今回は、「運営って英語でなんていうの?」をテーマに、の言葉の意味や言葉を使うシーン、英語表現などを紹介します。さらに、「運営団体」「営業」など、運営にまつわる英語も併せて見ていきましょう。

また、記事の後半では、「運営」を使った実際に使える英語例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「運営」という言葉の意味は?

「運営」という言葉の意味は?

「運営」とは、組織やプロジェクト、サービスなどを効果的に管理し、目標を達成するための活動やプロセスを指します

具体的には、資金の管理、スタッフの配置、戦略的な計画の立案と実行、日々の業務管理などをまとめて「運営」と言います。運営が円滑に行われることで、組織やプロジェクトが安定し、持続的に成長することが期待されます。

なお、「運営」という言葉は、ビジネスシーンで組織やプロジェクトなどの運営をさすほか、イベント、サービスの管理やウェブサイト、学校などの運営に関連する場面などでも使用されます。

「運営」は英語でなんていうの?

では、「運営」とは英語で何と表現するのか見ていきましょう。

「運営」は英語でさまざまな表現があり、「management」「operation」「administration」が基本的な表現です。単語によって使用するシーンやニュアンスの違いがあるため、詳しく見ていきましょう。

management

「management」は、「運営」「経営」「管理」といった意味があり、組織や事業、プロジェクトを計画し、指導し、調整する行為を指します。

運営のなかでも、人やリソースを管理していくことを表現する場合に使われます。日本語でも「マネジメント」という言葉があるように、ビジネスや人材管理の文脈でよく用いられることがポイントです。

山本さん
The management of the company focuses on improving efficiency.
その会社の運営は効率を改善することに焦点を当てている。

operation

「operation」も運営という意味で使える英語表現であり、「作動」「運営」「運転」といった意味があります。

運営のなかでも、組織やシステムが日常的にどのように機能しているか、細かい業務の実行や実際の作業に関する会話で使用されます。

山本さん
The daily operation of the factory runs smoothly.
その工場の日々の運営は順調に進んでいる。

administration

「administration」は「管理」「運営」「経営」といった意味の名詞で、官庁や学校、病院などの組織での管理や運営を意味します。

主に書類作業や規則に基づく業務を管理・運用することを指すため、管理業務、公式の手続き、決まった作業というニュアンスが強くなることがポイントです。

山本さん
The school administration is responsible for the smooth operation of academic activities.
学校の運営は、学業活動が円滑に進行するよう管理しています。

「運営」にまつわる英語

「運営」の英語表現を押さえたうえで、運営にまつわる英語表現をいくつか見ていきましょう。

「運営」にまつわる英語表現は、状況や文脈に応じてさまざまな単語が使われます。以下、それぞれの英語表現について解説し、その意味や使い方を詳しく説明します。

運営団体

「運営団体」は、イベントや事業を主導し、その運営全般を取り仕切る組織を指します。

英語では「organizing body」または「managing organization」と表現されます。

「organizing body」はイベントや大会などの主催者を指す場合に使われ、「managing organization」は、特定の事業やプロジェクトを管理・運営する団体を示します。

山本さん
The organizing body of the conference ensured everything ran smoothly.
その会議の運営団体はすべてが円滑に進むよう手配しました。

営業

「営業」は、顧客に商品やサービスを提供し、収益を上げる業務を指します。

英語では「sales」や「business operations」という表現が使われます。「sales」は、商品やサービスを売る行為そのものを意味し、「business operations」は、営業活動を含めた日常の事業運営全般を指します。

山本さん
Our sales team is responsible for increasing revenue.
私たちの営業チームは収益の増加を担当しています。

事業

「事業」は、商業的な活動やプロジェクト、収益を生むための活動を指します。

英語では「business」や「enterprise」、「venture」などの表現が使われます。

「business」は一般的な事業を指し、「enterprise」は規模の大きい事業や起業精神を強調する場合に使われます。「venture」は、リスクのある新しい事業や挑戦的なプロジェクトを指す場合に使われるのがポイントです。

山本さん
They started a new business in the tech industry.
彼らはテクノロジー業界で新しい事業を始めました。

「運営」を使った英会話例文

「運営」を使った英会話例文

最後に、「運営」の英語表現を使った英会話例文を紹介します。

【英会話例文】

Aさん
Who is in charge of the daily operations at the store?
お店の日々の運営は誰が担当していますか?

Bさん
Our manager oversees everything to ensure smooth operations.
マネージャーが全体を監督して、円滑に運営できるようにしています。

【英会話例文】

Aさん
Is the school administration handling the event this weekend?
学校の運営チームが今週末のイベントを担当しているのですか?

Bさん
Yes, they are responsible for all the event planning and logistics
はい、すべてのイベントの計画と物流を担当しています。

【英会話例文】

Aさん
Who is the organizing body for this year’s marathon?
今年のマラソンの運営団体はどこですか?

Bさん
The city council and several local sponsors are working together to run the event.
市議会といくつかの地元スポンサーが協力してイベントを運営しています。

まとめ

今回は、「運営」という言葉の意味や、「運営」の意味する英語について紹介しました。

運営は英語で「management」「operation」「administration」といった表現があります。同じ「運営」を表現する英語でも、どのような運営を表現したいのか、使用するシーンなどで選ぶべき単語が異なるため、ぜひこの機会に覚えておきましょう。

また、実際に使える英語例文も紹介しているので、実際の場面を想像しながら、英語学習の参考にしてください。

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