「特にありません」「特に何もないです」「特に理由はありません」など、「特にない」という表現を英語で何と言うか知っていますか?
日本語では相手の質問に対して「特にない」と答える場面が多くありますが、英語でも状況や文脈に応じて適切な表現を選ぶ必要があります。ビジネスでの丁寧な受け答えから、友人との気軽な会話まで、使う場面によってふさわしい英語表現は異なります。
この記事では、「特にない」に関する様々な英語表現から、ビジネスで使える丁寧な言い回しまで、シーン別に使い分けられる表現をわかりやすく紹介します。
「特になし」を英語で表現

基本的な表現
Nothing in particular 特に何もない
Nothing special 特別なことはない
Not really 特にない(否定的な返答)
より具体的な表現
Nothing comes to mind 特に思い浮かばない
I can’t think of anything 特に何も思いつかない
英辞郎によると、「特にない」は文脈によって “nothing in particular” や “not really” で表現でき、相手の質問の内容に応じて使い分けることが重要です。
英辞郎 on the WEBでは、「特にない」を “nothing in particular” として、他の単語と組み合わせて「予定がない」「ぼんやりする」などの表現を紹介しています。
「特にありません」を英語で表現
基本的な表現
I don’t have any 特に持っていません
There isn’t any 特にありません
None that I can think of 思い当たるものは特にありません
より丁寧な表現
I’m afraid I don’t have any 申し訳ございませんが、特にありません
I don’t have anything specific 特に具体的なものはありません
ビジネスでの表現
No particular concerns 特に懸念事項はありません
Nothing specific to report 特に報告することはありません
No issues to mention 特に言及すべき問題はありません
「特に何もない」を英語で表現
基本的な表現
Nothing much 特に何もない
Not much あまり何もない
Nothing really 本当に何もない
より表現豊かな言い回し
Same old, same old いつも通り、特に変わらない
Just the usual いつも通り
「特に意味はない」を英語で表現
基本的な表現
No particular meaning 特に意味はない
It doesn’t mean anything 特に意味はない
No special significance 特別な意味はない
より丁寧な表現
There’s no particular significance 特に意義はありません
It has no specific meaning 具体的な意味はありません
Oxford Learner’s Dictionariesでは、「particular」を「greater than usual; special」と説明しています。
「ないです」「ありません」を英語で表現

基本的な表現
I don’t have ありません
There isn’t ありません
We don’t have ありません
より丁寧な表現
I’m afraid we don’t have 申し訳ございませんが、ございません
Unfortunately, there isn’t 残念ながら、ありません
ビジネスでの表現
We currently don’t have 現在のところございません
It’s not available 利用できません
「特に(理由・予定・欲しいもの)はない」を英語で表現
基本的な表現
No particular reason 特に理由はない
No specific plans 特に予定はない
Nothing I want 特に欲しいものはない
より具体的な表現
No plans in mind 特に計画は考えていない
I don’t have anything specific in mind 特に具体的なことは考えていない
Nothing comes to mind 特に思い浮かばない
より丁寧な表現
I don’t have any particular preference 特に好みはありません
No specific requirements 特に要求はありません
I’m open to anything 何でも構いません
まとめ
「特にない」の英語表現は、「特にありません」は “I don’t have any”、「特に何もない」は “Nothing much”、「特に意味はない」は “No particular meaning” が基本です。
カジュアルな場面では「Not really」「Nothing much」を、ビジネスシーンでは「Nothing in particular」「No specific」を使い分けることで、より適切で自然な英語表現ができるようになります。また、理由や予定について聞かれた際は「No particular reason」「No specific plans」のように、文脈に応じた表現を選ぶことが重要です。
これらの表現を使いこなすことで、日常会話でもビジネスシーンでも、相手の質問に対して上手く「特にない」という気持ちを伝えられるようになります。TPOにあわせて使い分け、スムーズなコミュニケーションを心がけましょう。
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