see. How’s everything?
(お久しぶり。調子はどう?)
I hope you’ve been well.
「ご無沙汰しております」は相手の健康や状況を気遣うニュアンスもあります。
「元気にしていましたか」というニュアンスのあるこの英語フレーズは、少し丁寧でフォーマルな場面にも適しています。
例文はこちらです。
I hope you’ve been well.
(お元気でいらっしゃいましたか。)
I hope you’ve been well since we last met.
(前回お会いしてからお元気でしたか。)
「お久しぶりです」を英語で何て言う?
「お久しぶりです」は、「ご無沙汰しております」より少しカジュアルです。
英語でも様々な表現があります。
Nice to see you again.
“Nice to see you again.”(またお会いできて嬉しいです)は、再会の挨拶としてとても自然な英語表現です。
ビジネスでもプライベートでも使えます。
例文はこちらです。
Nice to see you again.
(またお会いできて嬉しいです。)
It’s nice to see you again after such a long time.
(こんなに長い間ご無沙汰していましたが、またお会いできて嬉しいです。)
How have you been?
“How have you been?”(元気にしていましたか?)は、久しぶりに会う時の定番の英語表現です。
相手の最近の様子を尋ねるときに使います。
例文はこちらです。
Hey! How have you been?
(やあ!元気にしてた?)
It’s good to see you.
“It’s good to see you”(お会いできて嬉しいです)も、再会したときによく使う英語フレーズです。
あまり堅苦しくなく、自然な表現になります。
例文はこちらです。
It’s good to see you again.
(またお会いできて嬉しいです。)
It’s always good to see you.
(あなたに会えるのはいつも嬉しいです。)
ビジネス英語で久しぶりの連絡をするには?
ビジネスシーンでは、より丁寧でフォーマルな英語表現が求められます。
ここでは「ご無沙汰しております」に相当するビジネス英語の例をご紹介します。
I hope this email finds you well.
“I hope this email finds you well.”は、ビジネスメールの冒頭でよく使う英語表現です。
直訳すると「このメールがあなたを元気な状態で見つけますように。」となりますが、実際には相手の健康や幸福を願う丁寧な挨拶表現です。
久しぶりの連絡でも違和感がありません。
例文はこちらです。
Dear Mr. Smith, I hope this email finds you well.
(スミス様、お元気でいらっしゃいますか?)
メールではこの挨拶の後に、本題について書きます。
It’s been a while since we last spoke.
これは、「最後にお話ししてからご無沙汰しております」という意味の英語表現です。
「しばらくぶりですね」というニュアンスで、ビジネスでも使えます。
例文はこちらです。
It’s been a while since we last spoke. I wanted to follow up on our previous discussion.
(最後にお話ししてからご無沙汰しております。以前の話の件でご連絡いたしました。)
I apologize for not being in touch sooner.
これは、「もっと早く連絡できず申し訳ありません」という丁寧な英語表現です。
ビジネスメールでよく使います。
同様の表現で次のような言い方もできます。
I apologize for not contacting you earlier.
(もっと早くご連絡できず申し訳ありません。)
英語でカジュアルに「お久しぶりです。お元気ですか」と言うには?
親しい友人や家族へのカジュアルな英語表現も覚えておくと便利です。
Hey! Long time no see!
「やあ!久しぶり!」という、とてもカジュアルでフレンドリーな英語表現です。
例文はこちらです。
Hey! Long time no see! How’s it going?
(やあ!久しぶり!元気?)
It’s been ages!
「ものすごく久しぶり」であることを”ages”(長い年月)で表し、少し大げさですが、親しい間柄で使う英語表現です。
例文はこちらです。
It’s been ages since we last met!
(最後に会ってからすごく久しぶり!)
How’s everything?
「最近どう?」という意味で、再会のときによく使う英語表現です。
例文はこちらです。
Hey! How’s everything going?
(やあ!最近どう?)
まとめ
「ご無沙汰しております」や「お久しぶりです」は、英語でも様々な表現があります。
カジュアルな”Long time no see”や”It’s been a while”から、ビジネスメールで使う”I hope this email finds you well”まで、シチュエーションに応じて英語のフレーズを使い分けましょう。
英語の学び直し中でも、この記事を参考にして、久しぶりの再会や連絡のときに英語で自然に挨拶してみてくださいね。
練習すれば、きっと自信を持って使えるようになります!
【参照サイト】