パッシブの意味を完全にマスターしよう!

皆さんは「パッシブ」の意味について、パッと答えることはできますか?

普段、英語やゲーム、投資の話題などでよく耳にする「パッシブ」ですが、具体的な意味やニュアンスを理解していない方も多いかもしれません。

この記事では、英語学習者や初心者の方向けに「パッシブ」の意味や使い方、さらに言い換えや関連表現についても詳しく紹介します。パッシブが持つさまざまな意味や、その反対語、そしてゲームでの「パッシブ」について知りたい方も必見です。

また、パッシブモードやパッシブ投資など、関連表現も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

「パッシブ」の意味は?

「パッシブ」の意味は?

「パッシブ」という言葉は、さまざまな分野で耳にする機会が増えていますが、その具体的な意味について理解している人は少ないかもしれません。

まずは、パッシブの意味や、どのような場面で使われるかについて詳しく解説します。

「パッシブ」は「受動的」のこと

結論から言うと、「パッシブ(Passive)」は「受動的」という意味です。

色々な文脈で使われる言葉となり、何かに対して自分から積極的に動くのではなく、外部からの刺激や影響を受けて反応する様子を指します。使用例は以下の通りです。

例文:

  1. このキャラクターにはHPが自動回復するパッシブスキルがある。
  2. パッシブ投資では、市場の平均成長に期待する。
  3. 彼は会議ではあまり意見を言わず、パッシブな態度を取っていた。

中でも一番カジュアルなのが、ゲームでの使用例であり、プレイヤーが特別な操作をしなくても常に発動する能力やスキルのことを「パッシブスキル」と呼びます。

また、投資の分野では「パッシブ投資(パッシブ運用)」という言葉も存在するのです。

パッシブ投資は、市場の指数(インデックス)やポートフォリオに追従する投資戦略のことである。

参考:ウィキペディア

「パッシブ」の反対語は「アクティブ」で、能動的に動き、積極的に働きかけることを表します。

“Passive”の単語解説

“Passive”という単語は、英語学習やさまざまな分野で頻繁に目にする言葉です。しかし、具体的にどのような意味を持ち、どの場面で使われるのかを理解することは初心者には難しいかもしれません。

次のセクションで、この”Passive”の意味について詳しく解説します。

“Passive”は「受動的な」を意味する

“Passive”には色々な意味がありますが、まずは「受動的な」という意味を覚えて置くのがおすすめです。

日本語の「パッシブ」と理解は同様であり、何かを自ら積極的に行うのではなく、他者からの働きかけを受けて反応する様子を表します。

英文法で頻繁に出てくる「受動態」も、英語では”Passive voice”と表現することが可能です。

また、投資分野では「Passive Income(受動収入)」という表現があります。これはいわゆる不動産収入などの、自らが働かずに得られる収入のことです。他にも心理学文脈では、、積極的に行動しない性格傾向を「Passive Personality(受動的な性格)」と表現することもあります。

このように、”Passive”には色々な解釈がありますが、最初に紹介した「受動的な」という意味を覚えて置くことで、色々な使い道で応用が利くのです。

“Passive”の品詞と発音

“Passive”の品詞は「形容詞」で、「パスィヴ[ˈpæsɪv]」です。

日本語の「パッシブ」と異なり、アクセントが最初の「パ」に置かれます。

“Passive”の例文

以下に、日常で使いやすい”Passive”の例文を挙げます。

例文①:

Aさん
He prefers to stay passive during discussions at work.

訳)彼は職場で議論しているときは、受け身でいることを好む。

例文②:

Bさん
She likes passive income sources, like investments.

訳)彼女は投資のような受動的な収入源が好きです。

例文③:

Aさん
In a passive voice sentence, the focus is on the action, not the subject.

訳)受動態の文では、主語ではなく動作に焦点が置かれる。

“Passive”の関連表現

"Passive"の関連表現

“Passive”には関連する英単語がいくつかあります。以下の3つは特によく使われる表現ですので、理解しておくと便利です。

  • “Submissive” – 従順な
  • “Inactive” – 不活発な
  • “Receptive” – 受け入れやすい

それぞれの単語について、詳しく説明します。

“Submissive” – 従順な

“Submissive”は「従順な」という意味を持つ英単語です。

日本語の従順と同様であり、上司への従順さや、ペットが飼い主に従順である様子などを説明できます。

要するに、誰かや何かに対して逆らわず従う性質を指す言葉です。

品詞と発音

  • 品詞:形容詞
  • 発音:サブミッシヴ [səbˈmɪsɪv]

“Passive”と比較すると、どちらも主体的に動かない姿勢といった意味で関連しています。しかし、”Submissive”は指示に従う姿勢を強調する点で異なります。

“Submissive”の使い方

Aさん
He has a very submissive attitude toward his boss.

訳)彼は上司に対して非常に従順な態度を取っています。

“Inactive” – 不活発な

“Inactive”は「不活発な」という意味を持つ英単語です。

例えば、X(旧Twitter)へ長期間ログインしていない状態のアカウントを「Inactive account(非アクティブアカウント)」と言ったりします。

スペルをみるとお気づきの方もいるかもしれませんが、”Active(活発な)”の反対語です。

品詞と発音

  • 品詞:形容詞
  • 発音:イナクティヴ [ɪnˈæktɪv]

“Passive”と同様に、動きがなく反応が少ない様子を表す言葉ですが、”Inactive”は単に動きや活動がない状態を指します。

“Inactive”の使い方

Aさん
His account has been inactive for over a year.

訳)彼のアカウントは1年以上アクティブでない。

“Receptive” – 受け入れやすい

“Receptive”は「受け入れやすい」という意味を持つ英単語です。

何かに対して柔軟で、他人の意見や新しいアイデアを積極的に取り入れる姿勢を指します。

たとえば、会社の方針と異なる意見に対して受け入れる態度を示す人に対して、”Receptive”と言うようなイメージです。

品詞と発音

  • 品詞:形容詞
  • 発音:リセプティヴ [rɪˈsɛptɪv]

“Passive”と比較すると、反応的な面は似ていますが、”Receptive”には積極的に受け入れるニュアンスが含まれており、柔軟な姿勢を示します。

“Receptive”の使い方

Aさん
She is very receptive to new ideas.

訳)彼女は新しいアイデアをとても受け入れてくれる。

まとめ

こちらの記事では「パッシブ」というカタカナ表現から、英単語の”Passive”について詳しく解説してきました。

さまざまな側面からパッシブについて学んできたので、最後に復習しておきましょう。

  • 「パッシブ」は「受動的」という意味。
  • 「パッシブ」は英単語の”Passive”に由来。
  • ゲームでは「パッシブスキル」として自動的に発動する能力を表す。
  • 「パッシブ」の反対語は「アクティブ」となる。
  • “Passive”は自己発信ではなく、外部からの働きかけを受け入れる状態を指す・

“Passive”の関連表現も活用することで、表現力が豊かになります。今回の記事を出発点に、さまざまな場面で使える知識として身につけていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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