皆さんの周りでネチネチした性格の人はいませんか?同じことを何度も蒸し返したり、くどくどいつまでも文句を言ったり。えっ、ご自分がそうですか?!ところで、そんな人のことを英語ではどのように表現するのでしょう?
この記事では、オノマトペ「ネチネチ」の英語Persistently annoyingを解説します。ネチネチを様々な例文とともに紹介しましょう。
オノマトペ「ネチネチ」の意味
数あるオノマトペのなかでも特徴的な意味を持つのが「ネチネチ」です。まずは「ネチネチ」が持つ意味を確認します。
「ネチネチ」の意味
オノマトペ「ネチネチ」には、以下の意味があります。
「嫌味だったり文句を繰り返し、くどい様子。」
この意味こそ、ネチネチした性格をネガティブに表しています。「いつまでもネチネチ言って」といった言い方もありますね。
なお、ネチネチと似たオノマトペにネチャネチャがあります。どちらもねばつく様子を表しますが、ネチネチはおもに人の性格や行動、ネチャネチャは物が不快にねばつく様子を表すことが多くなります。
オノマトペ「ネチネチ」の英語Persistently annoying

本記事では、2つの表現を紹介します。一つ目の「ネチネチ」の英語は”Persistently annoying”です。誰かの性格や言動がくどく、あっさりしていないことをうまく表現するフレーズとなります。
“persistently”と”annoying”の意味
フレーズの紹介の前に、構成する2つの単語を紹介します。
“If someone does something persistently, they do it in a determined but often unreasonable way”
訳)誰かが何かを執拗に行なう場合、それは決意を持って行なうが、多くの場合は不合理な方法である。
持続的に、しつこく何かをやり続けるという意味ですが、決してネガティブなニュアンスだけではない意味を持つ副詞が”persistently”です。
“making you feel slightly angry”
訳)あなたに少し怒りを感じさせること。
”annoying”は、うるさかったり迷惑であったりと特定の行動などが他に対して煩わしいとき、日常会話でネイティブによく使われる単語です。
Persistently annoyingで「ネチネチ」
フレーズ”Persistently annoying”にすることで、しつこく何かをやり続けられる迷惑=ネチネチのニュアンスで使用されます。この表現によって、継続的でイライラさせる行為を指すのです。
「ネチネチ」の英語Persistently annoyingの例文

ひとつ目の「ネチネチ」に当たる”persistently annoying”を実際に例文で使ってみましょう。
Persistently annoyingの使い方
訳)彼はいつも私を怒らせ、レスが遅すぎるとネチネチ文句を言い続けるのでしつこく迷惑です。
訳)夫は私の浪費について文句を言っていて、ネチネチ言うので鬱陶しいです。
訳)文句言うのやめてよ!ネチネチと迷惑よ!
訳)些細なことを取り上げてばかりの相手に対して、私はイライラしがち。ネチネチしてるよ。
例文から分かる通り、主語+be動詞+persistently annoyingのパターンにします。なお(ネチネチと)言う、(ネチネチと)文句をたれる、などを表すsay/complain/moan/grumbleなどの単語を”persistently annoying”を組み合わせて使用します。persistentlyだけでもネチネチ感を出せますが、やはりannoyingがあればそれがしつこいレベルということを表現できます。grumbleはカタカナ語の発音でグラムブル、不平を言う・不満を漏らす・ぶつぶつ言うといった意味を持つ単語です。
まとめ
本記事では、「ネチネチ」に当たる英語表現”Persistently annoying”の意味や使い方を例文とともに解説しました。ネガティブなニュアンスで使われることが多いため、発言する相手や場所などに少し気をつけましょう。

