恐れ、不安でおどおどしている様を日本語では「ビクビクしている」のように言うことがあります。それでは、英語で「ビクビク」はどのように表現するのでしょうか?
この記事では、オノマトペ「ビクビク」の英語”Trembling with fear”について解説します。恐怖で震える様子を英語で伝えられるようにしましょう。後半には、ビクビクおどおどしてしまう性格を表す英語表現も紹介します。

オノマトペ「ビクビク」の意味とは?

オノマトペ「ビクビク」の意味とは?

「なぜ、そんなにビクビクしているの?」などのように、オノマトペ「ビクビク」が日常会話に使われることがあります。まずは、意味そして由来を紹介します。

オノマトペ「ビクビク」とは?

何かへの恐れがあったり不安を持っている心理状態では、体が小刻みに震えることがあります。そのような様子は「ビクビク」というオノマトペが一言でその様を表現します。
「ビクビク」の由来は、動詞の「ビクッとする」から派生しました。「ビクッとする」ときは恐怖や驚きで体が反応しますが、繰り返すことによって「ビクビク」という強調した形になりました。

“Trembling”の意味と使い方

「ビクビク」の英語として、本記事では”Trembling with fear”というフレーズを紹介します。その前に、フレーズに使われている”Trembling”ですが、この単語をご存知ですか?

“Trembling”の意味

“Trembling”を辞書で調べてみると、形容詞で「震える」、また名詞で「震え」の意味があることが分かります。カタカナ語の発音はトレンブリングに近くなります。

“shaking slightly in a way that you cannot control, for example because you are frightened, angry, or excited, or because of illness”
訳)恐怖、怒り、興奮、または病気などによって、自分ではコントロールできない軽い震え。

参考:Cambridge Dictionary “trembling”

“Trembling”の使い方

ここで「震える・震え」の意味を持つ”Trembling”を例文で使ってみましょう。

Aさん
I stood trembling in the cold wind on the hill.
訳)丘の上で、私は冷たい風に震えて立っていました。

風がビュンビュンと吹くなか、震える自分を想像して”trembling”を覚えましょう。
ちなみに、震えると言えば”shaking”があります。”trembling”との違いですが、震えの大きさにあります。”trembling”のほうが、より小さく速い震えの動きを表現します。

オノマトペ「ビクビク」の英語Trembling with fear

オノマトペ「ビクビク」の英語Trembling with fear

“trembling”の意味が分かったところで、本記事で紹介する”trembling with fear”の解説に進みましょう。

Trembling with fearで「ビクビク」

実際、”trembling”を英文で使うときには”trembling with fear”のパターンで使用することが多くあります。
Fearには名詞で「恐怖」、動詞で「恐れる」の意味があります。

“an unpleasant emotion or thought that you have when you are frightened or worried by something dangerous, painful, or bad that is happening or might happen”
訳)何か危険なこと、痛いこと、悪いことが起こっている、または起こるかもしれないことに怯えたり心配したりするときに抱く不快な感情や考え。

参考:Cambridge Dictionary “fear”

したがって、”trembling with fear”の意味は「恐怖によって震える」=「ビクビク」という捉え方になります。

Trembling with fearの使い方

「ビクビク」は恐怖や不安で体が震えたり、怯えておどおどしている様子を表すオノマトペであり、英語では”trembling with fear”で表現します。体の震え、そして心のおびえを表すことを例文で紹介します。

Aさん
I was trembling with fear from hearing some strange sounds in the dark room.
訳)暗い部屋のなか何か変な音が聞こえて、私は恐怖でビクビクしていました。

この例文のように、見えないものへの恐怖心というものがあります。

Aさん
The little girl was trembling with fear when she saw the big lion approach her at a zoo.
訳)動物園で大きなライオンが近づいてくるのを見たとき、少女は恐怖でビクビクしました。
Aさん
Sadly, children are trembling with fear when confronted by soldiers.
訳)悲しいことに、兵士たちに直面したとき、子ども達は恐怖でビクビクおどおどと震えています。
Aさん
He tries to show off, but inside he is nervous and trembling with fear.
訳)彼は見栄を張ろうとしているけれど、内心は緊張していて恐怖でビクビクしているのよ。

恐怖や心配でビクビクするシーンは様々です。ぜひ、フレーズ”trembling with fear”を覚えましょう。

自信がない性格「ビクビクおどおど」の英語紹介

自信がない性格「ビクビクおどおど」の英語紹介

恐怖心や不安感などからくる「ビクビク」がある一方、「ビクビクおどおど」してしまう性格があります。最後に、このような性格を表す英語表現について紹介します。

ビクビクおどおどしてしまう性格の英語とは?

人と目を合わせられない、会話がぎこちなくなってしまうなどなど、自信がないことからビクビクおどおどとしてしまう人がいます。このような場合、緊張や不安で落ち着かない様が見られます。

英語では、以下のようにいくつかの表現があります。

  • a nervous personality(神経質な性格)
  • a timid personality(気弱な性格)
  • a jumpy personality(ちょっとしたことにもビクビクする性格)
  • a shy and insecure nature(おどおどと自信のない性格)
  • a fearful temperament(恐れがちな気質)
Aさん
My brother has changed and gained more confidence, as he used to have a nervous personality.
訳)弟は以前は神経質な性格だったのですが、今では自信を持つようになりました。
Aさん
I can’t have good conversations with strangers, as I have a shy and insecure nature.
訳)私は内気で自信がない性格なので、見知らぬ人とうまく会話することができません。
Aさん
My English teacher encourages me a lot, so I might be able to overcome my shy and nervous personality, which makes me afraid and prone to making mistakes.
訳)私の英語の講師はたくさん励ましてくれるので、怖がりで間違いをしがちな内気な性格を克服することができるかもしれません。

まとめ

本記事では、オノマトペ「ビクビク」に当たる英語表現”Trembling with fear”の意味や使い方を例文とともに解説しました。”trembling”が「震え・震える」の意味を持つことや、ビクビクおどおどしてしまう性格を表す英語表現も紹介しました。英語学習においても、間違ってはいけないとビクビクして英語を使わないよりも、積極的にアウトプットしていくことによる上達の重要性を最後にお伝えしましょう。